脱ゆ4
読んでてイライラする人は速やかに離脱してください
駄文です。 長ったらしいです。スイマセン。
男は一家を自宅に再び迎え入れた。親れいむは精神衛生上の理由で子
ゆっくりとは別の部屋に置かれた。
この男が興味を持っているのは今のところこの親れいむだけである。
他の子ゆっくり達はどうやらゲスとまではいかないが、わがままが目に余るので男は飼いたいとは思わなかった。どうにかして手放したい。
しかし、親れいむの納得しない理由で子供を処分してしまっては後々自分に懐かなくなるかも知れないと考え、男は親れいむにやんわりと条件を承諾させる。
「なあれいむ。これからこの子たちの適性試験を行うけど、君たちの子供がもしゲスならこの家では飼えない。別の所へ行ってもらうことになる」
「ゆゆ!そんなのゆっくりできないよ!!ぜったいやめてね!!」
「君はゲスじゃないだろ?とってもゆっくりしたゆっくりなんだろ?ならその子供ももちろんゆっくりしたゆっくりなんだよね?」
「もちろんだよ!!れいむの大切なおちびちゃんたちはとってもゆっくりしたゆっくりなんだよ!!」
「じゃあゲスなんてことはまずないよね?」
「もちろんだよ!!なんどもいわせないでね!!」
「君たち一家が仲良くこの家で過ごせるようになるためにはこの適性試験に合格する必要があるんだ。でも君の子供なら心配ないじゃない。
もう合格したも同然なんじゃないかな?だから適性試験をしちゃってもいいよね?」
「ゆ・・・ゆ~ん・・・・・」
「万が一適性試験を落ちちゃったら君たちは一緒に暮らせないけど、君の子供たちならきっと合格するから大丈夫だよ。だから・・ね?」
「そうだね!おちびちゃんたちなら大丈夫だね!!とってもゆっくりしてるかられいむ安心だよ!!おにーさん!!そのテキセイシケンっていうのを
おちびちゃんたちにしてあげてね!!」
れいむには納得してもらった。これで不合格になれば子供達を上手く追い出せる口実になる。しかし、合格したらしたで、飼うのもいい。
きっと上手く調教すれば優秀な飼いゆっくりになるだろう。
一日だけだが寒さにより消耗した子ゆっくり達を暖かい部屋で養生させた。
そして次の日、男は子ゆっくりたちに名誉挽回の方法などそれらに関係することについて告げる。
まず男はかなり成長した実ゆっくりがたくさん成った茎を成長促進剤入りの砂糖水の入れてある花瓶にさす。実ゆっくりの数は10個。
そしてこの実ゆっくり達はゲスとゲスの間に生まれたゲス・サラブレッドである。
今から子ゆっくり達は全員で力を合わせてこの実ゆっくりたちにゆっくりできない事を言い、ゆっくり出来なくさせ、枯らしてもらう。
その際、決して茎を揺らしたり、してはならない。やっていいのは声を掛けるだけ。
ゆっくりできなくて枯れた実ゆっくりの個体はすぐに黒ずみ、逆に産まれてから殺された個体はすぐには黒ずまない。だから生まれ落ちた個体を殺してしまうと言う不正は不可能。
実ゆっくりは今日か明日には産まれる。
ちなみに中にはしぶとくて産まれてしまう個体もいる。そのため、生まれてしまった場合のペナルティーを用意する。
子ゆっくり達は赤ゆっくりを一匹生まれさせるごとに、その都度、細い針を底部から中枢餡に向けて埋め込む。
(ちなみにこの針は「ゆ虐マニア」というメーカーが作っている虐待用に開発されたゆ虐針(子ゆっくり用)と呼ばれるものである。
その目的・用途は虐待跡を体に一切残さずにゆっくりを虐待することである。主な客層は
ゆっくり虐待は好きだけど人の目が気になるという人向けである。
その針はその細さ故に、中枢餡まで突き刺してもゆっくりは死んだり、障害を残したりすることはないように作られている。
しかし、中枢餡を刺して刺激してしまう事によりすさまじい激痛(主に頭痛)や嘔吐感等を引き起こす。
動いたりする度にその激痛は大きくなり、スッキリはもちろん、跳ねて移動することも困難になる。
また、その痛みは差し込む本数に比例するが、子ゆっくりならば5本以上打ち込むとその痛みにより死んでしまう個体が出てしまう。
針を入れた時はゆっくりに激しい体罰を加えるとその衝撃により針が横にズレ、中枢餡を大きく傷つけることがあるため死ぬことがあるので留意。
