スイスドロー
スイスドローとは、大会などで使用されるトーナメント方式の一つである。スイス式トーナメントともいう。
- 1対1で戦って、勝敗によって点数を与える。
- 例えば勝利は3点、引き分けは1点、敗北は0点とする。
- 次に、同点、もしくは近い点数のプレイヤー同士が第2回戦を勝負して得点を決める。
- この時、同じプレイヤーと当たらないように配慮する。
- これを繰り返して一番点数の多いプレイヤーが勝利である。
- 通常のトーナメントでは脱落者が出てしまうため、運の要素が多いゲームのでは適さない。
- しかし、総当たり戦は試合数が膨大になりやはり現実的ではない。
- どこで、チェスやカードゲーム(MTGや遊戯王やポケカなど)の大会ではこのスイスドローが用いられる。
- 1895年にスイスのチューリッヒで行われたチェスの大会で初めてこの方式が使われたことからスイス式トーナメントと名付けられている。
他のスイスドロー方式
ニコニコ大百科より詳しい記事を書こうとしたが予想以上に内容が豊富だったのでスイスドローの別形式を説明する。
- オランダ式
- あらかじめランキングを作っておき、そのランキングの上半分と下半分を別グループにして、それぞれのグループの同順同士で戦う。
- つまり1,2,3,4,5,6と並んでいるとき、1,2,3を上位グループ、4,5,6を下位グループにして1-4,2-5,3-6で戦う。
- あらかじめランキングを作っておき、そのランキングの上半分と下半分を別グループにして、それぞれのグループの同順同士で戦う。
- モンラート式
- 最初にランダムな数字を与えてその数字によって勝負し、その後勝負の点数と個人ランキングによって再戦を避けつつ対戦相手が決定する。
- スイスドロー方式は最初に個人ランキングによって格付けが完了しているが、この方式では格付けがランダムになっているのが特徴である。
- ノルウェー式
- モンラート式の亜種、スコアのマッチングに工夫を加えて全員の試合数が等しくなるようにしてある。
- デンマーク式
- スイスドローと同じ。唯一、同じプレイヤー同士のマッチングを禁止していない。
- コンラッド式
- Wikipediaに名前があって、使用される状況も書かれているが、どういった方式なのか、情報が全くない。融通が利くらしい。
- マクマホン式
- プレイヤーをレベルごとに分けてから開始するスイスドローである。
- スイスドローでは全員が同じグループ内で始まるが、マクマホン式ではレベルで分けたグループがあり、そのレベルごとのグループを用いてマッチングが行われる。
- アマルフィ式
- 得点でマッチングを決定しない方式。
ぷーれ配信でのスイスドロー
- ぷーれ配信でのスイスドローは2021/01/30のKSSSL第一試合終了後に登場した。
- KSSSLは全6試合が想定されているが、KSSSL参加者は6人であることから総当たり方式では1試合の空白が発生する。
- このことに気づいたぷーれは「異議あり!」(ドーンッ)と矛盾点を突き、サイバンチョも「た、たしかに、言われてみれば…!」(バシュン!)と動揺を隠せずにいた。
- しかし検事のキャベツ氏が「スイスドロー式です」といったことでぷーれは心証ゲージを大幅に減らしつつニコニコ大百科を読んで新たな知恵を得たのであった。
- ちなみに、6人でスイスドロー式をするならば5試合が限界である。(同マッチを避けるため)そのため、KSSSLはデンマーク式のスイスドローで進行していくと思われる。
補足:ぷーれは風邪で寝込んだ見舞いとしてみかん氏から「逆転裁判」をプレゼントされており、つい最近までプレイしていた。
関連項目
KSSSL
KSSSL