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*ばいばい、アース 317 名前: でへ 03/11/11 22:28 ばいばい、アース 冲方丁 角川書店 質・量共に読み応えの有るファンタジーでした。 独特の用語があるが、その用語の解説がない。 そのせいもあって、用語の意味がイマイチ ぴんとこない。 最初の部分の文章が読みにくい 最後はよく分かんなかった。 等の欠点はありますが、後半の話の盛り上げ方や、 文章は上手いと感じました。 これまで読んだ(冲方丁の)話の主人公は全部 「戦う少女」なんだよなあ 8点 109 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2006/04/12(水) 23:07:35 ばいばい、アース/冲方丁 絢爛豪華で奇想に満ち溢れた異世界描写に、まず圧巻された。 鳥も魚もその実体は花であり、石が時を刻み、樹は刃の実をつける。 剣士は「ソリスト」と呼ばれ、戦いは一種の楽奏である・・・といった具合に、 少しずつ「ズレ」て構築されたこの舞台は、凡百の似非ファンタジー世界など問題にしないほどの 存在感と異化作用を味あわせてくれる。 ただ、ストーリー展開そのものは真っ当過ぎるほどで、 それを様々な舞台装置や哲学用語で味付けしているのが、やや冗長というか胃もたれする感も。 結局のところ、「少女が旅発つまで」というだけのお話だし。もう少し短くても良かった気がする。 7点 *微睡みのセフィロト 278 名前: でへ 03/10/26 04:15 微睡みのセフィロト 冲方丁 徳間デュアル文庫 「マルドゥック・スクランブル」と、よく似た話でした。 カジノや「イタイ」話は出てこないし、設定もぜんぜん 違いますが、、、 感応者って言う超能力者が出てくるのですが、 「ジョジョの奇妙な冒険」っぽい話でした。 (上記のコミックは昔ちょっと読んだだけなので、  違っていたら、すいません。) レムを読むのに3週間かかった後では、 サクサクっと軽く読めたので良かった。 7点 *マルドゥック・スクランブル 106 名前: でへ 03/07/26 23:41 冲方 丁(うぶかた とう) マルドゥック・スクランブル 圧縮・燃焼・排気 ハヤカワJA(全3巻) あらすじを一言で言えば、 危うく殺されかけた少女が、特殊な相棒と、能力を得て、少女を狙った 犯人に法の裁きを受けさせようとする話です。 印象に残った場面を書くと ターミネーターのような相手との、まるで映画「マトリクス」 のようなアクションシーン(アクション好きな人、必読) 証拠を得るために潜入したカジノのディーラーとの息詰まるような駆け引き。 娼婦であった主人公やその友達などが受けた、児童虐待に関するとっても 重くて、イタイ話。 (戦いを通じて、主人公はそれを乗り越えようとし、成長してゆく、、、) 重くて、イタイ話もあるんですけど、一気に読ませていただきました 特に各巻のアクションシーン、2-3巻のカジノのシーンは圧巻でした。 26才でこんな話がかけるんだ、、すげえや 9点 もしかしたら今年のマイベストSFになるかもしれない。マジで 129 名前: 純粋呪文を検索 03/08/19 11:50 冲方 丁(うぶかた とう) マルドゥック・スクランブル 圧縮・燃焼・排気 ハヤカワJA(全3巻) 少女がサイバーパンクの世界でハードボイルドする話。 賭博のシーンが圧巻。 引用したいフレーズも溢れている。(「足なんて飾りですよ」は違うか) 別の視点というかサイドストーリーが乏しく、やや一本調子。描写も (俺にとって)わかりづらい箇所もある。 というかスレ立てろ、誰か。            8点 190 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/09/23 20:08 『マルドゥックスクランブル』全三巻 冲方丁 ハヤカワJA文庫 八点 おもしろかったー。  ・マトリクスっぽい戦闘シーン  ・カジノシーン 既出だけど、やはり俺もこの二点が強く印象に残った。 三巻全編、飽きることなく一気に読まされたという感じ。才能だね。 焦点が定まらないというか、未成熟というか、物足りない印象があるのと 同時にこれからの作品に期待できそうな作家に思えた。 次代の神林になれるかな? 最初、図書館で『マルドゥックスクランブル』シリーズ三冊を探したんだけど 地域の図書館になくて、本屋で購入。 