「オリックスバファローズ史」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
オリックスバファローズ史 - (2008/02/22 (金) 22:53:28) の編集履歴(バックアップ)
オリックスバファローズ史
シーズン毎の総評などオリックスのこれまでの記録です。
170期~172期
第170期
オリックスシーズン回顧&戦力分析
総合力:C wiki:A
ホームラン選手とのトレードで過去盗塁王歴のある桐生悠一郎選手、更に新人Zack選手を迎えて臨んだ今期、チーム主軸の衰えもあり投手力は充実
してきていたものの戦前の予想では苦しい戦いが予想された。
とはいえ、今はパリーグ各チームがそんな時期にさしかかっており戦国時代の様相を呈していたこともあり、今期も優勝争いに存分に絡み
西武、ロッテと激しい上位争いを演じた。最後あと1勝すれば西武を逆転出来るというところで惜しくも日ハム相手に3連敗、優勝を逃してしまった。
結果は3位と最低の目標であるクライマックスシリーズ進出はなんとか確保したものの悔しさの残るシーズンであった。
来期以降は主軸の衰えにより今期以上に打線は苦戦しそうだ。その分力をつけてきている投手陣に頼らなくてはならない展開となるだろう。
今期不調の日ハム、若手長距離砲の台頭著しい楽天など来期は更に混戦が予想される。耐えて耐えて何とか勝ちを拾っていきAクラスをキープ、
あわよくば優勝を狙っていきたい。
野手編 攻撃力:B 走力:A 守備力:B
今期は桐生悠一郎選手の加入により久々に走力評価がAとなって迎えた。主軸村山、六本木ヒルズの衰退が激しく思うように本塁打数が伸びなかった中、
アルヴィア選手、桐生悠一郎選手、Parker選手の上位俊足3人による盗塁を絡めたかき回す攻撃が上手く機能。得点率は僅かに昨シーズンの4.6に
及ばなかったものの、それと遜色のない4.5(リーグ2位タイ)と新しい攻撃の形を手に入れられた。
暫くは以前のような本塁打中心の超攻撃野球は出来そうにないが、次世代の長距離砲が育つまでは今期のようなロッテスタイルの野球で得点率を維持していきたいところ。
本塁打数が少なくなったとはいえ主砲村山選手は今期も見事に本塁打王を獲得。3割30本100打点をクリアし4番の責務をしっかりと果たしてくれた。
昨シーズン大ブレイクの龍王以下の下位打線は今年も辛抱のシーズン。まだまだこれから少しずつ波に乗って行ってくれれば良い。
投手編 先発力:C 中抑力:D
抑え先発の入れ替えはあったものの、他は今期も昨シーズンと同じメンバーで臨んだ投手陣はチーム2年連続防御率3点台と安定感が出てきた感じ。
先発ではβ野球浪人β投手、阿姆羅投手が防御率3点台前半と目立った活躍。とくに阿姆羅投手は14勝をあげ単独で最多勝を獲得した。
他3人の先発は今期はい今ひとつだったが来期以降に期待したいところだ。
昨シーズンの先発蛇魂王Ⅵ投手、抑え小Q比投手がコンバートされた中継ぎは今期は大活躍。とりわけユウタⅤは防御率1点台に迫る好成績で9勝をあげる活躍。
新規コンバートの2人も良い働きを見せた。中継ぎの活躍はチームの安定に不可欠。来期以降も変わらない活躍を期待したい。
今期より抑えコンバートのRivera投手だが2年目と若く能力がまだまだ不足であるため今期は厳しい結果となってしまった。
敗戦4つもさることながらやはり抑え防御率5点台は苦しい。とはいえ他に抑えを任せられる投手も居ないため今は早急な成長に期待するしかないか。
他球団との対戦成績とコメント
対西武20勝8敗0分
今期のパリーグ優勝チーム。ベテランクリーンアップ陣は相変わらず強力だが年齢による衰えはさすがに隠しきれない。
今期はオリックスは西武相手に12の勝ち越しとここ数年苦手にしていた相手とは思えないような一歩的な戦績となった。
優勝チーム相手にこの成績なら文句なし。後はクライマックスシーズンでもう一度戦いたい。
来期はさすがに今期のようには行かないだろうと思うが前述の通り西武打線が年々弱ってきているのは事実。更に投手陣も若手主体でまだ心もとない。
来期は優勝を目指す上でもやはりここに負けるわけにいはいかない。今期のようにとは言わないが幾らか貯金を稼いで終わりたいところ。
対ソフトバンク17勝9敗2分
今期も一時は魅せてくれたが結局借金10の5位でシーズンを終えた。打線は4番が一人奮闘したものの全体的に低調。投手陣はそれでも良く頑張った感じ。
今期はオリックスはソフトバンク相手に8つの勝ち越し。力関係通りの、いや出来すぎな結果でシーズンを終えられた。
欲を言えばシーズン終盤戦で連敗があったがあのようなところで一つでも取りこぼさないように出来れば尚のことよかった。
