概要
顔はイケメン風だが、身長は三頭身程度と小柄。
どこかの王子様のような格好をしているが、彼の場合は王家の生まれというわけではなく、母親が出世を願って揃えたとのこと(
作者ブログ
より)。
作中では
ゾボロンとチームを組んだ魔物として初登場(第67話)。
お互いの術の力がもう一方にとって足りない力であったため、手を組む事を提案し合い、そこから2ヶ月もの間特訓してまでコンビネーションを身に着けた。
その際は「
最強のコンビ」を自負していたが、戦いの最中にあっけなくそのコンビネーションは崩壊。
ガッシュ・ベルと
ティオの本物の
コンビネーションに敗北する事となるが、新呪文「
モケルド」によって逃走する。
後にファウード編では
ロデュウの部下として(第179話)、クリア編では新人タレントとして(第295話)再登場を果たし、最後の10人まで生き延びている。
戦闘向きではないが逃げる事に向いた多数の術に加え、
ガッシュ達を驚愕させるほどの脚力(第68話)まで持っているので、なんだかんだ逃げ延びていた事は想像に難くない。
また、原作で最終的に覚えた術の数は9個で、ジョボイド系の攻撃術(最大でディオガ級)まで身に着けており、彼らも何らかの形で成長していた模様。
初登場回では、遊園地の海賊船アトラクションを、身長のせいで乗れないからという理由で壊そうとしており、パートナーのルーパーも「しょうがない子ね…」と応じようとしていた。
(当時使えた呪文は「ダレイド」と「ポレイド」だけのため、できても固めて動けなくするだけだった事は察せるが)少なくとも善良な性格ではない事が窺える。
再登場後も「ギャグキャラ寄りの小悪党」という立ち回りが目立った彼らだが、ファウード編(
ゼオン戦)では欠かせない活躍を果たしていたのも確かである他、クリア編に至っては原作屈指の感動エピソードが描かれるなど、良い意味で印象的なシーンも多い。
代表的なカード
魔物カード
場にある限り、相手のイベントカードのコストを1増やす事ができる。
地味な効果ではあるが、長期的に見れば相手に掛かる負担は大きく、同じ効果を持つ
ルーパー《パピーにラブソングを》を併用すれば、更に効果的に使用できる。
MP枯渇と組み合わせて相手にイベントカードを使わせないという戦法も視野に入る。
バトル中にMPを2払って使用し、このバトル中に対象の魔物1体で、自分の魔本へのダメージをかばう事ができるようになる。
相手は迂闊に攻撃すれば自身の魔物に被害が出てしまうので、攻撃しにくくなるのは間違いない。
かばえない攻撃に無力であったり、攻撃前のタイミングで対策されてしまう可能性があるのは課題だが、それを含めても効果自体は強力と言えるだろう。
お互いのエンドフェイズごとに「この魔物を健康状態にする(石版状態からも回復)」効果と「【ステイ】か【スタンバイ】中の効果1つを取り除く」効果を使用する。
ノーコストで健康状態になれるので、毎ターン1回まで「かばう」等でダメージを負う役目を任せられる。
解除効果も現環境においての重要度は高く、そちら目的でもノーコストで毎ターン使えると言うのは頼もしい。
ジャマーの心配がいらない「このカードが場にある→」効果である事に加えて、
石版状態でも発動する
という異例の効果なので、捨て札にされたり
ロード《悪しき力》等を食らわない限りは妨害にも強い事も優秀。
ただし、強制発動する効果であり、他に解除するものがなければ自分の解除したくない【ステイ】や【スタンバイ】を解除しなければならなくなる可能性がある点には注意。
H魔物カード
ゲーム中に1回だけ、オモテ向きになった時に相手の魔本の今のページのカード1枚を捨て札にする効果を持つ。
今のページのカードを捨て札にできる点は強力だが、
H魔物かつゲーム中に1回の効果なので、使うには上手く活かすための工夫が必要となるだろう。
W魔物カード
「使用を宣言する→」で、このカード以外のお互いの
W魔物を全て捨て札にできる。
使用に制限は掛かっていないので、ゲーム中に2回以上使用する事も、相手ターンで使用する事も可能。
W魔物を使うかどうかは相手次第なので刺さらない相手には刺さらないのが難点だが、ノーコストの
魔物破壊であり、相手の魔本次第では大きく刺さる可能性もある。
よって相手次第で場に出すという選択肢として
パピプリオか
ゾボロンを使う魔本に入れておいて損はないだろう。
なお、自分の他の
W魔物も巻き込んでしまうので、使用する場合にはこのカード以外の
W魔物は採用しないようにしよう。
パートナーカード