当たり外れの不明な未知の作家の本をいきなり買ったのは久しぶり。 おまけ。 三巻のあとがきで「少林寺拳法のジェット・リー」とあったけど、 少林寺拳法は戦後に出来た日本産の武道だろっ、少林拳のほうだろっ、と やぼつっこみをいれてしまった。 332 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/11/20 15:15 『マルドゥック・スクランブル』冲方丁 全体のバランスを壊しかねないほど延々と続くカジノのシーン、 それでも引きつけられてぐいぐいと読んでしまいました。傑作。 パロットの感覚がどんどん広がり研ぎ澄まされていく様子が 「ビジュアル」に感じられる文章が良いです。 シェルに対する復讐が、殺すのではなく、「テメーの落とし前は テメーでつけろよ」ってかんじの慈悲と漢気あふれるやりかた だったのもよかった。 あえて文句をつけると: 「うっそり」いくらなんでも多用しすぎ。だんだん鼻について きます。 作中、繰り返し象徴として言及される「天国の階段」それ自体 の印象が薄くてあまり効果的でない気が。 ということで、9点 *マルドゥック・ヴェロシティ 72 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2006/11/26(日) 00:06:23 「マルドゥック・ヴェロシティ1」冲方丁 とりあえず1巻目。前作スクランブルのネズミが気に入ったので読んでみた。 つくづく、ラノベとして萌えネズミのイラスト入りで出版されなくて良かったと思う。 スクランブルでは主人公たちの敵だと認識して読んでいた人物がこちらの主人公なので個人的にはやや感情移入しにくいけど、 豊かなイメージ、独特の語り口、暴力満載、 今のところは先を読み進めずにはいられなくとても面白い。 ただし、スラッシュ( / )多用の文体が読みにくく、見た目も気になる。
*ばいばい、アース 317 名前: でへ 03/11/11 22:28 ばいばい、アース 冲方丁 角川書店 質・量共に読み応えの有るファンタジーでした。 独特の用語があるが、その用語の解説がない。 そのせいもあって、用語の意味がイマイチ ぴんとこない。 最初の部分の文章が読みにくい 最後はよく分かんなかった。 等の欠点はありますが、後半の話の盛り上げ方や、 文章は上手いと感じました。 これまで読んだ(冲方丁の)話の主人公は全部 「戦う少女」なんだよなあ 8点 109 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2006/04/12(水) 23:07:35 ばいばい、アース/冲方丁 絢爛豪華で奇想に満ち溢れた異世界描写に、まず圧巻された。 鳥も魚もその実体は花であり、石が時を刻み、樹は刃の実をつける。 剣士は「ソリスト」と呼ばれ、戦いは一種の楽奏である・・・といった具合に、 少しずつ「ズレ」て構築されたこの舞台は、凡百の似非ファンタジー世界など問題にしないほどの 存在感と異化作用を味あわせてくれる。 ただ、ストーリー展開そのものは真っ当過ぎるほどで、 それを様々な舞台装置や哲学用語で味付けしているのが、やや冗長というか胃もたれする感も。 結局のところ、「少女が旅発つまで」というだけのお話だし。もう少し短くても良かった気がする。 7点 *微睡みのセフィロト 278 名前: でへ 03/10/26 04:15 微睡みのセフィロト 冲方丁 徳間デュアル文庫 「マルドゥック・スクランブル」と、よく似た話でした。 カジノや「イタイ」話は出てこないし、設定もぜんぜん 違いますが、、、 感応者って言う超能力者が出てくるのですが、 「ジョジョの奇妙な冒険」っぽい話でした。 (上記のコミックは昔ちょっと読んだだけなので、  違っていたら、すいません。) レムを読むのに3週間かかった後では、 サクサクっと軽く読めたので良かった。 7点 *マルドゥック・スクランブル 106 名前: でへ 03/07/26 23:41 冲方 丁(うぶかた とう) マルドゥック・スクランブル 圧縮・燃焼・排気 ハヤカワJA(全3巻) あらすじを一言で言えば、 危うく殺されかけた少女が、特殊な相棒と、能力を得て、少女を狙った 犯人に法の裁きを受けさせようとする話です。 印象に残った場面を書くと ターミネーターのような相手との、まるで映画「マトリクス」 のようなアクションシーン(アクション好きな人、必読) 証拠を得るために潜入したカジノのディーラーとの息詰まるような駆け引き。 