ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3607 赤ゆっくりはかわいいね!
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『赤ゆっくりはかわいいね!』 24KB
愛で 虐待 赤ゆ うんしー 練習中
愛で 虐待 赤ゆ うんしー 練習中
赤ゆっくりはかわいいね!
虐待成分が少ないので、あんまりすっきりしないかも
「おでがいじばずぅぅでいぶをがいゆっぐりにじでぐださいいいぃぃ!!」
「おでがいじばずぅぅぅ!!」
街中を物思いにふけりながら歩いていると、足元に小さな衝撃。
集中していて気付かなかったがどうやら野良ゆっくりに足をぶつけてしまったらしい。
集中していて気付かなかったがどうやら野良ゆっくりに足をぶつけてしまったらしい。
「あぁ、にんげんざんんん!!でいぶをがっでぐだざいいいい!!でいぶはもどがいゆっぐりでじだああああ!!にんげんざんをゆっぐりざぜであげればずぅぅぅ!!」
ボロボロに汚れたれいむ種のゆっくりが、俺の足に体を擦り付けながら叫ぶ。
頭の飾りには何かをむしられたような跡があるので、飼いゆっくりだったと言うのは嘘ではないだろう。
番のまりさがいるところを見ると、大方「とくべつなのらまりさ」を見つけて飼い主に見せたら……と言ったところだろうか?
どちらも体中に生傷がたくさんあり、街の厳しさを味わっているのは明らかだった。
頭の飾りには何かをむしられたような跡があるので、飼いゆっくりだったと言うのは嘘ではないだろう。
番のまりさがいるところを見ると、大方「とくべつなのらまりさ」を見つけて飼い主に見せたら……と言ったところだろうか?
どちらも体中に生傷がたくさんあり、街の厳しさを味わっているのは明らかだった。
「ばりざもぜっだいににんげんざんをゆっぐりざぜでびぜばずぅぅぅ!!おねがいでずぅぅぅ!!」
「んー……いいよ」
「「……ゆ?」」
予想外の返答に、二匹のゆっくりはきょとんとした表情で固まる。
数分ほど放心状態になった後、はっと気を取り直した二匹は大量の砂糖水を噴出しながら喜びだした。
数分ほど放心状態になった後、はっと気を取り直した二匹は大量の砂糖水を噴出しながら喜びだした。
「「ありがどうございばずううう!!」」
「あー……でも、元飼いゆっくりのれいむならわかると思うけど、飼いゆっくりになるなら色々とお約束しないといけないよ?」
「わがっでばず!!わがっでばずがらはやぐぅぅぅ!!」「ばやぐがいゆっぐりにじでぇぇぇぇ!!」
恐らく一ミリたりとも分かっていないのだろうが、別にそんなことは構わなかった。
私は二匹のゆっくりに向けて満面の笑みを浮かべた。
その意味を知ってか知らずか、二匹のゆっくりは晴れて飼いゆっくりとなったのだ。
私は二匹のゆっくりに向けて満面の笑みを浮かべた。
その意味を知ってか知らずか、二匹のゆっくりは晴れて飼いゆっくりとなったのだ。
「さ、ここが君たちの家だよ」
「「わあああああ!!ひろおいいいい!!!」」
二匹を連れてきたのは、それこそ大きくもなく小さくもない「それなり」の我が家だ。
それでもこの二匹には十分だったらしく、目を輝かせている。
そんな二匹をそっと床に下ろし、自分も腰を下ろす。
すると、まりさがくるりと振りかえり、先ほどまでと打って変わった態度で言う。
それでもこの二匹には十分だったらしく、目を輝かせている。
そんな二匹をそっと床に下ろし、自分も腰を下ろす。
すると、まりさがくるりと振りかえり、先ほどまでと打って変わった態度で言う。
「おいどれい!れいむははらがへっているんだぜ!さっさとあまあまをもってくるだぜ!」
「ゆゆぅっ!?」
まりさの発言に、となりで目を輝かせていたれいむは目を見開く。
腐っても元飼いゆっくりだけあるな、いきなりゲス化はしなかったわけだ。
私の方をちらちらと見ながら小刻みに震えるれいむがまりさを止めようとする。
腐っても元飼いゆっくりだけあるな、いきなりゲス化はしなかったわけだ。
私の方をちらちらと見ながら小刻みに震えるれいむがまりさを止めようとする。
「だ、だめなんだよまりさ……かいゆっくりはにんげんさんをどれいなんていっちゃ……」
「ゆゆ~ん?なぜだぜぇ?こいつはまりさとれいむをかうっていったんだぜぇ!それはこいつが『くっぷく』してどれいになったあかしなのだぜぇ!」
そんなれいむなどどこ吹く風なまりさは、依然態度を変えずふてぶてしい顔をしている。
「なんでぞんだごというのおおおお!?ばりざはまだのらにもどりだいのおおお!?」
まりさの態度に改善が見られないところを見るや、れいむは焦りの咆哮を上げた。
普通なら飼いゆっくりでも同調して一緒にまくしたててくる場合の方が多い。
まぁこのれいむは一回飼いゆっくりを経験してるから、もう二度とあんな生活に戻りたくないと必死なのかもしれない。
普通なら飼いゆっくりでも同調して一緒にまくしたててくる場合の方が多い。
まぁこのれいむは一回飼いゆっくりを経験してるから、もう二度とあんな生活に戻りたくないと必死なのかもしれない。
「ゆゆ……どうしたんだぜ、れいむ?ぜんぜんゆっくりしてないのぜ……」
「それはばりざが……ひぃっ!!ゆ、ゆるじでっ!」
私が上げた手に、れいむはがたがたと震えて縮こまってしまった。
だがその手がゆっくりと自分の頭に下ろされたことに、れいむは驚く。
だがその手がゆっくりと自分の頭に下ろされたことに、れいむは驚く。
「いいのよれいむ、ここはあなたたちの家なのだから」
