ハンバーグ
ハンバーグとは、挽肉を主とする食材を練り合わせ、個食サイズに成形後に加熱調理した食品または、テトリスにおける技の1つである。食品側の名称はドイツの都市ハンブルク(ドイツ語:Hamburg)に由来する。ぷーれ枠ではテトリスの技としてコメントされることが多いがこのページではこの両方について解説する。
食品としてのハンバーグ
- ハンバーグとは挽肉を主とする食材を練り合わせ、個食サイズに成形後に加熱調理した食品である。
- 食品の歴史はよくわかっていない。一説ではモンゴロイド系の騎馬民族タルタル人(タタール人)が食べていた生肉料理が元となったと言われているが、このような挽肉などを混ぜ合わせた料理は他にも多数存在するためこれが起源ということは難しい。
- ハンバーグが現在のような食品になったのは18世紀前半。ドイツ・ハンブルクで挽肉にパン屑を混ぜた団子に火を通すようになり、これらの食品はフリカデラ(frikadeller)と呼ばれた。この食品や調理法は18世紀の中頃にはハンブルク風と呼ばれていたと推測されている。
- 18世紀から20世紀前半にかけてドイツ人がアメリカに移住するようになると、フリカデレがハンブルク風厚切り肉を意味するハンバーガーステーキ (Hamburger steak)と呼ばれるようになった。
- 日本にいつどこからハンバーグが入って来たのかははっきりしていない。所説あるが、日本は開国した時期の洋食はフランス式が多かった(日本初の外国人向けのホテルのレストランの料理長がフランス人、現存する日本最古の洋食料理店がフランス式)ということと当時のフランス料理書にハンブルク風ビーフステーキ(Beefsteak à la hambourgeoise)があり、調理も牛挽肉に、玉ねぎ・卵・塩・コショウ・ナツメグを混ぜて固めて焼くといった今の日本の調理と似ていることからフランスが由来という説がある。
- 日本で一般家庭に普及したのは1950年から1960年頃と言われている。普及の理由としては1960年にNHKの番組「きょうの料理」でハンバーグが取り上げられたことや1962年のチルドハンバーグ商品として「マルシンハンバーグ」の発売が挙げられる。
- アメリカのHamburger steakは牛肉料理であり、合い挽き肉を使うことは少なかった。日本のハンバーグは合いびき肉が使用されているが、これは日本独自であり上記のマルシンハンバーグが当時鯨肉、鮪肉、豚肉を使用していたことなどが理由だと考えられている。
- このようにハンバーグはカレーライスやナポリタンのように日本で独自の発展をし、今現在も人気の料理として知られている。これを読んでいる方も晩ご飯の一品としていかがだろうか。
テトリスの技としてのハンバーグ
- ハンバーグまたはハンバーグ積みはテトリスの技の1つである。
- 名前はこの技を使うと赤と紫が連続して見えるかららしい、 あめみやたいよう氏が名付けた。
- Tスピンシングル(TSS)とTETRISを打ち続けることができ、Iミノが遠くても火力を出せることやDT砲に繋がる、見た目が美しいなどが挙げられている。
- 名前や見た目の美しさに惹かれたのかぷーれ枠でもハンバーグを求めるコメントが見られる。
- やり方を書きたかったのだが、うまく表示されなかったので このリンク や ぷーれ枠のアーカイブ を参考にしてほしい。