基本情報



略歴

女神戦争開戦決定時、兵力がクリート国に劣る事を懸念したル・マンティス国軍参謀本部の発案で、山賊であった彼を山賊団ごと国軍に引き入れた。
山賊団ということもあり性格に難はあったが、腕に覚えのある者ばかりあり、正規軍と合同演習を行っても実力では引けを取らなかった為、兵力増強と言う意味合いでは参謀本部の狙いは当たった。

しかし彼らは「女神の信託」を合言葉に占領先で略奪を繰り返し為、アークナイン占領時には駐屯軍から外されてしまう。
にも拘わらず、アークナイン奪回作戦の時には野戦軍として呼び戻されたことに腹を立てた彼らは、ろくに戦わずに撤退、その後はクリート領内で山賊に戻って自由な生活をして過ごした。

後にコダン神殿を襲撃、マオ率いるコダン神殿騎士団を降伏させるが、コダン神殿の者のみならず城下町の住人を彼女の目の前で一人ずつ殺害していった。(コダン神殿の悲劇)

彼らはその後戦力増強のため過去の行為を不問に付すという条件により再び正規軍となるが、内部からも本格的に疎まれ、常に最前線に立たされるが、それでも部隊は壊滅することなく停戦まで生き残った。
しかし、その性格を懸念され、シャクティアナ軍の策略により暗殺された。


人物

  • 法も秩序もなく欲望のまま生きる性格で、正規軍になっても自分のスタイルは変えなかった。命令に従わないことも度々あったが、ジュノーが軍師を務めた作戦では掌の上で転がされるように上手く使われた。
  • 問題を起こす人物として有名であったが、その責任を問われる事を恐れた参謀本部が、彼の存在をアインベフに伝えなかった為に最後まで彼に存在を知られることが無かった。万一彼の耳に入っていたら間違いなく死刑になっていた筈である。


最終更新:2024年07月21日 03:09