微笑みながら頭を撫でてあげると、れいむはゆっくりと顔を上げた。
そんな私を見て、まりさがぼよんぼよんと跳ねながらまくしたてる。
そんな私を見て、まりさがぼよんぼよんと跳ねながらまくしたてる。
「そんなきたないてでれいむにふれないでね!ゆっくりしてないであまあまもってきてね!!」
「あらら、ごめんなさい。今持ってくるからね」
そう言って私は立ち上がり、台所へ向かう。
その後ろ姿を見て、まりさは満足げに鼻を鳴らした。
その後ろ姿を見て、まりさは満足げに鼻を鳴らした。
「まりさのつよさにあのにんげんはかんぜんに『くっぷく』してるのぜ!れいむもあんしんするのぜ!」
「う、うん……」
そう言ってまりさはれいむにすりすりしてくれるのだが、やはりれいむは安心できなかった。
確かにまりさのような態度をガマンしてくれるにんげんさんもいるが、それは少数だ。
ほとんどのにんげんさんはまりさのような行動を取ったゆっくりを容赦なくいじめ、時には潰して殺してしまう。
あんなに野良で経験したのに、まりさはそれを覚えていないのだろうか?れいむは疑問だった。
確かにまりさのような態度をガマンしてくれるにんげんさんもいるが、それは少数だ。
ほとんどのにんげんさんはまりさのような行動を取ったゆっくりを容赦なくいじめ、時には潰して殺してしまう。
あんなに野良で経験したのに、まりさはそれを覚えていないのだろうか?れいむは疑問だった。
「ごめんねー、今日はこのぐらいしかないんだー」
私がイチゴのショートケーキを二つ乗せた皿を二人の前に置く。
二人の目の輝きがこの部屋に入った時ぐらい、いやそれ以上に輝き、そのままケーキに貪りついた。
二人の目の輝きがこの部屋に入った時ぐらい、いやそれ以上に輝き、そのままケーキに貪りついた。
「「むしゃむしゃむしゃ!!しあわせええええええ!!!!!」」
二匹のゆっくりはこの世の春とでも言った表情でのけぞる。
野良生活では絶対ありつけなかったその味に、全身がふわふわと飛んで行きそうだった。
だがそれだけ勢いよく食べれば、それだけ無くなるのも早いわけで。
まぁそれがどういうことかと言うと。
野良生活では絶対ありつけなかったその味に、全身がふわふわと飛んで行きそうだった。
だがそれだけ勢いよく食べれば、それだけ無くなるのも早いわけで。
まぁそれがどういうことかと言うと。
「これだけのあまあまじゃぜんぜんたいないのぜ!もっとあまあまさんをもってくるのぜ!」
「……」
ふんぞり返るまりさとは対照的に、れいむはまだ恐怖が抜けず震えていた。
「あらぁ、ごめんなさいねぇ。今日はそれだけしかないのよー」
「ふんっ!つかえないどれいだぜ……だけどまりささまはかんようだからゆるしてやるのぜ!ただしあしたはもっとあまあまよういするのぜ!」
「はいはい、わかりましたよー」
まりさの言葉に、にんげんさんはゆっくりした表情を変えずに受け答えしている。
その姿に、れいむはにんげんへの恐怖が少し溶けていくのを感じる。
このひとならほんとうにれいむたちをゆっくりさせてくれるかも、と。
その姿に、れいむはにんげんへの恐怖が少し溶けていくのを感じる。
このひとならほんとうにれいむたちをゆっくりさせてくれるかも、と。
「すー……すー……」
隣の部屋で寝息を立てはじめた人間を横目に、まりさはれいむに擦り寄った。
少しまどろみかけていたれいむは、そのまりさの行動で目を起こされる。
少しまどろみかけていたれいむは、そのまりさの行動で目を起こされる。
「ゆゆ……どうしたの、まりさ?れいむはもうねむいよ……」
「ゆふふ……まりさはすっきりーがしたいのぜ!」
「ゆゆぅ!?なにいってるのまりさ!すっきりーしたら、おちびちゃんができちゃうでしょ!」
突然の提案に、れいむは驚いて目が冴える。
どうやら、野良の時は極限状態ですっきりーなどしている暇は無かったため、ゆっくり出来る環境に来たことでまりさのすっきりーへの欲が爆発したようだ。
どうやら、野良の時は極限状態ですっきりーなどしている暇は無かったため、ゆっくり出来る環境に来たことでまりさのすっきりーへの欲が爆発したようだ。
「ゆぅ?れいむはかわいいおちびちゃんがほしくないのぜ?おちびちゃんがいれば、れいむもおびえずにゆっくりできるのぜ!」
「ゆ……おちびちゃんは、ほしいけど……」
欲しいけど、の後に言葉が続く前に、まりさは強行策に出た。
「なら、すっきりーするのだぜ!」
「ちょっとまっ…… まりっ……」
れいむは少し抵抗したが、実はおちびちゃんが欲しいという欲求がれいむにないわけではなかったので、拒みきれない。
その結果……
その結果……
「「すっきりーっ!!!」
「ふんふんなるほど、ねぇ……」
私が起きてきてみると、そこには案の定予想通りの二匹の姿があった。
れいむの頭から伸びた植物の茎のようなもの、そしてそこに実る三つの存在。
一番先端の実は黒い帽子を被っており、ほかの2個はリボンのようなものが付いている。
まぁ要するに、二匹の赤ちゃんだ。
れいむの頭から伸びた植物の茎のようなもの、そしてそこに実る三つの存在。
一番先端の実は黒い帽子を被っており、ほかの2個はリボンのようなものが付いている。
まぁ要するに、二匹の赤ちゃんだ。
「……すっきりしちゃったわけ、か」
あぐらをかいて植物型妊娠をしているれいむを眺めて呟く。
そんな私にまりさは踏ん反り返りながらいらん説明をしてくれる。
そんな私にまりさは踏ん反り返りながらいらん説明をしてくれる。
「まりさとれいむのせかいでいちばんかわっいいおちびちゃんたちなのだぜ!」
