略歴
輝皇帝と呼ばれ、
フェルトビーン帝国をまとめた女帝。
ラスブロスに対して恋慕にもにた感情を抱いている。これは彼女が幼少の頃、父である先代の皇帝がシャクティアナ帝国に媚びを売るため、頼まれたわけでもないのにチカを人質に送り込み、そこで数年とはいえラスブロスを身近に接し、彼に憧れた為である。父は恐怖から、娘は恋慕から、動機も理念も異なるが、皮肉なことに父娘二代揃って頼まれた訳でもないのに、自らシャクティアナ帝国の属国化したこととなる。
父である先代皇帝が崩御すると、帝位をめぐって親族の戦いが始まるが、ラスブロスの後ろ盾によりチカが帰国して帝位に就く。
後に行われた
六界連合軍との戦いにおいては、進軍してくる連合軍を
ビアスコア帝国で食い止めるため、援軍を派遣した。
皇帝として民衆を救ったチカではあったが、恋する一人の乙女としては、
ラスブロスを裏切った自らの行動を許すことができず、ラスブロスが討たれた報告を聞くと、その後を追い自決した。
人物
- 文武共に優れた能力を持つが、自身が優秀な為、能力に劣る将軍に対しての扱いが冷たく、人の活かし方を苦手とする。その為、面従腹背で本心から忠誠を誓わない部下も多いという欠点も持つ。
- ラスブロスに対しては、憧れや恋慕に近い感情を持ち、同盟とは名ばかりの従属国に近い振る舞いをとっていた。
関連項目