この針は自然に出てくることは未だ確認されていないため、ゆっくりがこの痛みから解放されるためには死ぬか、人間に取ってもらうかのどちらかである。
説明書には「これはあくまで飼いゆっくりへの躾用商品なので野生のゆっくりへの使用等は避けてください」と書いてある。)
これらのペナルティは赤ゆっくりが生まれて、それを人間に発見された時に、即、行われる。
生まれた赤ゆっくりを何らかの理由で死なせてしまった場合、その時点で子ゆっくり達は適性試験は不合格となり、子ゆっくり達全員はゲス判定を下され、寒空の下へ投げ飛ばされる。
一匹も生まれさせなければその時点で即適性試験は合格とする。また産まれてしまった個体は一匹も欠けることなく無事に子ゆっくりサイズまで育て上げれば適性試験は合格とする。
男は子供達が理解するまで何度も説明した。その間子ゆっくり達は顔色が悪くなり、餡子を吐きそうになる者もいた。
「そんなのゆっくりできないよ」と反論する者もいたが、嫌なら別に受けなくてもいいよと言ったら黙った。
「それじゃあスタート。がんばってね」
子ゆっくり達は一斉に実ゆっくりに対してソプラノボイスの罵声を浴びせる。
実ゆっくりはゆっくりできないと強く感じると、自らゆっくりするために死を選び、黒く朽ちる習性がある。
このような自殺とも呼べる現象が確認されているのは実ゆっくりだけだ。
「ゆっくりしないでね!!!うまれないでね!!!そのまま死んでね!!」
「このゲス!!なにのんびり寝てるのおお!!?早く死んでね!!!」
子ゆっくり達は必至の形相でこれから生まれ落ちるであろう実ゆっくりに対し、罵声を浴びせる。
実ゆっくり達は耳はすでに機能しているようで、その声を聞くとピクンと反応する。
始めは目を閉じ、ゆっくりとした笑顔を浮かべていた実ゆっくり達だが、その呪いの声とも呼べるものにより表情は少しずつ曇ってゆく。
しかし、どれもまだはっきりとした意識はないらしい。そのうち一匹の実れいむが意識を持ち始める。
(ゆんゆん・・・しょろしょろうまれりゅよ・・・・・ゆっくちちたいよ・・・)
(はやきゅおきゃーしゃんとあいしゃつしちゃいな・・・どんなおきゃーしゃんなんだろう・・たのしみだにぇ)
(ゆゆん・・・?なにきゃきこえりゅよ・・・・ゆっくちできないよ・・・・?)
意識を持ったとはいえ完全に覚醒していないとはっきりとは外部の音を認識できない。わずかに聞こえるくらいである。
次第に意識をはっきりと覚醒させる実れいむ。そして外部の音を聞くために集中してみる。すると怒気を含んだ声が聞こえてくる。
(ゆゆゆゆゆ・・・・・にゃんだきゃゆっくちできにゃいよ・・・・・こわいよおおおおおきゃーしゃーん・・・)
「ゆっくり死んでね!!そのまま死んでね!!!」
ゆっくりしないで。死ね。ゲス。ゴミ。クズ。生まれないでね。だれも生まれることを望んでない。悪魔の子。と実れいむの心を深く深く抉る言葉が実れいむに掛けられる。
実ゆっくりとして眠っている時、その誕生をみんなから祝福されることを夢みていた赤ゆっくりにとってその言葉はあまりにゆっくりできなかった。
「ゆぅ・・・・おきゃーしゃ・・ん・・こわいょぉ・・・・たしゅけちぇぇ・・・・」
子ゆっくり達は赤ん坊に対する言葉とは思えないくらいその言葉に怒気を込める。
三匹から全力をもって発せられる罵声は実れいむの精神を削り、徐々に元気をなくさせる。
さきほどまでぷっくりとしていた実れいむの顔にはしわがいくつも出来ていた。そしてそのしわはさらに深くなる。
「も・・・・ちょ・・・ゆっくち・・・しちゃか・・ちゃよ・・・・」
実れいむはあまりにゆっくり出来なくて、ユブブブブといいながら餡子を吐き散らし、黒ずみ床へ落下した。(実ゆっくり 残り9)
「やっと死んだよこのクズ!!」
「さっさと次のゲスを殺すよ!」
そして子ゆっくり達は再び罵声を浴びせさせ続ける。
次に意識を持ったのは実まりさである。実まりさはその大きな、怒りの満ちた声に驚き思わず目を開けてしまう。
その視界に映ったのは、顔を真っ赤にし、青筋を立て、唾を飛ばしながら、自分に怒声を浴びせる「親達」の姿だった。
赤ゆっくりは初めて見たゆっくりを親と勘違いする習性があるのでこの子ゆっくり達を3匹もいるのに親だと認識してしまったのだ。
現にこの子ゆっくり達は子ゆっくりとしては大きい部類に入る。今や成ゆっくり間近のサイズである。