「……」
そんなまりさとは正反対に、れいむは俯き震えている。
れいむは知っていた、飼いゆっくりがおちびちゃんを作ってしまうことがどういうことかを。
れいむはまりさと知り合う前に、一度にんっしんしたことがあったのだ。
『絶対そこらの野良とゆっくりすんじゃねーぞー』という飼い主の言いつけを破って。
その時の飼い主さんの顔は今でも忘れられない。
番として連れて行ったまりさはぐちゃぐちゃに潰され、茎も毟り取られ燃やされた。
『俺も鬼じゃねぇ……人間にだって一度は間違いはある、バッジも取らないでおいてやる……が、二度目はないと思えよ?』
あの時の飼い主の表情は、れいむの餡全体に最大の恐怖として刻み込まれている。
れいむは知っていた、飼いゆっくりがおちびちゃんを作ってしまうことがどういうことかを。
れいむはまりさと知り合う前に、一度にんっしんしたことがあったのだ。
『絶対そこらの野良とゆっくりすんじゃねーぞー』という飼い主の言いつけを破って。
その時の飼い主さんの顔は今でも忘れられない。
番として連れて行ったまりさはぐちゃぐちゃに潰され、茎も毟り取られ燃やされた。
『俺も鬼じゃねぇ……人間にだって一度は間違いはある、バッジも取らないでおいてやる……が、二度目はないと思えよ?』
あの時の飼い主の表情は、れいむの餡全体に最大の恐怖として刻み込まれている。
「にんしんしてるれいむのためにも、くそどれいはさっさとあまあまもってくるんだぜ!」
「あ、あ、あぁ……」
そんなれいむのことなど露も知らず、まりさは昨日同様、いやそれ以上に傲慢な態度を取っている。
れいむは初めてこの時番のまりさのことを憎んだ。
確かにれいむも強い拒絶はせずつい流されてしまったが……半ば無理やりすっきりさせておいてこの言い草だ。
まりさはにんげんさんの本当の怖さを知らないから、そんんあことが言えるんだよ……と。
野良生活で分かってくれていたと思っていたが、まりさは人間の恐怖など微塵も感じていなかったようだ。
れいむは初めてこの時番のまりさのことを憎んだ。
確かにれいむも強い拒絶はせずつい流されてしまったが……半ば無理やりすっきりさせておいてこの言い草だ。
まりさはにんげんさんの本当の怖さを知らないから、そんんあことが言えるんだよ……と。
野良生活で分かってくれていたと思っていたが、まりさは人間の恐怖など微塵も感じていなかったようだ。
「あ、あ、あの……っ!」
せめて自分だけでもにんげんさんへの敵意がないことを示そうと声をかけようとしたとき、予想外の言葉が返ってきた。
「そっかー……そんなかわいい赤ちゃんがいるなら、あまあまさんがいっぱい必要だねぇ」
まさかの言葉に、れいむは一瞬世界が止まったかのように感じた。
横でなんだか喚いているまりさの声も、全く聞こえない。
今、今このにんげんさんは……なんて?
横でなんだか喚いているまりさの声も、全く聞こえない。
今、今このにんげんさんは……なんて?
「おちびちゃんたち、そだててもいいのっ!?」
れいむは子供がいることも忘れ、足元に飛びつく。
そんなれいむの頭に、あの時の飼い主さんの表情がちらつく。
ぽふ、とれいむの頭に手が置かれる。
そんなれいむの頭に、あの時の飼い主さんの表情がちらつく。
ぽふ、とれいむの頭に手が置かれる。
「んー、もちろんよぉ。私、赤ゆ大好きだしー」
そう言ってその人はれいむの頭を撫でてくれた。
飼われてた時も、野良になったあとも、ずっと我慢してた。
我慢するのが当たり前だと、そう思ってた。
れいむの目から、じんわりと涙が浮かんだ。
飼われてた時も、野良になったあとも、ずっと我慢してた。
我慢するのが当たり前だと、そう思ってた。
れいむの目から、じんわりと涙が浮かんだ。
「それじゃ、私はあまあまさん買ってくるからゆっくり待っててねー」
「ゆっくりしないでさっさとあまあまもってきてね!」
「うぅ……うぅ……」
よかった、生まれてきてよかった、と。
れいむはその時心の底からそう思った。
れいむはその時心の底からそう思った。
それからしばらくの時が過ぎ、れいむの赤ちゃんたちは目や口などの部分がはっきり見えるようになってきていた。
サイズも最初に比べて二倍ほどになり、いつ生まれてもおかしくない状態だ。
サイズも最初に比べて二倍ほどになり、いつ生まれてもおかしくない状態だ。
「ゆふぅ~♪まりさたちのおちびちゃん、ゆっくりてるねぇ~……」
「はやく、うまれてこないかな♪」
れいむがにんっしんしてからというもの、にんげんさんは毎日あまあまさんをくれた。
それだけでなく、れいむたちのうんうんやしーしーの片づけまでもしてくれたのだ。
そのことに対してまりさはどんどんと気を大きくしているようだったが、れいむは違った。
おちびちゃんを育てるのを許してくれただけでも素晴らしいことなのに、その上この待遇だ。
むしろ今のれいむにとっては、まりさの発言がいつにんげんさんの気に触れてしまうかと言う方が怖かった。
それだけでなく、れいむたちのうんうんやしーしーの片づけまでもしてくれたのだ。
そのことに対してまりさはどんどんと気を大きくしているようだったが、れいむは違った。
おちびちゃんを育てるのを許してくれただけでも素晴らしいことなのに、その上この待遇だ。
むしろ今のれいむにとっては、まりさの発言がいつにんげんさんの気に触れてしまうかと言う方が怖かった。
「あまあまさんはまだだぜ!?くそどれい!まりさはおなかがぺこぺこなのだぜ!」
その危惧の対象が、またアホらしく人間を貶しはじめた。
