唯澪@ ウィキ

プールにて。

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yuimio

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プールにて。


律「よーし、今から競争でもするか」
唯「え、競争。やるやる」
律「クロールで向こうまで行けた人の勝ちってことで」
ムギ「おー」
梓「いいですね」
澪「私はやらないぞ」
唯「えーやろうよ、澪ちゃん」
澪「パス、誰か一人見守ってないと不安だろ。何かあった時とか」
唯「そんなこと起こらないって、だって、ここはムギちゃんの家が経営しているプールなんだから」
澪「それでも、不安だから私は見てるぞ」
唯「もー頑固なんだから」
律「まぁ、放っておこうぜ。それより、みんなプールに飛び込め!!」
唯「おー」
ジャバーン。
律「よし、じゃあ一番早く向こうまで行けた人が勝ちな」
ムギ「うん」
梓「絶対に負けませんよ」
唯「私だって」
律「よーい、ドン!」
唯たちは泳ぎ続けた。
けど、唯は。
唯「えいっ、えいっ」
澪(唯、それはどう見ても犬掻きだろ)
唯「よいしょ、おいしょ」
律(絶対に勝つ!)
ムギ(やっぱり厳しいわ。こうなったら、仕掛けでも出して、攻撃しようかしら。ううん、それは反則よね)
梓(泳ぐ前に、たい焼きを食べておけばよかった。でも、頑張るぞ)

すると、唯に異変が。
唯「あぶぅ、あぷあぁ」
澪「え、唯!?」
唯が溺れているのを見て、助けに入った澪。
ジャバーンとすぐにプールに飛び込み、唯のところに駆け寄った。
唯「あぶぅあばぁあ」
澪「大丈夫か、唯!!」
唯を落ち着かせるため、体を支えてあげた。
すると、何とか自分で立つ事ができ。
唯[ハァハァ、びっくりした」
澪「びっくりしたのはこっちの方だ、まったく。でも、唯が無事でよかった」
唯「えへへ、すんませんでした」
澪「私が見ていなかったら、どうなっていたことか」
唯「助けてくれてありがとう、澪ちゃん。澪ちゃんは私の命の恩人だよ」
澪「え、そんな大げさな///」
唯「大げさだよ、だって澪ちゃんが助けてくれなかったら、私は溺れて病院いきだったんだから。だから、本当に澪ちゃんには感謝してるよ。ありがとう、澪ちゃん」
澪「////」
唯「ふふふ。ねぇ、これからでも遅くないよ、一緒に泳ごうよ」
澪「え、でも…」
唯「大丈夫だって、何かあったら係りの人が助けてくれるから。ねっ、一緒に泳ごう、澪ちゃん」
澪「ん…まぁ、少しだけなら」
唯「うん、じゃあ少し遅れちゃったけど、私たちで競争しよう」
澪「あぁ」
唯「いくよ、よーいドン」
唯の合図で、二人は泳いだ。
澪はクロールで、唯は犬掻きでだが、泳いでいても唯はずっと心の中で
「澪ちゃんありがとう」と感謝し続けていた。

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