遊戯王によくある事の1つ。
初出は
遊戯王5D'sの第30話「わが名はクロウ!飛べブラック・バード」にて、
クロウがセキュリティ隊員相手に手札から罠カード《デルタ・クロウ - アンチ・リバース》を発動した時。
クロウ「(後攻1ターン目からBFを3体展開しながら)更に俺は手札から罠カード《デルタ・クロウ - アンチ・リバース》発動!」
セキュリティA「手札から!?」
セキュリティB&C「手札から罠だと!?」
このあとむちゃくちゃにワンキルした。
…という、「手札から罠カードを発動」という突飛な戦術に対して入れられた驚嘆なのだが、再びクロウが
チーム・ラグナロク戦で墓地から《ブラック・ウイング》を発動。
ブレイブ「墓地からトラップ発動だって!?」
ドラガン「墓地から!?」
ハラルド「墓地からトラップだと!?」
アキ「墓地からトラップなんて!すごい!!」
MC「ぼ、ぼぼぼ墓地からトラップを発動したぞぉぉ!!!!!!」
凄まじいスタンディングリアクション。
このシーンがネタにされてから、フィールド以外で主に罠カードが発動した時に「~から罠だと!?」とお約束のようにギャラリーから連呼され、ネタになるようになった。
因みに、自分で驚いておきながらハラルドは後に墓地から罠カード《ギャラルホルン》を発動させていたのは聞かなかったことにしておこう。
と、このように5D'sで登場したのは「墓地から罠」「手札から罠」だったが、後続シリーズの
ZEXALでは幾度となく罠カードが墓地から発動した他、バリエーションが更に増加。
- 除外されたときに発動する罠カード《エクシーズ・ディメンション・スプラッシュ》
- デッキから発動する罠カード「ヌメロン・リライティング」シリーズ
- X素材を使う効果の発動以外で相手モンスターのX素材が増減したときに手札から発動できる速攻魔法《ギミック・ヴェンジェンス》
最後わかりにくすぎである。
その次の後続である
ARC-Vでも第7話にして早速
黒マスクの男が墓地から魔法カード《幻影騎士団 シャドー・ベイル》を発動させており、今後とも「~から罠・魔法」の更なる進化が期待されている。
OCGで実際に手札から発動できる罠カードはクロウが使用した2枚の他、《タキオン・トランスミグレイション》のみ。
「手札から罠カードを発動することができる」効果を持つモンスターに《処刑人 - マキュラ》《ジェット・ロイド》《バブルイリュージョン》《アトラの蟲惑魔》の4枚。
どれも搭載デッキが限られている上、汎用性に優れた《処刑人 - マキュラ》は禁止カード認定をくらっているので、いかに「手札から罠」が強力かが窺い知れる。
最終更新:2014年08月09日 17:38