「はいはい、今もっていきますよー」
そんなほぼゲス化してしまったまりさの言うことも、にんげんさんはかいがいしく聞いてくれた。
本当に自分たちの奴隷なんじゃないか……?と一瞬浮かんだ考えを、あの時のトラウマが一瞬でかき消す。
本当に自分たちの奴隷なんじゃないか……?と一瞬浮かんだ考えを、あの時のトラウマが一瞬でかき消す。
「むーしゃむしゃむしゃ……しあわせええええええ!!おいくそどれい!!こんなんじゃぜんぜんまんぞくしないのぜ!!!」
れいむの食の進みが悩みから遅いのをいいことに、まりさはバグバグとあまあまを食べ尽くし追加を要求した。
もう止めてくれ!とれいむは心から思った。
まりさがこんなことを繰り返していては、どんな優しいにんげんさんでもいつかはガマン出来なくなってしまう。
……と、その時
プルプルプルプル
もう止めてくれ!とれいむは心から思った。
まりさがこんなことを繰り返していては、どんな優しいにんげんさんでもいつかはガマン出来なくなってしまう。
……と、その時
プルプルプルプル
「ゆ……ゆゆっ!?」
はっきりと震えだした赤ちゃんたちのの動きに、れいむが声を上げる。
私に抗議をしていたまりさもその異変に気づき、そばへ駆け寄る。
一番先端で震えだした赤ちゃんが『ゆっきゅりうみゃれるよっ!』と赤ちゃんなりの大声でいう。
私に抗議をしていたまりさもその異変に気づき、そばへ駆け寄る。
一番先端で震えだした赤ちゃんが『ゆっきゅりうみゃれるよっ!』と赤ちゃんなりの大声でいう。
「ほら、おちびちゃん!まりさのおぼうしにゆっくりちゃくちするんだぜ!」
自分の帽子を赤ちゃんの下に敷き、クッション代わりにするまりさ。
赤ちゃんのぷるぷるが最大まで高まり、やがてぷちんと茎から離れた。
ぽふっと帽子に着地した赤ゆっくりは、しばらく辺りをきょろきょろしていたが、すぐに両親を見つけると眉をキリッと上げて叫ぶ。
『おちょーしゃん、おきゃーしゃん、ゆっきゅりしちぇいってね!』
「「ゆっくりしていってねぇぇぇぇぇ!!」」
赤ちゃんのぷるぷるが最大まで高まり、やがてぷちんと茎から離れた。
ぽふっと帽子に着地した赤ゆっくりは、しばらく辺りをきょろきょろしていたが、すぐに両親を見つけると眉をキリッと上げて叫ぶ。
『おちょーしゃん、おきゃーしゃん、ゆっきゅりしちぇいってね!』
「「ゆっくりしていってねぇぇぇぇぇ!!」」
生まれて初めて授かった子宝に、れいむは感涙が止まらなかった。
どんなにあまあまを食べても感じることのなかった幸福感がれいむを包み込む。
となりを見るとまりさも感極まったらしく「まりさのかわいいおちびちゃんだぜええええ!!!」と叫んでいる。
その後残った二匹も元気に生まれ、両親に挨拶をしそれに両親も返した。
れいむは今、幸せの絶頂の中にいた。世界の全てがれいむを祝福しているようにさえ感じられる。
どんなにあまあまを食べても感じることのなかった幸福感がれいむを包み込む。
となりを見るとまりさも感極まったらしく「まりさのかわいいおちびちゃんだぜええええ!!!」と叫んでいる。
その後残った二匹も元気に生まれ、両親に挨拶をしそれに両親も返した。
れいむは今、幸せの絶頂の中にいた。世界の全てがれいむを祝福しているようにさえ感じられる。
「あらあられいむー、おめでとー」
にんげんさんも、拍手でれいむを祝福してくれている。
れいむは全身で幸せを享受していた。
だからこそ、れいむはこのおちびちゃんを守るのに全てを賭けようと胸に誓った。
れいむは全身で幸せを享受していた。
だからこそ、れいむはこのおちびちゃんを守るのに全てを賭けようと胸に誓った。
「「「むっちゃむっちゃ……ちあわちぇーっ!!!」」」
「いいわねぇ、赤ゆっくりー。やっぱりかわいいわぁ」
三匹の赤ゆは、生まれて初めて食べるご飯に声をあげている。
赤ちゃんたちが最初に食べるもの、それは自分たちが生えていた茎だ。
その様子を、ゆっくり二匹と人間一人が眺めている。
赤ちゃんたちが最初に食べるもの、それは自分たちが生えていた茎だ。
その様子を、ゆっくり二匹と人間一人が眺めている。
「「「きゃわいいまりちゃ(れいみゅ)のしゅーぴゃーうんうんちゃいむだよっ!」」」
赤ゆっくりは食べるとすぐに排泄をしはじめた。
まぁ成体になっても大して変わらないのだが、赤ちゃんは特に頻繁に排泄を行う。
まぁ昆虫でいう脱皮みたいなものだ。古い餡子をすぐに新しい餡子と入れ替えることで、すぐに大きく成長するわけだ。
まぁ成体になっても大して変わらないのだが、赤ちゃんは特に頻繁に排泄を行う。
まぁ昆虫でいう脱皮みたいなものだ。古い餡子をすぐに新しい餡子と入れ替えることで、すぐに大きく成長するわけだ。
「「「でりゅぅ……しゅっきりーっ!!!」」」
満足げな表情でうんうんを出し、幸せそうな表情の赤ゆっくりたち。
そんな赤ちゃんを見て、にんげんさんは本当にゆっくりしているようだった。
本来はれいむたちがするはずのうんうんの後始末も、「ほらいいからいいから」と言ってにんげんさんは片づけてくれた。
相変わらずまりさはそんなにんげんさんに向かって何か言っていたが、もはやそんなことはれいむにとってどうでもよくなっていた。
そんな赤ちゃんを見て、にんげんさんは本当にゆっくりしているようだった。
本来はれいむたちがするはずのうんうんの後始末も、「ほらいいからいいから」と言ってにんげんさんは片づけてくれた。
相変わらずまりさはそんなにんげんさんに向かって何か言っていたが、もはやそんなことはれいむにとってどうでもよくなっていた。