捨て札にして相手の魔物1体を対象にし、このターン中、相手はその魔物以外ではダメージを
かばえなくなる。
相手の選択肢を「対象の魔物でかばう」か「かばわない」の二択に狭める事ができ、ターン中続くので連続攻撃による捨て札狙いや、対象の魔物が捨て札になった後は事実上の
かばえない効果としての働きも期待できる。
最終的にかばうかどうかの選択権は相手にあるので、相手がどちらを選んでも大きな被害となる味方の攻撃とコンボさせよう。
場にある限り、相手のイベントカードのコストを1増やす事ができる。
パピプリオ《ダダっ子》と同様の効果であり、そちらの併用するのが効果的。
術カード
―第1の術「ダレイド」
MP3の非バトル術で、このターン中、相手は防御できなくなる。
ターン中防御を封じるというのは中々に珍しく、
ゾボロンや
バリーといった防御を封じる事が大きなメリットに繋がるカードとコンボさせる事が検討できる。
一方、そういったコンボを重視しなければ、防御を封じても大きなメリットは得られず、このカードのコストもやや高いので採用は慎重に考える必要がある。
MP3で魔力+4000のダメージのない攻撃術で、魔力勝負に勝てば、相手のパートナー1枚をゲーム中効果が使えない状態にできる。
コストがやや重く、防御で防がれたり、【ステイ】なので解除効果で使える状態に戻される可能性があったりとやや課題は多い。
しかし、除去効果ではないので
捨て札にならない効果で防がれず、2枚目以降を場に出して効果が使われるといった事態も起こらない。
扱いやすいカードではないものの、珍しい効果なので、魔本次第では使用を考える余地もあるか。
―第2の術「ポレイド」
MP3の非バトル術で、使用した次のターン中、対象の魔物1体の「魔物の効果」と術を封じられる。
相手の作戦を見極めれば妨害として大きく働く可能性がある一方、コストが高い上、【スタンバイ】と【ステイ】の両方を含むので解除効果にも弱い。
S-075 モケルドやイベントカード
E-024 プロフェッサー・ダルタニアン等とは比較の上で、どちらを採用するかを判断したい。
―第3の術「モケルド」
MP3の非バトル術で、次の自分のターンのエンドフェイズまで、お互いに「魔物の効果」と術を使えなくなる。
対象に取らず全ての魔物に効果が及ぶ上、効果が続くのも計3ターンと長い。
自分のカードも巻き込まれるので、このカードの効果が及ばないパートナー・イベント・
バルカン・
MJ12といったカードを使ったり、
レイラ《本物の力》のような自分だけ被害を軽減できるカードとコンボさせる等、考えて魔本を構築しよう。
―第4の術「ギガノ・ジョボイド」
MP5の魔力+5000・3ダメージ術で、相手の「
ダメージをへらす」効果を受けない効果を持つ。
パピプリオ唯一のダメージを与えられる術であり、防御にも使用可能。
しかし、パピプリオ自身の魔力は低く、この術の魔力も中級相応留まりなので不安は残る。
積極的に採用するのは難しいが、どうしてもパピプリオで攻撃せざるを得ない場合においては採用を考えられるだろう。
―第6の術「モスレイド」
MP3の非バトル術で、このターン中、相手は「「使用を宣言する→」以外の魔物の効果」や「コスト2以上の術」を使えなくなる。
対象を取らずに「このカードが場にある→」「MPを○へらす→」「このカードを捨て札にする→」の魔物の効果が一挙に封じられる上、相手の防御や一部の非バトル術まで防ぐ事が見込める。
パピプリオには競合する
術カードが少なくないが、幅広くノーデメリットで「魔物の効果」を対策して、自分が行動しやすくなる事を狙いたいなら優先する価値があると言えるだろう。
―第7の術「アミレイド」
MP3で魔力+4000のダメージのない攻撃術で、相手の魔物1体を対象にし、ゲーム中、その魔物の「魔物の効果」と術を封じる事ができるが、相手はお互いのエンドフェイズにコインを投げてオモテならこの効果を解除できる。
この効果自体による解除のチャンスはエンドフェイズなので、最低でも使ったターン中の妨害として働く事は期待できる。
やはり競合するカードはあるものの、選択肢の一つには入るだろう。
相性の良いカード
関連カードリスト
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魔物カード |
―魔物カード
―H魔物カード
―W魔物カード
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関連リンク
最終更新:2025年01月30日 21:13