あらすじ
ある日デュエルモンスターズの大会をテレビで観戦していた遊戯達の下へ届いた一通の小包。その中身はデュエルモンスターズを生み出した創始者・ペガサスからのビデオレターであったが、中身を再生すると遊戯へ勝負を挑んできたのは何とビデオの中のペガサス。圧倒的な力に成す術もないまま、双六の魂をペガサスの千年眼に奪われてしまった!双六の魂を取り戻すため、そして城之内は妹の手術代を手に入れるために招待された大会「決闘者の王国」へ参加することに…。
初々しい[[棒読み]]の遊戯やあまり荒ぶっていない海馬、声が闇サトシじゃないバクラ、デュエル駆け出しの城之内の勇姿を観ることができる貴重なシリーズである。
またルールも
「ライフポイントは2000、生け贄不要、直接攻撃不可」「フィールド・パワーソースという特殊な地形効果を利用できる」「通常魔法を相手ターンに使用可」という以後とは全く違うものであり、今となっては全てが異質なストーリーでもある。
中でもフィールド・パワーソースを名目にしたTRPG的要素の存在感は凄まじく、
- 岩石の巨兵で攻撃するのは月(魔法カード)
- 墓場フィールドにてリビングデッドの呼び声(当時はオリカ)で、ゾンビモンスターが何度も強化再生
- 闇 晦 ま し の 城
といった多くの
俺ルール伝説を残した。時の魔術師も一種の…俺ルール伝説か…?
描かれた対戦カードは以下の通り。
+
|
... |
- 武藤遊戯 vs ペガサス・J・クロフォード(1回目)
- 武藤遊戯 vs インセクター羽蛾(1回目)
- 城之内克也 vs 孔雀舞(1回目)
- 武藤遊戯 vs 梶木漁太
- 武藤遊戯 vs 死のモノマネ師
- 城之内克也 vs ダイナソー竜崎(1回目)
- 武藤遊戯 vs バクラ(1回目)
- 武藤遊戯 vs 闇のプレイヤーキラー
- 城之内克也 vs 海馬瀬人(1回目)
- 城之内克也 vs ゴースト骨塚
- 武藤遊戯&城之内克也 vs 迷宮兄弟
- 武藤遊戯 vs 海馬瀬人(2回目)
- 真崎杏子 vs 孔雀舞
- 海馬瀬人 vs ペガサス・J・クロフォード
- 武藤遊戯 vs 孔雀舞
- 城之内克也 vs キース・ハワード
- 武藤遊戯 vs 城之内克也
- 武藤遊戯 vs ペガサス・J・クロフォード(2回目)
|
意外にも「遊戯vs城之内」という対戦カードはこの王国編の決勝戦のみだったり。
(元々原作では「ペガサスに手の内を必要以上に晒したくない」という理由で決勝戦がカットされたが、アニメでは完全補完された。)
バクラ戦(モンスターワールド編アレンジリメイク)と杏子と舞のデュエルもアニメオリジナルである。
最終更新:2024年06月30日 03:14