娼婦であった主人公やその友達などが受けた、児童虐待に関するとっても 重くて、イタイ話。 (戦いを通じて、主人公はそれを乗り越えようとし、成長してゆく、、、) 重くて、イタイ話もあるんですけど、一気に読ませていただきました 特に各巻のアクションシーン、2-3巻のカジノのシーンは圧巻でした。 26才でこんな話がかけるんだ、、すげえや 9点 もしかしたら今年のマイベストSFになるかもしれない。マジで 129 名前: 純粋呪文を検索 03/08/19 11:50 冲方 丁(うぶかた とう) マルドゥック・スクランブル 圧縮・燃焼・排気 ハヤカワJA(全3巻) 少女がサイバーパンクの世界でハードボイルドする話。 賭博のシーンが圧巻。 引用したいフレーズも溢れている。(「足なんて飾りですよ」は違うか) 別の視点というかサイドストーリーが乏しく、やや一本調子。描写も (俺にとって)わかりづらい箇所もある。 というかスレ立てろ、誰か。            8点 190 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/09/23 20:08 『マルドゥックスクランブル』全三巻 冲方丁 ハヤカワJA文庫 八点 おもしろかったー。  ・マトリクスっぽい戦闘シーン  ・カジノシーン 既出だけど、やはり俺もこの二点が強く印象に残った。 三巻全編、飽きることなく一気に読まされたという感じ。才能だね。 焦点が定まらないというか、未成熟というか、物足りない印象があるのと 同時にこれからの作品に期待できそうな作家に思えた。 次代の神林になれるかな? 最初、図書館で『マルドゥックスクランブル』シリーズ三冊を探したんだけど 地域の図書館になくて、本屋で購入。 当たり外れの不明な未知の作家の本をいきなり買ったのは久しぶり。 おまけ。 三巻のあとがきで「少林寺拳法のジェット・リー」とあったけど、 少林寺拳法は戦後に出来た日本産の武道だろっ、少林拳のほうだろっ、と やぼつっこみをいれてしまった。 332 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/11/20 15:15 『マルドゥック・スクランブル』冲方丁 全体のバランスを壊しかねないほど延々と続くカジノのシーン、 それでも引きつけられてぐいぐいと読んでしまいました。傑作。 パロットの感覚がどんどん広がり研ぎ澄まされていく様子が 「ビジュアル」に感じられる文章が良いです。 シェルに対する復讐が、殺すのではなく、「テメーの落とし前は テメーでつけろよ」ってかんじの慈悲と漢気あふれるやりかた だったのもよかった。 あえて文句をつけると: 「うっそり」いくらなんでも多用しすぎ。だんだん鼻について きます。 作中、繰り返し象徴として言及される「天国の階段」それ自体 の印象が薄くてあまり効果的でない気が。 ということで、9点 *マルドゥック・ヴェロシティ 72 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2006/11/26(日) 00:06:23 「マルドゥック・ヴェロシティ1」冲方丁 とりあえず1巻目。前作スクランブルのネズミが気に入ったので読んでみた。 つくづく、ラノベとして萌えネズミのイラスト入りで出版されなくて良かったと思う。 スクランブルでは主人公たちの敵だと認識して読んでいた人物がこちらの主人公なので個人的にはやや感情移入しにくいけど、 豊かなイメージ、独特の語り口、暴力満載、 今のところは先を読み進めずにはいられなくとても面白い。 ただし、スラッシュ( / )多用の文体が読みにくく、見た目も気になる。 895 :でへ:2007/03/14(水) 23:44:08 今更ながらですが、 冲方 丁 マルドゥック・ヴェロシティ ハヤカワJA(全3巻) やっぱりマルドゥックって今までの冲方作品と一線を 画した、なんか独特の世界になっていると、前作ほど ではなかったけど思いました。 前作のような勢いある場面は無いけど、戦闘シーンは まあまあ カトル・カールっていう敵役が出てくるんだけど、 まるで子供が考えたようなナイスな姿が、なんか ほほえましいなあ 仮面ライダーに出てくる悪役の雰囲気かなあ、 独特の魅力ある?キャラクター 7.5点 前作にかなり入れ込んじゃったので、+0.5点しました。

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