それからまた、しばらくの時が流れて行った。
「おうたをうたいましょうね、おちびちゃんたちー!ゆ~ゆ~ゆ~♪」
「おうたをうたいましょうね、おちびちゃんたちー!ゆ~ゆ~ゆ~♪」
「「ゆ~♪ゆ~♪ゆ~♪」」
れいむの教えることは、なんでも従順に従ってくれる子供たち……一匹を除いて。
「またおうたなのだぜー?まりちゃはもっとあそびちゃいのだじぇーっ!」
そう言って子まりさはばんばんと跳ねて駄々をこねる。
「ゆ~……おうたはしょうらいたいせつなのよ?ゆっくりりかいしてね……」
「いやあああああ!!!!あそびゅのおおおお!!!!」
こうなってしまうと、もうれいむにはどうしようもない。
赤ちゃんの頃は口だししていなかったまりさも、赤ちゃんが自分に似てくると
赤ちゃんの頃は口だししていなかったまりさも、赤ちゃんが自分に似てくると
「あんなくずれいむのいうことより、おとうさんとあそぶのぜ!」
などと言って目に見えて自分に似た子供を甘やかすようになっていった。
最近はそんな父親に呼応して、子まりさまでもが
最近はそんな父親に呼応して、子まりさまでもが
「くじゅ……?しょうか、あれはくじゅれいみゅなのだじぇ!」
などと言うことを言ってしまう始末だ。
正直れいむは、もうまりさのことなどどうでもよかった。
この子供たちがすくすくと育ってくれていること、それだけがれいむの幸せだったのだ。
幸い、あのにんげんさんはあまあまをくれるときじーっと見ているので、まりさにあまあまを独り占めされることはない。
もしもこれが野良のままだったなら……と思うとれいむは恐ろしくなる。
正直れいむは、もうまりさのことなどどうでもよかった。
この子供たちがすくすくと育ってくれていること、それだけがれいむの幸せだったのだ。
幸い、あのにんげんさんはあまあまをくれるときじーっと見ているので、まりさにあまあまを独り占めされることはない。
もしもこれが野良のままだったなら……と思うとれいむは恐ろしくなる。
「はいたっだいまー」
ガチャリ、とドアの開く音にゆっくり達の視線が集まる。
「いやー、予想以上に遅くなっちゃってー……」
「「「おかえりなさい!にんげんさん!」」」
親れいむと子れいむは、元気よく礼儀よく帰ってきたにんげんさんを迎え入れる。
「なにをゆっくりしてるんだぜくそどれい!くそどれいはゆっくりしてないであまあまさんをさっさともってくるんだぜ!」
「もってくるんだじぇ!」
「もってくるんだじぇ!」
そんなれいむたちとは真逆に、親まりさと子まりさは口汚い言葉でにんげんを罵る。
まりさたちのそんな姿に、れいむは一瞬蔑みの目を向けるが何も言わない。
何を言っても、完全にゲスになったまりさには届かなかったからだ。
れいむは自分のおちびちゃんが無事なら、ほかはどうでもよかったのだ。
どうでも、よかったのだ。
まりさたちのそんな姿に、れいむは一瞬蔑みの目を向けるが何も言わない。
何を言っても、完全にゲスになったまりさには届かなかったからだ。
れいむは自分のおちびちゃんが無事なら、ほかはどうでもよかったのだ。
どうでも、よかったのだ。
「……」
なんだか、にんげんさんの様子がいつもと違う。
いつも注意深くにんげんさんを見てきたれいむだからこそ、その変化に気づいた。
そんなにんげんさんが、無言で子まりさを摘み上げる。
いつも注意深くにんげんさんを見てきたれいむだからこそ、その変化に気づいた。
そんなにんげんさんが、無言で子まりさを摘み上げる。
「おしょらをとんでるみちゃい!……ゆっ!くしょどりぇいがこうきなみゃりさにふれるんじゃないじぇえええ!!」
摘み上げられたまりさは定型文を言った後、また口うるさくにんげんを侮辱する。
「まりさのかわいいあかちゃんにふれるなああああ!!くずどれいいいいい!!!」
にんげんさんは、いままでもああやってたまにおちびちゃんたちをつまみ「かーわーいーっ!!」といってすりすりをしていた。
だが今回は明らかに雰囲気が違う。いつものゆっくりした雰囲気が全く出ていないのだ。
そんな様子を見ていたれいむに、忘れていた筈の古い記憶が蘇る。
そう……あの時の、飼い主さんの顔だ。
だが今回は明らかに雰囲気が違う。いつものゆっくりした雰囲気が全く出ていないのだ。
そんな様子を見ていたれいむに、忘れていた筈の古い記憶が蘇る。
そう……あの時の、飼い主さんの顔だ。
「ゆ、ゆぐげぅ……」
口から漏れそうになる餡子を、すんでのところで口を絞り止める。
「おきゃーしゃん、だいじょーびゅ?」「あんこしゃんはゆっきゅりもじょっちぇね」
「ゆーゆっゆっゆ!れいむはくずだからくるしんでとうぜんなのぜ!」
おちびちゃんたちの心配そうな声も、まりさの罵倒も今のれいむには届かない。
にんげんさんが小さくつぶやくのを、聞いてしまったから。
「おきゃーしゃん、だいじょーびゅ?」「あんこしゃんはゆっきゅりもじょっちぇね」
「ゆーゆっゆっゆ!れいむはくずだからくるしんでとうぜんなのぜ!」
おちびちゃんたちの心配そうな声も、まりさの罵倒も今のれいむには届かない。
にんげんさんが小さくつぶやくのを、聞いてしまったから。
「あーあ、もうかー……意外に早いんだねぇ」
一瞬、この場にいたゆっくりは何が起きたか分からなかったかったようだ。
まぁ、こいつらのには理解しがたい光景かもね。
私は、いつもの優しい表情のままだったし、私の買い物の袋からは、おいしそうなあまあまのにおいがしてるし。
一ついつもと違うのは……親まりさの目の前で無残に四散している子まりさの姿、かな?