来期もソフトバンク打線には苦しい展開が予想される。投手力も先発ベテラン2人以外はやや頼りない感じでチーム自体もよほど頑張って試合をしないと
苦しいだろう。来期も今年並みに勝っておわれれば良い。最低でも勝ち越し5は欲しいところか。
対日本ハム13勝15敗0分
今期は投手陣の不振でシーズン中もなかなか見せ場なく4位でのフィニッシュとなった。とはいえ打線は相変わらず強力で
得点率チーム本塁打はリーグ2位を記録した。今期はオリックスは日ハム相手に2つの負け越しとなってしまった。
若手中堅主体の投手陣が強力打線の餌食になってしまった形だ。さすがに優勝争いに全くといっていいほど絡まなかったチームに負け越すのはいただけない。
今期不調の投手陣だが人材は揃っているため来期以降は普通にやれば優勝争いに絡んでくるチームとなるだろう。
来期は相手も今年より手ごわくなると思うが優勝争いに絡むためにも負けてはならない相手。少しでも勝ち越して終わりたい。
対ロッテ12勝15敗1分
今期も昨シーズン同様後半一気で優勝まで後一歩というところまで行ったが、最終2戦で勝ち星をあげられず連続優勝を逃してしまった。
オリックスは今期はロッテに3つの負け越し。昨年は負け越したおととしの憂さを晴らして勝ち越したが今年はその憂さを相手に晴らされる結果になった。
おそらくオリックスの一発が減った分、好投手揃いのロッテを打ち崩すことが出来なかったのが敗因だろう。
来期以降しばらくはオリックスのチーム本塁打は今よりもっと減りそうな感じであるため、今後もロッテ守備投手陣には苦戦しそうだ。
来期は守りの堅い相手に一発だけではなくつないで得点出来る野球で対抗したいところ。なんとか5分程度の戦績であがりたい。
対楽天12勝16敗0分
今期も楽天は最下位に終わったがチーム本塁打はパリーグトップ、連勝でもリーグ最多の11を記録し徐々に力をつけているところを存分にみせた。
オリックスは楽天相手に今期はまさかの負け越し4つ。リーグ対戦相手5球団中、最下位相手に最も酷い成績を残すこととなってしまった。
しかし最下位とはいえリーグトップのチーム本塁打数を記録した楽天打撃陣が強力なのは誰もが認めるところ。今後は以前のようには行きそうもない。
来期以降若手揃いの楽天野手陣投手陣は更に戦力を増してくるだろう。wikiの復活も戦力充実に弾みをつけるだろう。
来期は以前のように大幅な勝ち越しを期待したりはしない。最低でも5分出来れば幾らか勝ち越して終わりたいといったところだ。
他5球団の要注意野手&投手
西武
選手名 ポジション コメント 普通の野手 左翼手 4年目にして既にミートAの期待の若手巧打者。今期は打率も3割にのせて1番チェロン3とともに強力クリーンアップのお膳立ての役割をしっかりこなした。今後オリックスにとっては非常に厄介な選手になるだろう。 彗星 先発 今期は二桁勝利に僅かに及ばなかったものの、防御率3点台前半、132奪三振、被本塁打わずか9本とエースの働き。スタミナ不足が気掛かりもこれから脂ののってくる投手。ノビのある快速球には要警戒。
ソフトバンク
選手名 ポジション コメント 幻影の野球狂 捕手 10年目を超える野手が主砲のwiki3.5だけという若い野手陣の中、今期は若手の代表格としてまた将来の4番候補として十分合格点を与えられる成績を残した。パラメータがまだ今ひとつもこれはwikiの力でどうにでもなりそう。今後は要警戒選手になる。 西ポン 先発 15年目にしていまだ衰えを見せない豪速球を武器に今期は先発陣の中で唯一の勝ち越し。今後も同期のるろーとともにまだまだ頼りない若手先発中継ぎ陣を引っ張っていく存在。
日本ハム
選手名 ポジション コメント 亞梵堤 二塁手 ミートSの好打者。今期は4番としてチーム本塁打王、100打点とその重責を果たした。守備パラも良く守備職人も保持する。9年目の中堅ながら日ハムの攻守の要としてチームを引っ張る。 武田燕 先発 今期中日から移籍加入のベテラン投手。今期は防御率3点台前半と最低限の仕事は果たした感じだが、パラを考えるとか力を十分に出し切れなかった感じは否めない。来期以降は要警戒。
ロッテ
選手名 ポジション コメント キッド 中堅手 今期は全体的に不振に喘いだ感じのロッテ打線の中で2番という打順に求められる以上の成績を残した。走攻守三拍子揃った間違いなく将来のロッテを引っ張る野手。今後はかなり悩まれされそう。 たまちゃん 先発 今期は最優秀防御率を獲得、ロッテ先発陣でも最多勝とエースの働きを果たした。年間被本塁打一桁も驚異的であり衰えはさすがに隠しきれないものの引退するまでオリックスを苦しめる存在であり続けそう。
楽天