あまりにもゆっくり出来ない顔を向けられているせいで実まりさは「ピキィ!」と声をあげながらしーしーを噴き出させる。
「おきゃーしゃん!!ゆっく・・・ゆっくちしちぇにぇ!!!まりしゃをゆっくちさせちぇえええ!!」
「うるさいよ!!お前なんかゆっくりしなくていいんだよ!!」
「さっさと朽ち果ててね!!このあぐまああああ!!!」
ソプラノボイスの罵声はこの実まりさの心を痛めつける。その声を30分も延々に聞かされ、ぐったりし始め、深いしわが体中にできる。
「ゆ・・ゆうぅぅ・・・おきゃーしゃん・・・・ゆっくち・・・ゆっく・・ゆげぇ!!」
赤まりさはあまりのゆっくりできなさに気分を悪くし、餡子を吐く。そして憐れそうな潤んだ目で子ゆっくり達をみつめる。
自分はこんなにもかわいくて、ゆっくりしているのにこんなに苦しんでいる、かわいそうだと思うでしょ?助けたいと思うでしょ?と訴えた目で・・・
自分はかわいい、ゆっくりしていると思うのはゆっくりの本能である。特に赤ゆっくりはその傾向が強い。
「汚い子がこっち見てるよ!おーいやだいやだ。ゆっくりできないね!!」
「向こう向いてね!!不愉快だよ!!このゲス!」
「ゆぶ・・・おきゃー・・しゃん・・・ゆげえ!!ゆげ・・ゆげえええええ!!!!」
実まりさはかわいさ、ゆっくりらしさを全否定され、餡子を吐き散らし、落下した。弱り切った黒い肌は落下すると破れ、床に黒い花を咲かせる。(実ゆっくり 残り8)
「ゆふー・・・ゆふーーー・・・・やっとしんだねこのゲス」
「ゆはー・・ゆは・・・れいむつかれたよ・・・ゆはー・・・」
さきほどからずっと叫び続けている子ゆっくり達はかなり消耗していた。しかしまだ適性試験は始まったばかり、ここで休憩するわけにもいかなかった。
子ゆっくり達はこんな感じでさらに二匹を朽ち果てさせる。(実ゆっくり 残り6)
「ゆ・・ゆっくりしないで・・・ね・・・・・うまれてこないでね・・・」
「ゆあああ・・・・・つかれたよお・・・のどかわいたよおお・・・」
さすがに4時間近く叫び続ければ、消耗が激しいらしく子ゆっくりたちは叫ぶ事もできなくなっていた。それを見ていた男は子ゆっくり達に休憩を提案する。
「お前ら疲れたろ。ほら、クッキーにオレンジジュースあるぞ・・あまあまだよ。これで体力回復でもしたらいい。」
「ゆ!!あまあま!!?」
末女子まりさが一番に反応する。そして男の元へ行き、あまあま(クッキー)を食べる。
「むーしゃむーしゃ・・・しあわせーー!!!」
疲れたときに食べるあまあまは格別のようだ。その様子をみていた姉等も「いいなー」など言いながら末女子まりさの元へ来て食べ始める。
しかし、子ゆっくり達はこぼさない様に食べているため食べる速度は遅い。
その間実ゆっくり達には声は一切掛けられていない。先ほどの曇った表情は少し和らぎ、またいつものようなゆっくりとした笑顔になり始める。
その間に一匹の赤れいむが今がチャンスだと言わんばかりにその身を揺らし始め、そしてポテッと音を立てて生まれ落ちた。(実ゆっくり 残り5)
「ゆ・・ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!!!」
その音に食べることに夢中になっていた子ゆっくり達は一斉に音の方向を見る。
「「「ゆううううう!!!!!?なんでうまれでるのおおおおおお!!!!?」」」
「おきゃーしゃんたち・・・ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!!」
ゆっくりしていってねと返してもらえなかった赤れいむはもう一度挨拶をする。
「ほらお前ら・・ペナルティだな。」
男は10センチ位の長さの「ゆ虐針」を手に取り、末女子まりさによく見えるようにかざす。
「これからこいつをお前らのアンヨに深く差し込みます」
「ゆううう!!!!?そんな長いのさされたらゆっくりできないよおお!!!しんじゃうよおお!!!!?」
「死なないように設計されてるから大丈夫。」
そういって男は末女子まりさの底部にその細い針を突き刺す。
「ゆぶううううう!!!・・・ゆゆ・・・・・・・あまりいたくな・・・・い・・?・・・」