まぁ、こいつらのには理解しがたい光景かもね。
私は、いつもの優しい表情のままだったし、私の買い物の袋からは、おいしそうなあまあまのにおいがしてるし。
一ついつもと違うのは……親まりさの目の前で無残に四散している子まりさの姿、かな?
「もーちっとかわいい姿でいてくれると思ったのになーあ」
溜息まじりにふぅーっと息を吹いた私に最初に噛みついたのは、もちろん親まりさだった。
「どぼじでれいむのおちびじゃっゆげぶっ!?」
叫ぶ途中の親まりさの体に、容赦なく私は体重をかけた。
「げぶおおお゛お゛お゛!!!!くずのぶんざい゛でゅっ!?」
かける体重をさらに強くすると、まりさの口からびゅびゅっと餡子が噴出した。
「ぴぎゃあああああああああ!!!!」「きょわいよおおおおおおおおお!!!」
その様子を見ていた子れいむ二匹が、おそろしーしーを垂れ流しだした。
そんな様子に、ため息がさらに深くなってしまう。
そんな様子に、ため息がさらに深くなってしまう。
「ぴぎゃーぴぎゃーうるせぇやつらだ……」
私はそのうちの一匹を掴みあげ、目の前に持ってくる。
そんな私の姿を、あのれいむは放心状態で見ている。
踏まれているまりさも何か喚きたそうだったが、餡子が口から流れている状態ではまともな音になっていない。
そんな私の姿を、あのれいむは放心状態で見ている。
踏まれているまりさも何か喚きたそうだったが、餡子が口から流れている状態ではまともな音になっていない。
「おしょらをとっ……ぴぎゃああああああああああ!!!!たきゃいよおおおおおお!!!」
摘み上げたことで更にボリュームが上がった腐れ饅頭の声に耐えながら、私はまた呟く。
「可愛くなさすぎだろ……」
私は手の込んだ虐待セットなどに金をかける主義ではなかったので、その小さいゴミを黙らせる方法は一つだった。
声を上げる間もなく、床にぐちゃりと叩きつけられたそれは、驚くことに生きていた。
だが体の3分の1ぐらいが吹き飛び、目も一つ飛び出したその姿を見て、大丈夫と思うバカはいないだろう。
声を上げる間もなく、床にぐちゃりと叩きつけられたそれは、驚くことに生きていた。
だが体の3分の1ぐらいが吹き飛び、目も一つ飛び出したその姿を見て、大丈夫と思うバカはいないだろう。
「ゆ……ゆぎゅぎゅ……」
「ゆゆゆっ……いもーちょちゃんげんきにゆっきゅりちちぇね……ぺーろぺーろ」
いや、そんなバカがここには一匹いた。
どうみてももう無理な妹の体を、ていねいになめまわしている。
どうみてももう無理な妹の体を、ていねいになめまわしている。
「も、もど……ゆ、ぐり……」
などと言ってピクリとも動かなくなった妹をよそに、姉はペロペロを続けていた。
そしてそれは、つまり
そしてそれは、つまり
「ゆゆ……ちあわちぇーっ!!」
一心不乱に妹の体をぺろぺろ……というかもはやこれは食ってるようなもんだな。
「ゆぐぐっ……ぐびぇびょっ……」
あ、そうだった。足元のドぐされ饅頭を忘れてたね。
思い出した私は足をゆっくりと上げる。
なんということでしょう!そこにはびろーんと半分から先が麺生地のように伸びた親まりさの姿が!
思い出した私は足をゆっくりと上げる。
なんということでしょう!そこにはびろーんと半分から先が麺生地のように伸びた親まりさの姿が!
「ゆぐぶげっ……ゆげぼっ……!」
何か言おうとしてるが、言おうとしてるそばから餡子が漏れ出し、言葉にならない。
こういう時オレンジジュースで復活させて虐め治す人もいるらしい。それはそれでご苦労なことだ。
足元のまりさは伸びてはいるが切れてはいない。死ぬ心配は必要ないはず。
ま、一応あとで口は閉じとこうか。
こういう時オレンジジュースで復活させて虐め治す人もいるらしい。それはそれでご苦労なことだ。
足元のまりさは伸びてはいるが切れてはいない。死ぬ心配は必要ないはず。
ま、一応あとで口は閉じとこうか。
「ゆ……ゆ……?」
一方で親れいむの方はいまだに目を見開いたまま反応しない。
頭の中では色々な考えが渦を巻いて、現れては消え、また現れるを繰り返していた。
目の前で死んだ二人の子供、ゲスとはいえあんな子まりさでも餡の繋がった子供だったのだ。
なぜ、どうして?
にんげんさんは、ゆっくりしてくれてたんじゃなかったのか……?
頭の中では色々な考えが渦を巻いて、現れては消え、また現れるを繰り返していた。
目の前で死んだ二人の子供、ゲスとはいえあんな子まりさでも餡の繋がった子供だったのだ。
なぜ、どうして?
にんげんさんは、ゆっくりしてくれてたんじゃなかったのか……?