選手名 ポジション コメント 漠然 一塁手 今期はチーム三冠王と攻撃の核として大活躍だった。阿鶴兄、はなみずきⅣと形成する若手クリーンアップは破壊力抜群で将来他チームの大きな脅威となるだろう。 黄金の左腕 先発 今期はチーム投手陣で唯一の勝ち越しを果たした。同僚若手先発陣と比べると制球がやや見劣りする感じがするが来年は何か得能を買いそうな感じで若手投手陣の中から頭一つ抜けて紫電に次ぐ2番手投手の地位を確立しそう。
第171期
オリックスシーズン回顧&戦力分析
総合力:C wiki:A
野手編 攻撃力:B 走力:A 守備力:B
投手編 先発力:C 中抑力:D
他球団との対戦成績とコメント
対西武15勝13敗0分
昨シーズンの優勝チームとして今シーズンも激しい優勝争いを繰り広げたものの最後はオリックスに0.5ゲーム及ばず2位フィニッシュとなった。
オリックスは西武相手に今シーズンは2つの勝ち越しに成功。結果的にこれがものをいって優勝を手にすることが出来た感じだ。
打線だけに目が行きがちだが投手力も強力なこのチームに勝ち越して終われたのならなんの文句もいらない。
来シーズンは中軸が更に衰退するためそろそろ得点率が落ちてくるのではないかと予想する。とはいえ強力打線には変わりは無いか。
来シーズンも今期のように接戦の展開になるだろう。最終的に負け越さないようにすることを心がけ少しでも勝ち越して終われるようにしたいところ。
対ソフトバンク19勝9敗0分
今シーズンのソフトバンクは戦前の予想通り苦戦、結局見せ場のないままシーズンを終えることとなってしまった。
今シーズンはオリックスはソフトバンクに10の勝ち越し。当初の目標を大きく上回る貯金の奪取に成功した。
とはいえソフトバンクとの戦力差を見ればこれはある程度当然の結果か。何れにせよリーグ内で対ソフトバンク戦最も貯金を荒稼ぎ出来た点は満足できそう。
来シーズンもこのチームは苦戦が予想される。とにかく打の期待がクリーンアップのみ、投手にいたってはベテラン一人のみとこれでは苦しい。
来シーズンも今シーズン同様このチームには大幅に勝ち越して終わりたいところだ。
対日本ハム14勝14敗0分
対ロッテ14勝13敗1分
対楽天16勝10敗2分
他5球団の要注意野手&投手
西武
選手名 ポジション コメント ぶらいあんと。 三塁手 西武の次期4番打者。今期もクリーンアップの一角として得点率5点をほこる打線形成に貢献した。主砲の16年目コンビの衰退が進む今後、今以上にこの選手の活躍が西武の成績に影響するようになる。 彗星 先発 今期は2点台前半の防御率に14勝で最多勝を獲得。昨年以上の活躍でエースとしてチームを引っ張った。ノビのある快速球は相変わらず健在。近いうちに超得能獲得の模様で今後は更に脅威の存在となりそうだ。
ソフトバンク
選手名 ポジション コメント wiki3.5 左翼手 衰退がかなり進んで守備以外はDとなってしまったが、それでも今期は意地を見せて3割30本100打点を達成。後継が育ちきるまで残された2年の現役生活も今期のような活躍をしたいところだ。 西ポン 先発 今期は今ひとつの成績に終わってしまったがそれでも先発中継ぎの中では唯一の防御率3点台を記録し格好は何とかつけられた感じ。同期のまさかの転生で今後一人でチームを支えていかなければならない存在になってしまった。
日本ハム
選手名 ポジション コメント 日本エレコム 中堅手 今期は2番打者として55盗塁を記録、見事盗塁王を獲得した。一番木下一哉とのコンビは強力でリーグトップの得点率を記録した強力日ハム打線の演出に一役買った。まだこれからの選手なので今後も楽しみ。 ゆうちゃん 先発 今期はチームトップの防御率を記録、勝利数はもう一つ伸び悩んだ感じだがエース級の働きを果たした。来期チーム離脱が濃厚なエースに代わって榛名元希とともにチーム投手陣を引っ張る存在に。
ロッテ
選手名 ポジション コメント キッド 中堅手 今期は見事にトリプルスリーを達成。打点ももう少しで100の大台と大活躍となった。まだ10年目と若くこれから更に脂の乗ってくる選手。今後はロッテの中軸として更なる活躍が期待される。 森沢優ちゃん 抑え 今期はロッテ自慢の投手陣が皆いまいちな結果に終わってしまった中、この投手はいつも通りの活躍を見せた。投手としてはもちろんだがチームの精神的リーダーとしてロッテを引っ張る。
楽天
選手名 ポジション コメント はなみずきⅣ 捕手 今期は3割30本100打点を達成、チームの4番としてその責任を存分に果たした。典型的な打力特化型選手で能力はピーク時にはパワーSミートSに乗りそうだ。今後も楽天4番として他チームの脅威となり続けそう。 黄金の左腕 先発 今期は防御率3点台、チーム先発陣の中で唯一の勝ち越しと奮闘した。超得能を狙っているようで、それを獲得したら来オフ超得獲得の紫電と先発強力2本柱を形成するだろう。
最終編集者:雛氷(171回更新)
最終更新日時:2008年03月14日21時34分20秒