針は細く、体の中に入っただけではそこまで痛くならない。せいぜいチクっとしたくらいだ。しかし中枢餡にその針が届いたとなるとそうはいかない。
ズブズブズブズブ・・・・・
「ゆび!!!・・・・・ゆびいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!?」
針を根元まで刺すと末女子まりさはその体の内側より発せられる痛みに顔を歪め、体をグニグニと動かす。体中からなぞの体液を垂れ流す姿からして痛みは相当なものだろう。
刺し終えた末女子まりさを放し、次は二女子れいむを手に取る。そして同じことを施す。
子ゆっくりたちに全員に針を埋め込み終わる。はじめはその痛みに慣れないせいか、子ゆっくりたちはその場から動かずただブルブルと震え、痛みによる声をあげるだけであった。
「ゆぐうぐぐぐ・・・ぎぼじわ゙る゙い゙よ゙おおおおおおお・・・」
「ゆびいいいいい!!!いだいよおお・・・?!!」
「ほらお前ら・・・そんなことしてていいのか?また生まれちゃうぞ?」
「ゆうう!!」
バイン!!「ゆぐ!!!?」 ボイン!!「ぎゅべえ!!!」
子ゆっくりたちは跳ねるとその衝撃により針が中枢餡を刺激し、痛いのでズリズリと底部を器用に動かし、実ゆっくりの元へ行く。
それでも痛いようで、子ゆっくり達が移動した跡には大量に滲みでた汗が、まるでナメクジが歩いたような濡れた跡を残す。
「ゆえええええええええん!!ゆえええええええええん!!」
そこには先ほど生まれた赤れいむが挨拶を返してもらえない事で悲しみ、泣いていた。実ゆっくりはみな生まれたら両親に祝福され、元気に挨拶を交わすことを夢見ている。
挨拶も返してもらえず、すりすりやペロペロすらしてもらえなかった赤れいむは悲しかった。なぜこんなに悲しいのか分からない位悲しかった。
そんなとき親と認識した三匹の子ゆっくりたちが赤れいむの元へ向かってくる(正確には実ゆっくりの所だが赤れいむにはそう見えた)
「ゆぐっ・・・ゆぐっ・・・おきゃーしゃん・・・ゆぐっ・・・・」
きっと自分に「さっきはごめんね」って謝ってから挨拶してくれる。すーりすーりしてくれる。ぺーろぺーろしてくれる。と淡い期待を抱く赤れいむ。
しかし、その期待は裏切られる。子ゆっくり達は赤れいむを避けて、その後にある実ゆっくりの所へ向かう。
「どぼじでぇ!!!!?」
子ゆっくり達は赤れいむのことなど眼中にはない。無視する・・というか気にしてもいない。今は実ゆっくりを朽ち落とす事に集中している。
「おきゃーしゃん!!・・・れいみゅ・・・れいみゅ・・・あいしゃつしちゃのに・・・・どうちてあいしゃつしちぇくりぇにゃいにょ?・・
ゆっくち・・・ゆっくちかにゃしいよ・・・あやまっちぇにぇ・・・れいみゅにあやまっちぇ「うるさいよ!このドゲス!!」ゆゆぅう!!!」
目障りだと感じた次女子れいむが赤れいむの所へやってきた。ほかの姉妹は再び実ゆっくりに対して怒声を浴びせている。
「さっきからうるさいよ!!お前が生まれてほんとにめいわくだよ!!!!死にたくなかったらさっさと向こうに行っててね!!」
赤れいむは唖然とした。親は子供を愛してくれるものじゃないの???と。まだ思考の鈍い赤れいむでも、怒られたということだけはハッキリとわかった。
「ゆ・・・・どうちて・・・どうちておこりゅにょ・・・・?れいみゅ・・・にゃにかわりゅいこちょしちゃにょ・・・?・・・」
「お前が生まれたことが悪いんだよ!!!どうして生まれてきたの!!?どぼじでうばれでぎだのおおおおおおお!!!!!?」
次女子れいむは手加減のない体当たりを赤れいむにかます。赤れいむはそのままくるくると転がりながら遠くまで飛ばされる。
「ゆぐっ・・・ゆげえ!!・・ゆ・・・ゆゆゆ・・ゆええええええええええええええええええん!!ゆええええええええええええええええええええん!!!」
かなり痛かったらしく、赤れいむは餡子を吐きだしながら泣きじゃくるが次女子れいむは無視する。
普段はこんな性格ではない温厚な次女子れいむであったが、針による激痛が常時襲ってくるのでかなりイライラしていた。
「うるさいから向こうで泣いててね!!このクズ!!」
そういって次女子れいむは再び実ゆっくりのほうを向き、怒声を浴びせ始める。
今また、実ゆっくり二匹が朽ち、落ちた。(実ゆっくり 残り3)
