蟠踞乱戦争

概要

蟠踞乱戦争(ばんきょらんせんそう)とは、蜉蝣時代のきっかけとなる、バルディゴスによる皇帝暗殺後に起きた戦いである。
戦争と名づけられているが、その実情はバルディゴスによる一方的な虐殺である。
既に簒奪に協力的だった将軍達に根回しをしていたバルディゴスは、葬儀の為に集まっていた皇帝の一族に強襲を仕掛けて、その全てを討ち取る。その上で、バルディゴスは、帝位を名乗り、ルディック皇帝となる。
この帝位簒奪は、建前としての大義名分も存在せず、本当に「力尽くの帝位奪取」であったが、皮肉な事にバルディゴスが皇帝補佐の副官だった頃に行っていた治世は、旧皇帝のそれを上回っていた為、民衆は大きな反抗を示さなかった。
しかし、かろうじて脱出に成功したロールソレアが送った密書(ロールソレアの密書)により、バルディゴス討伐連合軍が編成され、蜉蝣時代が幕を開けることとなる。

関連項目

  • 蜉蝣戦記

最終更新:2011年11月25日 20:08