基本情報



略歴

ゲーリー国領レイアル砦を守り続けた将軍。
687年、偽帝討伐連合軍レイアル砦に迫るが、ヴァイナックは迎撃の指揮をとり、ロードレア国先陣のフィリスを撃退する。しかし、この時フィリスの副将に任命されていたラディアが彼に挑み、二人は互角の一騎討ちを演じる。
この戦いに、ヴァイナックの息子メナスラディアに矢を放ち乱入するが、ヴァイナックは一騎討ちに横槍を入れた息子の行為を叱り付け、ラディアに再戦を約束して撤退する。

その後、国主マラの命令によって、ゲーリー国軍はフェリアザード城で再集結を図ることとなった。
だが、マラが暗殺されたことによりゲーリー国は瓦解、その報告を聞いたヴァイナックは、残存兵をまとめメヌド砦に立てこもり、周囲の将が降伏していく中徹底抗戦の構えを見せた。
これに対し、ラディアは決着のついている戦いに兵士を巻き込まない様、一騎討ちを申し込む決闘状を送る。
再びラディアと戦ったヴァイナックは、ラディアの優しさが、いつか自分の命さえも落としかねないと戒めて、彼女の手にかかって戦死する。

彼と行動を共にしていた兵士は、ヴァイナックの出撃前夜に残していた遺言に従って、その後ロードレア国に抵抗することなく降伏したが、息子であるメナスは、父の後を追ってその場で自決した。


関連項目



最終更新:2024年08月03日 14:31