アキネイター
Akinator(アキネイター)とは、質問への5段階の回答例を元に、実在または架空の人物・キャラクターを絞込み推測しながら特定するプログラムエンジンであり、データベースを応用した人工知能(エキスパートシステム)の一種である。また、サイリ中のぷーれのことでもある。
- 最大の特徴として、20個ほどの簡単な質問だけで、回答者がイメージしている人物の名を当てることができる事が挙げられる。質問は5段階で回答する方式で、日本語版の場合「はい」「たぶんそう・部分的にそう」「わからない」「たぶん違う・そうでもない」「いいえ」で答える。
- 20個前後の質問で一つ目の答えが提示され、違う人物が出た場合さらに質問され合計30問前後、それでも当てられなかった場合には最大70問前後の質問が出され、当たらなかった場合は降参する。
- 場合によっては質問の途中でも人物を提示する場合がある。絞込みに該当しなかった人物についても回答者が補足し加えてゆく事でデータベースを日々増やしており、学習し続けることでより少ない質問で回答を導き出すようになっている。
- Elokence社の"Limule"と呼ばれるプログラムを利用しており、そのアルゴリズムはAkinatorオリジナルで、どのように作成されたかは秘密であるとしている。
- 2015年現在、英語・フランス語・ドイツ語・ヘブライ語・ポルトガル語・スペイン語・アラビア語・ロシア語・日本語に対応しており、世界中の有名人のみならず漫画、アニメ等に登場する架空の人物までも網羅している。各国語版ごとにデータが蓄積されているようで、日本語版が登場(2010年7月21日)して間もない頃は英語版より回答精度が低かった。
- ニコニコゲームのサイコリーディングは、放送主がこのアキネイター側に立って回答を導くものとなっている。
- サイリのお題は人物に限定されておらず、視聴者によっては回答が誤っている場合もあるが、それでもぷーれは高確率で答えに辿り着く。そのためAIとしての性能はぷーれの方が勝っていると言えるだろう。
- ちなみに、2020/8/4の昼はアキネイターで「ぷーれ/zzzhonki」が出るまで59質問必要であった。皆も試してほしい。
- 2020/8/14にぷーれ自身が挑戦した時、必要な質問は23問であった。多くのリスナーが挑戦したことによりAIに学習が蓄積された結果であろう。
- また、このアキネイターの質問攻めにより、ぷーれがIT関係の仕事をしていることが発覚した。また 配信者失格 に1歩近づいたと一部研究者は指摘している。