M-171 シュナイダー
魔物 2000
このカードは場にあるとき「
ウマゴン」としてあつかう。
以上、枠囲み
《命名ウマゴン》MPを2へらす→【ステイ】相手の魔物1体を選ぶ。このターン中、その魔物のカード名を
「ウマゴン」にする(相手は、元のカード名の魔物の術を使えず、その魔物に本来のパートナーを新たに
つけることができない)。
パートナー=カフカ・サンビーム
僕の本当の名前はシュナイダーなんだよ~~
TBB1 R
スナック N
RE R
「シュナイダー」の効果を使って相手の魔物を「ウマゴン」にすれば、
その魔物はウマゴン以外の術を使うことができなくなるぞ。
「ウマゴン」になったら、その時についているパートナーはそのままだけど、
新たにパートナーをつけることはできない。
一見すると地味な効果だが、猛烈なコントロール性能を誇る。
最もわかりやすいのが術の妨害で、相手のバトル・インの確認に対して使えばその術の使用を封じられる。
バトル・インの確認は「何の効果で攻撃するのか」を宣言して行う必要があるため(
ADVルールのアクション④参照)、術者を把握してから《命名ウマゴン》が使用できる。
また、この効果による術封じは
プロフェッサー・ダルタニアンのような
「術を使えなくする効果」ではない。
「正しい術者でないと術は使えない」というゲームルールからの処理
であり、
ガッシュ・ベル《私は負けぬ》等の「「術を使えない」ときでもこの魔物で術が使える。」効果があっても本来の術は使えなくなる。
裏を返せば「術が使えない」という効果ではないため、FAQにあるように「ウマゴン」の術は使用可能になる。
パートナーカードやW魔物・VS魔物・S魔物を出す事への妨害も可能。
しかし、真ルールでは効果の割り込みが無くなったため、先に《命名ウマゴン》を使用しておく必要があり、こちらの使用方法は難易度が高い。
積極的に狙うのであれば、事前に相手の魔本を見る効果で相手の魔本の流れを把握しておくのが良いだろう。
また、相手の魔本を見ずとも狙いが察知できる場合なら《命名ウマゴン》を仕掛けていきたい。
例として
ウォンレイ《愛のために》が出されたら直後のアクションでリィエンが出される事が予想できるため、《命名ウマゴン》を使用してリィエンが出されるのを妨害するといった事ができる。
パートナーのカフカ・サンビームはウマゴンに対するメタ効果を持つカードもあり、それとのコンボ利用も強力。
《いねむり》は相手のウマゴン1体を捨て札にする効果を持っており、ジャマーで無効にされない効果を持つ。
《ウマゴンのしつけ》は相手の場のウマゴンの魔物の効果を使えなくする効果を持ち、
イベントカードのウマゴンも封じられる。
どちらが効果的かは環境を読んで判断する必要があるが、どちらにしても《命名ウマゴン》の対象の魔物に大きな負荷を掛けられるだろう。
欠点としてはコストがMP2なので、毎ターン使おうとすると他のカードの分のMPが厳しくなってしまう点だろう。
この効果はあくまで妨害用であり、これ単独でカードを除去したり、相手に攻撃したりという事はできない。
コントロール系魔本にしても他のカードのためにMPは必要になるので、ジリ貧にはならない魔本構築が求められる。
また、【ステイ】効果なので、上級者がよく使う
ロップス《かう!》や
リーヤVSザルチム《信念の裏切り》等の【ステイ】メタカードにも弱い。
使われる事を想定してジャマー効果も魔本に採用しておくのが良いだろう。
真ルールでも上記のように強いカードだが、旧ルールにおいてはその比ではなく凶悪だった。
- バトル中に使用すれば術者が不適切となり、術は無効となるが、使用はしているため
その分のMPは消費される。
- 相手の防御の術を見てから無効化する事ができる。(真ルールだと事前に魔本を見ない限り、相手の防御術を見てから《命名ウマゴン》を使用する事はできない)
- カードを場に出す時にも割り込めるため、パートナー・W魔物・VS魔物・S魔物を出そうとしたのを見てから使用して、対象不適切として妨害できる。
- S魔物は場に出す効果では出せないルールがあるため、これで妨害されるとゲーム中出せなくなる可能性も高い。
- E-080 スカイダイビング等の効果にも割り込む事ができ、相手の出そうとしたカードを見てから妨害が可能。(理由はE-080 スカイダイビング参照)
ただし、解決の最中に割り込む事はできないため、一度に出される「元となるカード」と「それに付けたり、それを捨て札にするカード」の関係性を妨害する事はできない。(例えばガッシュ・ベルと高嶺清麿が一度に出される際に、ガッシュ・ベルをウマゴンに変えて高嶺清麿を出せなくする事は不可能)
- 相手がウマゴンを出そうとした時に割り込んで相手の適当な魔物をウマゴンに変えると同名の魔物が既にいる扱いとなるため、
相手は出そうとしたウマゴンを場に出せない。
- カフカ・サンビーム《ウマゴンのしつけ》を出していると、相手の魔物の効果発動に割り込んで《命名ウマゴン》を使用する事で、その発動コストを無駄遣いさせつつ効果を妨害できた。
収録パック
FAQ
Q1.《命名ウマゴン》でカード名が「ウマゴン」になった魔物がいるとき、相手はウマゴンの術を使えますか?
A1.使えます。
Q2.相手は、《命名ウマゴン》でカード名が「ウマゴン」になった魔物の、本来の「魔物の効果」を使えますか?
A2.使えます。
Q3.《命名ウマゴン》でカード名が「ウマゴン」になった魔物から、「ウマゴン(シュドルク形態)」や「ウマゴン
(ゴウ・シュドルク形態)」に変身できますか?
A3.できます。
Q4.《命名ウマゴン》でカード名が「ウマゴン」になった魔物を捨て札にして、「ウマゴン」を含むW
魔物カードや
VS魔物カードを場に出すことはできますか?
A4.できます。
Q5.《命名ウマゴン》でカード名が「ウマゴン」になった魔物についていたパートナーカードは、捨て札にするのですか?
A5.そのままになります。
Q6.《命名ウマゴン》でカード名が「ウマゴン」になった魔物に「カフカ・サンビーム」をつけることはできますか?
A6.つけることはできません(魔物カードに「パートナー=カフカ・サンビーム」と書かれていないから)。
Q7.「金色のガッシュベル」の「このカードはガッシュ・ベルとしてあつかう」となっているカードのカード名を
「ウマゴン」にすると、どうなるのですか?
A7.この例の場合、その「金色のガッシュベル」は、カード名は「ウマゴン」ですが、「ガッシュ・ベル」として
も扱います。この場合、「ウマゴン」の術も「ガッシュ・ベル」の術も両方使えることになります。すごいですね。
Q8.相手の場にウマゴンが出ているとき、他の魔物に《命名ウマゴン》を使えますか?
A8.使えません。
最終更新:2023年12月20日 12:57