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  • anko4317 加工所の技術力

ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー

anko4317 加工所の技術力

最終更新:2012年12月24日 17:29

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『加工所の技術力』 28KB
虐待 考証 小ネタ 実験 虐殺 赤ゆ 希少種 加工場 独自設定 希少種虐殺があります。ご注意ください。

「ゆんやー!!!たすけてーー!!!」
「まりさはまだしにたくないのぜーー!!!」
「おにいざああん!!!がってにすっきりしてごべんなざいーー!!もうじまぜん!!だから!だからありずをまだがってぐださいーー!!」
「きょわいわーー!たしゅけて、みゃみゃーー!!!」
「むぎゅうう!どうじでけんじゃなぱちぇが、こんなめに!」
「わからねえみょーんーーー!」
「らんしゃまあああああ!」
「さなえはきしょうしゅなのにいいい!!!」

加工所、ゆっくりにとっての地獄。
この○○県にある加工所は敷地面積、取り扱っている関連商品ともに全国最大と呼ばれており、
ゆっくり及び周辺グッズの生産加工、研究開発などありとあらゆる事業を行なっていた。

この加工所は東西南北と全部で4つのブロックに分けられており、特に東ブロックは最近になってから工場や、研究施設の建築が完了し、
どの工場施設も最新式の設備を有している、国内最先端の施設群であった。


そしてそんな東ブロックの一角にあるこの第4加工工場では、一斉駆除された野良や、捨てられた飼いゆが日々あまあまに変えられていた。


「いやだー!れ……れいむはぷくーするよ!ぷギュン!!!!」
ガシャーン!!
「じにだくない!じにだぎゅ!」
ガシャーン!!
「なんでだずげないんだああ!あでぃすがこれだげだのんでゅ!!」
ガシャーン!!
「みゃみゃーーー!!!みゃ……みゃをかえぜっ!!!!!!」
ガシャーン!!
「えれえれ」
ガシャーン!!
「く!くるみょん!このはくろうけんのさびに!!!!」
ガシャーン!!
「わきゃらないよーーー!!!」
ガシャーン!!
「がなござまーーー!ずわござまーーー!……ゆ?おちてこない?ゆふふふ、ようやくさなえが、ほかのごみくずどもとちがうことがわかったのですか。
しかし、いままでこれだけさなえを、こわがらせたつみは、まりあなかいこうよりもふかいのです!おわびとしてごくじょうっ!のすいーつをけんじょ」
ガッシャーン!!!!


ここ、第4加工工場で製造される製品は人間用ではなく、ゆっくり飼育用のゆっくりふーどであり、そのうち「げろまずー」、「それなりー」、「しあわせー」の3グレードを取り扱っていた。
この3つは簡便な方法でかつどんなゆっくりを原料に使っても生産が可能のため、日々送られてくるゆっくり達が有効利用されていた。

ゆっくり達を運ぶベルトコンベアは最新式で、この上に乗ったゆっくりは全く動けないという優れもので、一昔前まで必須であった足焼きの作業を省ける優れものだ。
また、ゆっくり達を潰すプレス機は、コンプレッサーで動いており、10分ごとに空気圧を調整し、再び力強い唸り声をあげていた。


「ゆわああああん!やめてあげてね!」
「どうしてこんなことするのーー!!とかいはじゃないーーー!!」
「ゆっへへ!さなえのやつがしんだよ!いつもれいむをみくだしているからだよ!」
「おにゃきゃちゅいたーー!れいみゅにあみゃあみゃをちょうらいね!」

プレス機のレーンの横にはまた別のレーンがあり、そこにもゆっくり達が流れている。
さなえが潰される時、ちょうどいたのはまりさ、ありす、れいむ、れいみゅ。まりさとありすは二匹ともお飾りに大きな傷が入っている。
まりさ、ありすは目の前の恐ろしい画像に怯え嘆いているが、他の2匹はそうでもないらしい。

するとロボットアームが動き出し、れいむとれいみゅを別のレーンに移した。
「ゆ!?」
「ゆ、おかざりにきずのはいった、ゆっくりしていない、まりさとありすはきていないよ!さてはれいむたちは、えらばれたゆっくりなんだね!」
「ゆー!!しゃすがおきゃあしゃんはしゅごいね!えらばれたれいみゅに、あみゃあみゃをもっちぇきょい!はやきゅ」
ガッシャーン!!!!


