AnnihEpica_stage_005

ディズル大湿地帯


特徴

通称【死の沼】
神代の時代よりリザードマンたちの住まう土地である。
発生するクリーパーの数は多く、また、原生生物もそれに適応してか凶悪な性質を有するものが多い。

ディズル大湿地帯には二種、超凶悪な存在として認識されている生物がいる。『泥血啜る月吸蟲』と『雲霞鳥』。前者はクリーパーで、後者は原生動物であるが、この二種の生物の対応のため、リザードマンは幾度も絶滅に瀕することとなった。

地勢・気候

湿原地帯全体の気候としては熱帯性が主な温暖な環境であるが、12月から2月にかけては海と王国からの冷風が流れこみ、複雑な気象と冷え込みを見せることが特徴。この時期は風も強く、湿地帯全体がやや乾燥しやすくなる。
海岸に接している領域は汽水、それ以外の湿地は多くが淡水によって冠水している。
リザードマンらは農業にも熱心なため、稲作や浮遊農場と呼ばれる特殊な農法が中心となっている。
より良い種を『作る』ことに拘るリザードマンは稲や豆の交配・改良や魚粉を用いた適切な肥料の改良や新種研究など、それぞれの品種に重きを置いた研究を行っている。 

泥血啜る月吸蟲

大型級のクリーパーだが、その強力さは伝説に残る『竜喰らい』などの超大型級に比するとも言われている。
1世紀ごろにその存在が認識され、当時のリザードマンたちが死力を尽くして湿原の一角に押し込み、物理的に周囲の湿原と隔離することで封じ込めることに成功した。

リザードマンたちの中でも最も武威に優れ、大きな部族である『ギシュム』族が管理し、時折同領域への進行と月吸蟲への攻撃が加えられているが、討伐にはいたっていない。

雲霞鳥

生息域はディズル大湿地帯全域。そのため他種族でも遭遇し、戦闘できる魔獣であるが、少数であれば比較的楽に討伐可能。超低空を飛翔するものの湿地帯から出ることはない。
一定数以上集まった雲霞鳥は集団で狩りを行うが、その際に雲霞鳥は薄い靄に包まれ、この靄が雲霞鳥たちを強化する役割を担っているようで、靄を纏った雲霞鳥群は大湿地帯を傍若無人に食い荒らす。

他国との関係

あらゆる種族・国家と公平に交流する。
それは排他的な種族であるエルフたちも同様であり、大陸内で見ればエルフと最も交流が篤い種族はリザードマンである。

NPC


【語らずの智者】エフレム
(イラスト:赤岸K


資料:アニエピカ地域紹介:ディズル大湿地帯
https://blog.alpaca-connect.com/2020/05/blog-post_22.html

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アニエピカ
最終更新:2020年11月14日 20:15