「おーい、放心してるとこ悪いけど、その子まで死んじゃっていいの?」
にんげんの言葉に、れいむははっと正気を取り戻す。
れいむの最後のおちびちゃんが、にんげんに摘み上げられているところだった。
そこでれいむはやっと思い立つ。
とりあえず、おちびちゃんの命を守らねば!と
れいむの最後のおちびちゃんが、にんげんに摘み上げられているところだった。
そこでれいむはやっと思い立つ。
とりあえず、おちびちゃんの命を守らねば!と
「おでがいじばずうう゛う゛う゛う゛!!!おぢびじゃんだけばああ゛あ゛あ゛!!!!」
泣いて床に頭を擦るれいむ。その姿からはにんげんを騙そうなどと言う狡猾な思考は無く、心からの謝罪だった。
まぁ、どうでもいいことなのだが。
まぁ、どうでもいいことなのだが。
「私はさー、赤ゆが大好きなんだよねー。あの舌足らずさと、もっちり感!ぷーにぷーにしたくなるよねーっ!」
「でじょ?おぢびじゃんがわい゛い゛でじょ!?」
涙と涎を垂れ流しながら、れいむが顔を上げた。
そのれいむに摘み上げた子れいむを近づける。
そのれいむに摘み上げた子れいむを近づける。
「赤ゆっくりは、って言ってんだろさっきから……こいつのどこがかわいいんだよっと!」
今度は力加減をして親れいむの目の前に叩きつける。
力加減をしたせいで、子れいむは死んだ妹のようにはならず、苦痛だけを訴える。
力加減をしたせいで、子れいむは死んだ妹のようにはならず、苦痛だけを訴える。
「いじゃいいじゃいいじゃいいいいいいいっ!!!」
栄養過多で太った体で、ぐねんぐねんと動き回る姿はかわいいというよりもむしろB級ホラー映画向きだ。
「な゛んでぐじょどれ゛い゛ぎゃ……ぐぼぼぼ、ぐべぼ」
さっきからギャーギャーうるさいゲロ袋を、サランラップで密封して壁に固定しておいた。一応呼吸は出来るはず!
「おぢびじゃんいだがっだね!!ほーらぺーろぺーろ!!」
半ば狂気じみた表情で我が子をぺろぺろしようとしたを、その我が子ごと踏み潰す。
ぷちゅりと踏み潰した感想は、案外抵抗が少なかったのでこれといってなかった。
しかし子供とはいえゆっくりの生命力はすさまじく、足を上げるとその子ゆっくりはまだ生きていた。
まぁこの潰され方では死んでいた方がマシだっただろうが。
ぷちゅりと踏み潰した感想は、案外抵抗が少なかったのでこれといってなかった。
しかし子供とはいえゆっくりの生命力はすさまじく、足を上げるとその子ゆっくりはまだ生きていた。
まぁこの潰され方では死んでいた方がマシだっただろうが。
「ゆ゛……ゆ゛……れいみゅを……ゆっぐりざぜな……いぐじゅおやは……ぢねぇ……」
「おぢびちゃあああん!!!なんでぞんなごどいうのおおお゛お゛!!!!」
ゆっくりというのは、どこまでも『他人』が自分をゆっくりさせてくれるものだと信じてやまない生き物だ。
自分はゆっくりしていれば、周りもゆっくりでき、その対価として自分をゆっくりさせてもらう。
そんなことを生まれたときから本気で信じているのだ。
自分はゆっくりしていれば、周りもゆっくりでき、その対価として自分をゆっくりさせてもらう。
そんなことを生まれたときから本気で信じているのだ。
「も……じょ、ゆぎゅり……」
最後の一言を終え口からぶじゃりと餡子を流すと、子れいむも息絶えた。
その表情は苦悶に歪んでおり、自分をゆっくりさせてくれない親を、にんげんを、そして世界を恨んでいるのだろう。
その表情は苦悶に歪んでおり、自分をゆっくりさせてくれない親を、にんげんを、そして世界を恨んでいるのだろう。
「ゆ……ゆ、ゆ……」
残された親れいむが小さくつぶやきながら、目を瞬かせる。
理解が追いつかないのだ、一体なぜこうなった?何がいけなかった?どうしておちび達が死ななければならない?
考え考え、そしてれいむは一つの結論に辿りついた。
そうだ、最初から恐れていたことではないか……あのゲスまりさのせいである。
やはりにんげんさんに敬意を払えないゲスは最初に殺しておくべきだったのだ。
親れいむの目に、憎悪の火が宿っていく。
先ほどまでの元気のなさが嘘のように、すさまじい勢いで親まりさの方へ突撃した。
理解が追いつかないのだ、一体なぜこうなった?何がいけなかった?どうしておちび達が死ななければならない?
