基本情報
- 名前 シャルナ
- 生没 ガーマス (生年不詳~6238)
- 出身 不明
- 種族 魔族
- 性別 女
略歴
謎の弓「スロウスアーケ」を手にした状態で、記憶を失って森をさ迷っていた。
偶然出会った
サフィアと共に、
ガリニアード馬賊に襲われていた
フレーディア一行を救出したことから、
サフィアと行動を共にすることとなる。
魔王側についた
ガリニアード馬賊との戦いでは、
マカティアの魔獣によって一度は捕らわれるが、一瞬の隙をついて
ビルをはじめとする馬賊を全滅させ、
マカティアが使っていた研究施設に攻め込み、これ以上の魔獣を作れない様に破壊する。
さらわれた
フレーディア姫の奪還にも成功し、魔王に対する反撃ムードは高まると、一度は魔王
ベリスを追い詰めるがそれらがすべて芝居であった真の魔王軍の前に壊滅、更にシャルナは魔王
ベリスの娘であるという事実を告げられる。
魔王たちは、シャルナの記憶を奪った上で、どこまでのことができるのかをそれぞれ賭けの対象にするという「ゲーム」をしていたため、彼女たちの冒険はすべて魔王たちの手のひらの上の遊びであった。
一人だけ城からの脱出に成功したシャルナだったが、魔王の娘という素性を知られたことから、
アガルティア国では裏切り者として投獄される。
ローラの協力でかろうじて城から脱出に成功したシャルナは、魔王に囚われた仲間を救出すると、脅える彼女たちにもう一度魔王討伐を決意させ、魔王の呪いの武器であった7つの武器を光の武器にして、魔王の居城に乗り込み、ついに
ベリスを打ち破る。
しかし、シャルナは心の奥では、父を討ったらその後継者になる覚悟を決めており、勝利の直後に仲間たちを束縛して、魔王の後継者になることを宣言する。
呪いの力によって六人の仲間を完全に部下としたシャルナは、一度は属国として存続させた
アガルティア国を完全併合するべく
ガーマス6220年に侵攻。
以後はそこを拠点として、周辺への侵略を開始するが、6238年、
フレーディアの子である勇者によって討たれた。
この時彼女は、父と同じように「勇者がどこまで戦えるのか見届ける」という考えから、すぐに勇者を討伐せず、あえて段階的に関門を用意したという。
人物
- 本人には自覚はなかったが、彼女には「魔王の目」という呪いの力があった。彼女に見つめられた者はシャルナの思惑通りに動き、なおかつそれを「自分の意思」で決めたと思ってしまう。心が折れた仲間たちが再び魔王討伐を決意したのも、この呪いの力のためである。
関連項目
最終更新:2024年06月29日 14:05