遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS(ゆうぎおう ざ だーく さいど おぶ でぃめんしょんず)
遊戯王生誕20周年記念作品でもあり、漫画遊戯王の最終回から半年後を描いたアフターストーリー。
原作者である和希自らが脚本を担当していることが、本作の特徴の一つといえるだろう。
尤も、これらの差異が劇中で大きくクローズアップされるわけでもなければ(*2)(*3)、これ以外に目立った差異要素がほぼ登場しない(*4)ことに加えて、
再集結したDMメインキャストやスタッフ、劇伴やSE等の音声、一部劇中アイテムのデザイン等といったDMの要素も数多く登場するため、
原作未読のDM視聴者でも十二分に楽しめる内容となっている。
さらに、原作及び本劇場版を指すパンフレットでは「宇宙は1枚のカードから生まれていない」と明記されたことから、宇宙が1枚のカードから生まれたのはアニメDM及びその後の時系列のGX、5D's、ZEXALの世界だけである。
「生け贄」「リリース」「アドバンス召喚」などの原作・DMの後に変更・追加された一部デュエル用語に関しては劇中セリフおよびカードテキストでは「破壊」などの別の言葉に置き換えられているか省略されている(*5)。
テレビシリーズの本放送及び再放送枠では特集も放送され、更にジャンプにて2週にわたり読みきりも掲載された。
前売り券購入特典は新規イラストが描かれた《青眼の亜白龍》のカードと限定クリアファイル。
劇場では入場者特典として限定特典カードも配布された。
一週ごとに特典カードが変わる仕様で、順に《破壊竜ガンドラX》→《暗黒騎士ガイアロード》→《レモン・マジシャン・ガール》→《守護神官マハード》が配布された。
あらすじ(公式サイトより抜粋)
海馬コーポレーションの社長にして決闘者の頂点に君臨する海馬瀬人や、
仲間たちと数々の死闘を繰り広げたが、過去との因縁により、
もう1人の自分との闘いを余儀なくされ、遊戯と闇遊戯はついに決別し、別々の道へ旅立つこととなった。
そうして、闇遊戯との最後の決闘を終えて、日常を取り戻したかに見えた遊戯たち。
その前に現れた謎の少年《藍神》。
そして、世界中で次々と起こる謎の失踪事件。
ただひたすら千年パズルを捜し求める海馬。
すべてのピースが合わさるとき、再び決闘の幕が切って落とされる!
登場人物
武藤遊戯
トレードマークの一つだった千年パズルは既に封印されているため身に付けていない。
が、彼もまた千年パズルを巡る大騒動へと誘われる事となる。
海馬瀬人
原作及びDMでは特徴的だった高笑いだが、今作では皆無と言っても過言ではない(新型デュエルディスクのCMと城之内の妄想のみ)。
しかしそのぶっ飛んだ思考・行動にはかなり拍車がかかっている。
戦いの儀を見届けたことでアテムへの未練はまったくなく、アニメDMの次回作たるGXでは、ドーマ編の影響からかデュエルモンスターズの精霊の謎を解明するためにデュエルアカデミアを創設し、宇宙のエネルギーをカードに宿す企画などやはりオカルト要素満載の行動をしている。
しかし最終的には自らの精神を冥府へ転送するという行為に至っているため、海馬という存在がオカルト要素に自ら身を投じるようになるということは原作・アニメのどちらの存在でも必然だったといえる。
藍神
主なスタッフ
それ以外にも原画で高橋和徳、羽山淳一など歴代遊戯王に携わったアニメーターが多数関わっており、同窓会的な一面も強くなっている。
監督:桑原智
脚本:高橋和希、桑原智、彦久保雅博
絵コンテ:高橋和希、桑原智
演出:茉田哲明、牧野吉高、武藤公春
キャラクターデザイン・総作画監督:加々美高浩
総作画監督補:横田明美
音楽:池頼広、光宗信吉、中村和宏
編曲:蓑部雄崇、福田康文
アニメーション制作:ぎゃろっぷ
サウンドトラック
テレビアニメのサウンドトラックと違い、こちらは『SOUND DUEL』の名称は用いられていない。
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何か事情があったのか後に「TRIBE(部族、集団などの意)」と改名させられている(*6)。