ゆっくりは与えた苦しみや恐怖に比例して、糖度を上げる。しかし同じ種のゆっくりであっても、ある行為に対してどれくらい怯えるかはまちまちである。
できるだけ低コストで品質の均一化を図りたい加工所としては、原料となるゆっくりをまず分けている。
つまりは他のゆっくりが潰れるさまを見て、その危機が自分にも及ぶことを理解している個体と、
他のゆっくりがゆっくりしていないのを見て喜ぶだけの個体、その中間をロボットが瞬時に判断し、別々のレーンに移動する。

これから自分の身に起こることが分からない個体はとっとと潰す。これが「げろまずー」味の主原料だ。


「ゆべ!」
「いたいよー!」

一方、先ほどのまりさとありすは別の場所に運ばれてくる。その空間は四方をガラスに囲まれていた。ガラスの向こうはもちろん
「たすげてー!!!」
「まりしゃのぼうししゃん」
「ちぇんのおべべさん!もどってぎでねー!わがっでねー!!」
ゆっくり達の死に様が見せつけられる。

「まりざあ……」
「ありす……あ!ありすはまりさがまもるよ!」
ありすはを流しながら傷まりさに話しかけ、まりさは虚勢をはる。そう、虚勢である。
2匹とも人間に捕まり加工所送りになった時点で、自らのゆん生が詰みであることは分かっていた。
それが分かっているからこそ2匹はここに運ばれたのである。
しかし初めて目の当たりにする加工所がここまで凄惨なものだとは想像もつかなかった。

「それなりー」味は半日、「しあわせー」味のは3日間、こうして原材料に同族の凄惨な死を見せつけてから、プレスする。





「れいむのおぢびじゃあああん!!!!うまれちゃだめーーー!!!」
「ゆっくちうみゃれりゅよ!!ゆーおしょらをとんぢぇるみちゃぃ……」
「ああ!れいむのおちびちゃんがああああ!!!ゆ!?やめてね!れいむもうおちびちゃんうびだぐないーーー!!」

第4加工工場と大きな道路を挟んで向かい合うは、第8生産工場。
ここでは多くのゆっくりがチューブにつながれ、栄養と成長促進剤、精子餡を絶えず流し込まれ、次から次に妊娠して、赤ゆっくりを産み落としていく。
原則として一ライン一種であり、この縦横一面に並ぶはれいむ、れいむ、れいむ全てれいむである。

「いやだあああ!でいむまだ、あがちゃんうめまず!だから!だから!ゆんや゛ーーー!」
一匹のれいむがそう言って赤ゆ達が落ちていった方向とは別の方に落ちていく。

「い!いだあいいい!!!でい……ゆぎゃああああ!!!」
そのままミキサーでぐちゃぐちゃになっていくれいむ。

このれいむは、少し前から一度に出産する赤ゆの数が少なくなってきていた。それを機械が認識し、別のれいむと取り替えるのだ。
散々ゆっくり出来ない思いをした。このれいむもさぞ甘く美味であろう。
否、確かにその餡子は驚くほど甘いが、繰り返された妊娠によって体組織はボロボロになっており、パサパサでとても商品にはできない。
れいむだったモノは他の栄養促進剤と混ぜられ、他の生産ゆの糧となる。
加工所とはどこまでも効率的にできているのである。



「ゆー!れいみゅはとりしゃん!ゆー!ゆっくちちゃくちしゅるよ!ゆっくち~!ゆ!きょんどはしゃかさんだね!きょーろきょーろ!」
産み落とされた赤ゆ達は高所から落ちた衝撃で短いゆん生を終える……わけではなかった。
床に敷かれていたのは10メートルの高さから卵を落としても割れないという特殊な材料でできており、ひ弱な赤ゆでも怪我なく着地する。
着地点は坂となっており、そこからまた別のところに転がっていく赤ゆたち。

