魔法使いの弟子


作者:前1

俺「ファイアああああああ!」

ドカーン!

友「相変わらず凄いな」

俺「まあな」

友「本気だしたらあの山ぶっ飛ばせるんじゃね?ちょっとやってみろよ」

俺「わかったwww」

俺「はぁあああ!」

俺「ファイア!」

ポロッ

俺「あ」

ボンッ!

ドカーーーーーン

――杖を振った。もうそれはそれは勢いよく、渾身の力を込めて。そして全力を込めた杖が手からこぼれおち、足元に落ちた。

ドカーーーーーン

俺「うぎゃああああああ」

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友「俺!」

友が駆け寄った。煙の中に俺の姿はなかった…

友「山じゃなく自分を消し飛ばしたのか…」

友「あほだろあいつ」

師匠「おい!どうしたのだ!」

友「魔法で俺が自滅しました」

師匠「えっ」

友「いいやつだったのに…」

師匠「んん!?」

師匠「あいつは生きておる」

友「なん…だと…」

師匠「次元の狭間に逃げたようだ」

友「やるねぇ!」


師匠「俺よ、聞こえるか?」

俺『聞こえます』

師匠「はやく戻ってこい」

師匠「この世界のコードはjtgadmp42tjp1284だ」

俺『了解。今から戻ります』

俺『jtgabmp42tjp1284ですね』

俺『ホイッと』

師匠「待て!それちがう!」
パッ

俺「ただいまー!」

俺「あれ?」

友「なんでいつもいつも…」

師匠「もうしらん」

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俺「もしかして間違えたの?」

俺「まあ、師匠が何とかしてくれるからいいか」

俺「すこしこの世界を探検するか」

俺「風よ!」

ブワッ

俺「おお!上手くいった」

俺「どこへ行こうかな♪」

ヒューン

―上空―

俺「お!女の子が空飛んでる!」

俺「おーい!遊ばない?」

芳佳「ん?」

坂本「なんだあれは?」

リーネ「人に見えますけど…」

ペリーヌ「手を振ってますわよ?」

ゲルト「どこの馬鹿だ!ここは戦闘区域だぞ!」

エーリカ「救難信号かも!」

芳佳「え、でも遊ぼうって…」

坂本「ハルトマンとバルクホルン見てきてくれ」

坂本「敵かもしれん。気をつけてな」

「了解」

ゲルト「おい!止まれ!」

俺「おお!格好いい!それどこの電動ガン?○イ?」

ゲルト「何をわけのわからないことを言っている!撃つぞ!」

俺「やめてやめて!当たったら痛いから!」

ゲルト「痛いどころじゃすまないぞ!」

俺「改造してんの?」

ゲルト「ん?わかるのか?私用に少しいじってあるんだ」

俺「お、よく見たら鉄パーツ使ってるじゃん!」

ゲルト「当たり前だ」


俺「…綺麗だね」

ゲルト「なっ///き、貴様!初対面の相手にそんなこと///」

俺「だって本当にそう思ったんだもん」

俺「凄く綺麗だよ(銃が)」

ゲルト「い、いい加減にしろよ///」

俺「もっと見ていたいな」

ゲルト「ぁぅ…///」

坂本『おい、どうした?何者かわかったのか?』

エーリカ『トゥルーデがやられちゃった』

坂本『なに!?敵だったのか!』

坂本『すぐそっちに向かう!』

エーリカ『え?少佐ちょ』

エーリカ「……」

エーリカ(とりあえず…)