しかし中にはそうしない個体もいる。今よりもゆっくりするために、生まれ落ちれば今よりはきっとゆっくりできるだろうと前向きに考え生まれ落ちる個体。
(ゆうう・・・ゆっくちできにゃいよおおおお・・・・おきゃーしゃーん・・・・・・・)
ひたすら怒声を浴びせられる中、この赤まりさは母親に守ってもらうため、この状態を少しでも良くしてもらうために体を揺すって母親に呼び掛ける。
(ゆううううううう・・・・・じぇんじぇんゆっくちできにゃいよ・・・・おきゃーしゃんゆっくちさせちぇええ・・・・)
揺すっても一向に状況が変わらないので、ここで生まれようと決意する赤まりさ。自らの実を揺らし、生まれ落ちる準備をする。
怒声が若干激しくなったような気がするが気にはしてられない。今は一刻も早く生まれ落ちて少しでもゆっくりするんだ!と考え実を揺すり、ブチっと音を立て生まれ落ちる。
ポテッ 「ユックチ・・・・ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!!!!」(実ゆっくり 残り2)
「「「どぼじでうばれでぐるのおおおおおおおおおお!!!!!!???」」」
帰ってきたのは挨拶ではなく「どぼじでうばれでぐるのおおおおお!??」というものだった。それを聞いて赤まりさは自分が生まれた事を祝福されていないのだと思い悲しくなり涙が出た。
「ゆぅぅぅ・・・・にゃんでしょんにゃこちょいうのおおお!!???・・まりしゃ・・まりしゃは・・・ゆっくちしちぇりゅのに・・」
赤まりさにも分かる。「親達」の顔の表情は赤まりさが生まれた事を祝福してくれているものではないということが。
怒りに満ち、悲しみに満ち、絶望の入り混じる表情であった。どうして挨拶を交わしてくれないのだ、どうして生まれてきた自分を祝福してくれないんだと想う赤まりさ。
「ゆっく・・・ゆっぐ・・・ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!」
「「「・・・・・・・・」」」
子ゆっくり達は挨拶に一切答えない。忌々しくて答える気にはならないのだ。
「はーい。また一匹うまれちゃったね。君たち覚悟はできてるよね?」
「「「ゆわああああああああ!!!!」」」
「むちちないでにぇ!!!」
その声にビクっと体を震わせる子ゆっくり達。汗だくだくである。一番目はもちろん末女子まりさだ。
「ゆんやあああああああああ!!!!もうチクチクはやじゃああああああああああ!!!!」
「嫌よ嫌よも好きなうちってね~~そーれ」
プス・・・・ズブズブズブ・・・・
「ゆぐっ!!!!ゆぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」
また襲いかかるあの中枢餡から発せられる激痛に体をくねらせる末女子まりさ。その姿を見て引きつっている次女子れいむにも同じ作業を施す男。
「ハッハッハ・・遠慮するなよ」
笑顔で作業する男の顔は実にさわやかであった。その間、実ゆっくり達への罵声は止んだ。その隙を狙わんばかりにと残った実ゆっくり(残り2)は
必死に体を揺らす。そしてブチっと音を立て、茎から離れる。
「「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!!」」
「おやおやおや・・・そうこうしている間に・・残りの二匹も生まれちゃったねえ・・・もう二本ずつ追加だね!!!」
男はそういって子ゆっくりたちに針を刺す。子ゆっくり達に埋め込まれた針の総数は計4本である。単純計算でもさきほど一本のときの4倍の痛みがある。
「4本までなら死なないから安心してね。さて君たち。生まれ落ちたばかりのかわいいゲスッ子を育ててあげてね!!」
男は新たに用意したゆっくりフードを皿に盛って部屋からでていく。そのゆっくりフードは一番おいしいと言われるハチミツ風味だ。値段もゆっくりフードの中ではかなり高めだ。
その際暖房は消しておく。それにより室内は外ほどではないがかなり冷えることになる。室内で凍死したらしたで別にかまわなかった。
すでに時間は深夜であった。とりあえず男は全部生まれ落ちたのを見届けたので寝室へ行く。
最終更新:2011年07月30日 01:36