RTについて
このページは?
- それぞれのタイプの典型的な挙動、ゲームフローを書いたので、参考にしてください。
- メーカーも工夫を凝らし、5号機のRTは多くの種類を見ることになりました。
- 「この機種天井ないの?」「リプ連はアツいの?」等の質問も多々あり、作成に至りました。
そもそもRTって何さ?
- リプレイタイムの略称です。リプレイ確率が変動しています。
- 1/7.3を下限としていれば1/7.3から1/7.3に内部変動させることも、むしろ下げることも可能です。
- リプレイ絵柄が2種類以上搭載されている機種では、その成立比率を変えることもできます。
RT突入条件は?
- 以下に挙げる場合のみ、リプレイ確率を変動できます。もちろん必須ではありません。
- (1).ボーナス(SIN除く)成立時(RTに移行)
- (2).ボーナス絵柄が揃った時(RT終了、(3)に移行)
- (3).ボーナス消化後(RTに移行)
- (4).内部通常時、リール上に特定図柄が揃った時(RTに移行)
- (5).(3)または(4)で開始したRT後、規定G数を消化した時(内部通常に移行)
RTのタイプ別解説
- 最もわかりやすい、シンプルなタイプ。
- ただし5号機においてこのタイプは逆に珍しく、完全告知機以外ではほとんど見られない。
┌─→ボーナス─┐
│ │
└─通常←───┘
- ボーナス成立後にリプレイ確率がUPする(内部変化するものや下がるものもある)。
- これにより「連続演出を活かす」「リプレイの連続がアツい」というゲーム性を持たせた。
- 逆にリプ連がなければ期待も何もないというデメリットも生まれる。
- リプレイとの重複をメインとしている機種が多いのは、ボーナスよりリプレイを優先する制御がはたらくため。
- 成立後でも出目により小役を察知できる場合が多く、小役のヒキによってはそれだけで増やせる場合がある。
- このシステムを逆手に取り、ART化させたのが2027である。
┌→ボーナス成立─→(RT・告知)─┐
│ │
└─通常←───ボーナス←───┘
- 後述の天井タイプの真逆。故に天井等の救済RTは一切ない。
- ボーナス消化後に規定G数間リプレイ確率がUPする。
- パンク役の有無は機種ごとによって異なる。
┌─→RT───→規定ゲーム数消化─┐
│ ↓ │
└─ボーナス←─通常(リプ低確率)←┘
- 消化後RTタイプの真逆。
- ハマリ救済として考案された。RTはボーナス後に規定G数継続する。
- 初出はJPSのホークⅢ。
- リプレイ確率は通常よりもRT中の方が低い。
┌─→RT───→規定ゲーム数消化─┐
│ ↓ │
└─ボーナス←─通常(リプ高確率)←┘
- 通常時の特定図柄揃いで短いG数のRTに突入。
- 特定図柄としたのは、リプレイや小役である必要はない(例:小麦ちゃんの1枚役こぼし目)から。
- そのG数的な特徴から、演出用として搭載されていることがほとんどで、若干コイン持ちが良くなる程度。
- その特性から成立後タイプを併せ持つことが多い。
┌──────┐
↓ │
┌→ボーナス←─┐ │
│ │┌────RT │
│ ↓↓ ↑ │
└─通常─→RT図柄揃い┘
- ボーナス後、次回ボーナスまでRTとなる。これにより出玉を増やすタイプ。
- パンク役が存在し、これが揃うとRTが終了するため実質的にARTとなっている場合が多い。
- パンク役は1G程度のRT図柄であるため、図柄RTタイプと共存しているとも言える。
┌→無限RT─→パンク役揃い─┐
│ ↓ │
└─ボーナス←──通常←──┘
- RTへは主にCZから突入する。
- CZが終了すると、ボーナスを引かない限り延々と通常Gを回すことになる。
- なぜか超ロングRTかつ重いボーナス確率で構成されていることが多い。
- 超ロングRTのG数は数千Gとされている場合が多く、「ほぼ」次回ボーナスまでパンクすることなく続く。
- 以下はこのタイプの典型パターンである。
- (主に)CZ中、特定の絵柄揃いでRTに突入する。
- 特定絵柄は特殊リプレイであることがほとんど。CZの本質はRTであることに起因する。
- このため、消化後RTタイプでもある(ただしリプレイ全体の確率はほぼ変化無し)。
- 通常状態からも僅かながらRTに突入する可能性がある。
- プレイヤーからのウケはそれほど芳しくない。
┌─CZ───→RT図柄揃い←┐
│ ↑ ↓ │
│ボーナス←─超ロングRT │
│ ↑ │
└→通常←────────┘
- RTをリプ低確RTとリプ高確RTの2種類用意し、通常をCZとした機種。
- RTを一定G数消化すると通常に戻る事を利用し、周期的にRTのCZが訪れるようにした。
- タイプ的には主流だが、低確RTのG数があまりに長いとプレイヤーに飽きられるのが早い傾向にある。
- RT同士間での状態移行はないため、低確RT滞在時は高確RTへ昇格することはなく、高確RTがパンクすることもない。
┌─低確RT─→ボーナス←─高確RT─┐
│ ↑ │↑ ↑ │
│ 低確RT図柄 ││ 高確RT図柄 │
│ ↑ ↓│ ↑ │
└───→通常(見た目はCZ)←───┘
- 2008年7月現在、タイヨーエレック以外のメーカーからはリリースされていない特殊なタイプ。
- 絵柄無限RTを他のRT絵柄で上書きする。5号機の規定をなまじ知っていると混乱する。
- 上記2機種はタイプこそ同じだが、リプレイ確率の高低がほぼ真逆である。
有限RT図柄←───┬→無限RT図柄
│ │ │
│ ┌──RT │
↓ ↓ ↑ ↓
┌─有限RT─→ボーナス←─無限RT────┐
│ ↑ ↑ ↑ ↓
│有限RT図柄←─┼──→無限RT図柄 RTパンク図柄
│ │ │
└─────→通常←──────────┘
- 図柄RTタイプに近いが、RT突入目はSINのこぼし目であり、ボーナスとの重複は一切ないため別タイプとした。
- 4号機のAT機に限りなく近付いた意欲作。
- 通常時のSINを意図的に取りこぼすことによってRT目を出現させ、ARTとしている。
- RTのみを見ると下図のようにシンプルになるが、実際は状態やART抽選などサブ基盤が絡むため複雑を極める。
┌→ボーナス←─┐
│ │┌────RT
│ ↓↓ ↑
└─通常─→RT図柄揃い(SINこぼし)
RT中のボーナスについて
パンク型
- 雑誌等でもパンク型と明記されることはまずなく、便宜上の呼び名。
- 上記の「成立後RTタイプ」の機種である。
- ボーナスが成立すると成立後RTに突入。
- リプレイ確率が下がったり、小役ナビがなくなる場合が多い。自力で小役を察知できる機種でない限り速やかに揃える。
- また、告知等でボーナス揃えを促すことも多い。
完走型
- こちらは雑誌等でも頻繁に見られる表現。
- 成立後もリプレイ確率は変化しない。「成立後RTタイプ」ではない。
- ただし、通常中に引いたボーナスでも変化しないため、成立の察知及び入賞は迅速に行いたい。
混在型
- パンク型と完走型が混在したタイプ。機種数は非常に少ない。
- 例えば、あっぱれ応援団の超あっぱれタイム中は赤7成立時のみ完走できる。
- つまり、赤7BIGにのみ成立RTがないということ。
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