エーリカ「ねえ、君」

俺「ん?」

エーリカ「私達と来ない?鉄砲に興味あるんでしょ?」

俺「どうせ暇だし行く!」

エーリカ「ちょっと待っててね」


エーリカ「あ!」

坂本「大丈夫かバルクホルン!」

ゲルト「はい何ともありませんが」

坂本「え?」

俺「おお!サムライだ!それはチョンマゲ?」

坂本「ポニーテールだッ!」

坂本「貴様何者だ!」

俺「俺?俺は通りすがりの」

芳佳『坂本少佐!ネウロイです!』

坂本『なに!すぐ向かう!それまで持ちこたえるんだ!』


坂本「貴様はここにいろ」

坂本「行くぞ2人共」

「了解」

ブーン

俺「待って!俺も行きたい!」

ヒューン

坂本「待たせたな!」

ペリーヌ「少佐!」

ペリーヌ「ん?そちらの方は?」

坂本「ん?」

坂本「なっ!貴様なぜここにいる!」

俺「だって1人寂しいもん!」

坂本「ここは危険だ!戻れ!」

ビビッ

芳佳「危ない!」

バッ

坂本「すまない宮藤」

俺「なにあれビーム撃ったぞ!」

坂本「あれは敵だ!そしてここは戦場なんだ!」

坂本「早く安全な所に避難しろ!」

俺「え、あれ俺を殺そうとしてるのか?」

坂本「ああそうだ」

俺「オーケーわかったわかった」

俺「女の子は俺が守る」

俺「火の精霊よ」

俺「俺に力を!」

俺「ファイア!」

ドカーーーーーン

坂本「なに!?」

リーネ「凄い…」

ペリーヌ「ネウロイが消滅しましたわ…」

俺「今のはメラゾーマではない。メラだ!」

俺「うほー!これ一回言ってみたかったんだよ」

俺「まあ、メラですらないけど」

坂本「貴様何者だ」

芳佳「そういえばストライカーもはいてない」

坂本「基地まできてもらおうか」

俺「いいよ!」

坂本「ついてこい」

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―基地―

坂本「――と言うわけだ」

ミーナ「大体わかったわ」

ミーナ「あなた名前は?見たところ軍関係者じゃ内容だけど」

俺「なにこの取り調べみたいなの」

俺「名前は俺だよ。カツ丼は出るの?」

ミーナ「残念ながら出ないわ」

ミーナ「あなたは何者?」

俺「魔法使いだけど?」

ミーナ「魔法使い?あなたウィッチなの!?」

坂本「男のウィッチとは珍しいな」

俺「ちがうちがうウィザードだよ」

俺「ついでに言うと別の世界から来た」

ミーナ「頭は大丈夫かしら?」

俺「本当だって!」

俺「それでさ元の世界から迎えが来るまでここにお世話になっていいかな?」

ミーナ「ちょっと何言ってるかわからないわ」

俺「だーかーらー!帰るまでお世話になっていい?」

俺「もちろんだだでとは言わないさ」

俺「俺結構なんでもできるんだ本気を出せば」

ミーナ「う~んそこまで言うなら…」

俺「やったー」

ミーナ「何でもしてもらいますからね?」

俺「うんうん♪」

坂本「いいのか?ミーナ」

ミーナ「ええ、色々やってくれるそうですし戦力にもなりそうよ」

坂本「まあ、そうだが…」

俺「とりあえずお腹減った!」

坂本(大丈夫だろうか…)

―食堂―

俺「おお美味しそう」

ミーナ「みんな聞いて」

ミーナ「今日からこの俺さんがしばらく一緒に暮らすことになりました」

ペリーヌ「ええ!」

ゲルト「なに!」

シャーリー「誰だ?」

俺「俺だ!」

ミーナ「何でも雑務をやってくれるそうよ」

ミーナ「みんな頼ってあげてね」

俺「どんどん頼ってくれ!」

―ミーナの部屋―

ミーナ「マッサージお願いね」

俺「はいはい」

ミーナ「あら、いいわ~」

ミーナ「もうちょっと強く、そうそう上手ね」

―5分後―

俺「もう無理…指がああ…」

ミーナ「だらしないわね」

俺「他のがいい」

ミーナ「しょうがないわ」

ミーナ「洗濯でも頼もうかしら」

俺「任せて!」


―洗濯―

ミーナ「じゃお願いね」

俺「結構あるな…」

芳佳「あの、私手伝いましょうか?」

俺「えーっと…」

芳佳「宮藤芳佳です」

俺「大丈夫大丈夫」

俺「まあ見てて」

芳佳「はあ…」

俺「水よ!」

ブワァ

芳佳「うわあ!」

俺「それ全部入れて」

芳佳「は、はい」

ジャバジャバ

俺「風よ!」

ジャババババババババ

芳佳「桶の中の水がまわりだした!」

俺「洗剤入れてと!」

俺「これでよし!」

芳佳「俺さん凄いです!」

俺「魔法使いだからな」

芳佳「私男のウィッチなんて初めて見ました」

俺「ウィッチじゃなくてウィザード」

芳佳「?」

俺「そろそろいいんじゃないかな」

俺「止まれ!」

ジャババ

バッ、バッ

俺「干すのも大変だ」

俺「そうだ!」

俺「火よ!」

ボォ

俺「これなら直ぐに乾く!」

ジジジ・・・

俺「ん?」

ボッ

俺「やば!燃え移った!」

俺「どうしよう!どうしよう!」

メラメラ・・・

俺「洗濯物がー!」

ゲルト「なんだこれは!」

俺「おお!いいところに!」

俺「助けてー!」

最終更新:2013年03月23日 23:06