考え考え、そしてれいむは一つの結論に辿りついた。
そうだ、最初から恐れていたことではないか……あのゲスまりさのせいである。
やはりにんげんさんに敬意を払えないゲスは最初に殺しておくべきだったのだ。
親れいむの目に、憎悪の火が宿っていく。
先ほどまでの元気のなさが嘘のように、すさまじい勢いで親まりさの方へ突撃した。
「おばえがあああ゛あ゛!!!!おばえがにんげんざんをおごらぜだがらあああ゛あ゛あ゛!!!!」
もちろんラップで固定されている親まりさは「ゆひゅ……ゆ」と息も絶え絶えであり、避けるなどもってのほかだ。
その連日のあまあま食いで太りきった体に、親れいむの体当たりが直撃する。
その連日のあまあま食いで太りきった体に、親れいむの体当たりが直撃する。
「ゆげぼっ!?で、でいびゅ……なんじぇ……ゆびゅぼっ!?」
親れいむからの容赦ない攻撃に、親まりさの口の端から餡子が漏れ出る。
普通なら致死量すれすれぐらいの餡子が出てもおかしくないが、密閉状態ではそうはならない。
要するに死にに死にきれず、親れいむからの攻撃をずっと受け続けることになる。
普通なら致死量すれすれぐらいの餡子が出てもおかしくないが、密閉状態ではそうはならない。
要するに死にに死にきれず、親れいむからの攻撃をずっと受け続けることになる。
「ぢねええええ゛え゛え゛!!!!!ぢねえええええええ゛え゛え゛え゛!!!!」
鬼の形相で親れいむは体当たりを繰り返しているが、親まりさは一向に死ぬ気配がない。
にんげんに簡単にぐちゃりと潰されるせいで脆いと思われがちなゆっくり達だが、実はそんなことは無い。
逆に中枢がやられるか餡子を大量に吐かないと死なないというぐらいのタフさがある。
まぁゆっくりたちが自分から自殺する方法もあるらしいが、今それはどうでもいいだろう。
にんげんに簡単にぐちゃりと潰されるせいで脆いと思われがちなゆっくり達だが、実はそんなことは無い。
逆に中枢がやられるか餡子を大量に吐かないと死なないというぐらいのタフさがある。
まぁゆっくりたちが自分から自殺する方法もあるらしいが、今それはどうでもいいだろう。
「なんでぢなないのおおおおお!!!ぢねよおおおおお!!!!」
ぼごん、ぼごんというゆっくり同士がぶつかっているとは思えないような音を響かせ、親れいむは必死に体当たりを繰り返す。
その音からも分かるように本気で殺そうとしているらしいが、本気とはいえ所詮はゆっくりの体当たり。
餡子を大量に吐いての出血多量(出餡多量?)で死ぬことが無いため、絶命まで行かせることができない……と思っていたのだが。
その音からも分かるように本気で殺そうとしているらしいが、本気とはいえ所詮はゆっくりの体当たり。
餡子を大量に吐いての出血多量(出餡多量?)で死ぬことが無いため、絶命まで行かせることができない……と思っていたのだが。
「ぢぐじょ……もじょ……ゆぎゅ……」
そこには私が踏みつけて引き伸ばされた時の数倍の薄さになった親まりさの姿があった。
そんな状態でもほんの少し息があったらしく、ほとんど声にならない声を上げながら死んでいった。
すさまじい執念を込めた連続体当たりによって、水滴が岩を穿つようにこの親れいむもまた自分の子供たちが死ぬ原因にゲスを殺すことに成功したのだ。
そんな状態でもほんの少し息があったらしく、ほとんど声にならない声を上げながら死んでいった。
すさまじい執念を込めた連続体当たりによって、水滴が岩を穿つようにこの親れいむもまた自分の子供たちが死ぬ原因にゲスを殺すことに成功したのだ。
「ゆふーっ……ゆふーっ……」
しばらく激しい息を吐いていた親れいむだったが、突然私の方に振り返る。
その表情からはすでに子を思うようなあ親の気持ちはなくなり、ゲスを殺したという満足感に埋め尽くされていた。
終いには
その表情からはすでに子を思うようなあ親の気持ちはなくなり、ゲスを殺したという満足感に埋め尽くされていた。
終いには
「ゆゆ!ゆっくりできないげすはしんだよ!ゆっくりしていってね!」
などとのたまう始末であった。
全く状況が分かっていないその丸い物体に、私は優しく教えてあげた。
全く状況が分かっていないその丸い物体に、私は優しく教えてあげた。
「私は、赤ゆっくりが大好きなのー。あなたたちは赤ゆっくりを生ませるために飼ってたのよ?それなのに番を殺しちゃうなんてねぇ。殺してくださいって言ってるようなものだよー」
言いながら私は親れいむを抱え上げる。
私の言葉を必死に理解しようとしている様子の親れいむ。
だが私は別に理解してもらう気もなかったし、理解したところでどうでもいいことだ。
私は手に持った1mサイズの金属物差しで、中枢ごと親れいむを貫いた。
私の言葉を必死に理解しようとしている様子の親れいむ。
だが私は別に理解してもらう気もなかったし、理解したところでどうでもいいことだ。
私は手に持った1mサイズの金属物差しで、中枢ごと親れいむを貫いた。
そう、私は赤ゆっくりが大好きだ。
あの丸っこくて舌足らずな愛らしい姿は、思わずすりすりしたくなる。
それは善良赤ゆっくりでも、ゲス赤ゆっくりでも変わらない。
善良は善良の、またゲスはゲスなりの可愛さがあるからだ。
だが……それとは逆に私は虐待派な趣向も持っている。
赤ゆっくり以外のゆっくりは存在価値のない路上の石ころにしか見えないからだ。
最初のうちはペットショップの赤ゆっくりを買ってきていたのだが、結局潰すのでは買う代金がもったいない。
なので最近はこうしてそこら辺のクズ饅頭を拾ってきて赤ゆっくりを愛でるようにしている。
赤ゆっくりを生むまでの間、クズ饅頭どもの世話をしなければいけないのがネックだが、まぁそれは可愛い赤ゆっくりを見るための準備期間であり、また叩き潰すときの快感にも繋がるので苦にはならない。
あの丸っこくて舌足らずな愛らしい姿は、思わずすりすりしたくなる。
それは善良赤ゆっくりでも、ゲス赤ゆっくりでも変わらない。
善良は善良の、またゲスはゲスなりの可愛さがあるからだ。
だが……それとは逆に私は虐待派な趣向も持っている。
赤ゆっくり以外のゆっくりは存在価値のない路上の石ころにしか見えないからだ。
最初のうちはペットショップの赤ゆっくりを買ってきていたのだが、結局潰すのでは買う代金がもったいない。
なので最近はこうしてそこら辺のクズ饅頭を拾ってきて赤ゆっくりを愛でるようにしている。
赤ゆっくりを生むまでの間、クズ饅頭どもの世話をしなければいけないのがネックだが、まぁそれは可愛い赤ゆっくりを見るための準備期間であり、また叩き潰すときの快感にも繋がるので苦にはならない。
「さーて、今日も出かけますかねー」
私はゴミ捨て場に燃えるゴミの袋を投げると、ゆっくりと街へと歩き出す。
次に会う赤ゆっくりは、どんな可愛いゆっくりなのかと、期待に胸を膨らませて。
次に会う赤ゆっくりは、どんな可愛いゆっくりなのかと、期待に胸を膨らませて。
あとがき
今回は虐待部分短かったから、次の作品はひたすら虐待するような感じにしたいね。
それかとことん愛でてみたい。
それかとことん愛でてみたい。