「ゆー!とうちゃきゅしちゃよ!ゆうー?きょきょはどきょ?」
「ゆー!まちゃあちゃらしい、れいみゅがきちゃよ!」
「ゆっきゅりちていっちぇね!れいみゅはれいみゅだよ!」
「れいみゅもれいみゅだよ!」
「なにいっちぇりゅの!?れいみゅがれいみゅだよ!」

その小部屋を埋め尽くすのもやはりれいみゅ、れいみゅ、れいみゅ……数千匹のれいみゅだった。
それぞれ言いたい放題で大騒音のなか、一匹のれいみゅがふと言い放つ。

「ゆーれいみゅはおにゃきゃがちゅいたよ!おきゃあしゃん!ぎょはんをもっちぇきちぇね!」
「ゆ?」×たくさん

その声を皮切りにお腹がすいたと大合唱を始めるれいみゅ達。そしてまた時間がたってから気づくのだ、母親がいないことに。

「ゆぴゃあああ!おにゃきゃちゅいたああ!おにゃきゃちゅいたよおおお!!!」
「おきゃああしゃああんん!!れいみゅはきょきょだよ!」
「どうちてきょないにょおおおお!」
「しゃびちいよおおおお!!!」
「きゃわいいれいみゅが!ちーちするよおおおおお!!!!」
「ゆっぴゃあああああ!ゆきゃりんじゅうきゅさいいいいい!」
大合奏を始める赤ゆたち。

「おちびちゃんたち……」
ふと部屋の一角にあるモニターにれいむが映り、マイクからは音声が流れた。

「あーおきゃあさんだぁ!」
「ちぎゃうよ!れいみゅのおきゃあしゃんだよ!」
「ゆんやー!れいみゅのおきゃあしゃんでしょ!」

「おちびちゃんたち……こっちにおいでね、ごはんさんがあるよ」

「ゆー!あみゃあみゃしゃん!れいみゅおにゃきゃぺーこぺーこだよ!」
「おきゃあしゃん!いまいきゅよ!しゅーりしゅーりしちぇね!」
「ゆー!れいみゅちゅきゃれちゃよ!おきゃあしゃんは、れいみゅをむかえにきちぇね!しゅぐでいいよ!」
「れいみゅぅ……しょんなきょちょいっちゃたら、おきゃあしゃんかなちむよ!いっしょにいきょうね!」
殆どのれいみゅがモニターに映る母(と思っているれいむ)の下に移動を始めた。


「じゃお……」
しかしその時だった。反対側のモニターに映るは傷ついためーりんの姿。

「ゆゆー!?めーりんぎゃいりゅよ!」
「めーりんはゆっきゅりできにゃいよ!」
「ゆぴゅぴゅ!びゃきゃなめーりんが、けがしちぇりゅよ!」
「おーあわりぇ、あわりぇ!」
「ちょのままちんでにぇ!しゅぐでいいよ!」

モニターに映るめーりんを罵倒するれいみゅ達。そしてモニターのれいむも
「おちびちゃんたち!めーりんなんてほっておいて、こっちにおいでね、ばかがうつるよ!」
「ゆっきゅりりきゃいしちゃよ!!!!」×たくさん
同じようにめーりんを罵倒し、こっちに来いと指示をだす。

引き続きモニターに映るれいむの方に移動をするれいみゅ達。
しかしその中で一匹だけ、流れに逆らって逆方向に進むれいみゅがいた。

「めーりん、ゆっくちちてね。いまいきゅきゃらね」
「ゆゆゆー?れいみゅ、どきょいきゅの?おきゃあしゃんはあっちだよ?」
「れいみゅは……れいみゅはめーりんをほおっておきぇないよ!」
「ゆあーー!?なにいっちぇりゅの!?」
「めーりんはゆっきゅりできにゃいんだよ!!」
「ばきゃにゃの!?ちにゅの!?」
「ゆ……めーりんがどうちょか、かんけいにゃいよ!れいみゅは、めにょまえにいちゃいいちゃいしちぇるゆっきゅりが、いりゅのをほおっちぇおけにゃいんだよ!」

「……」×たくさん

「ゆ……ゆぴゅぴゅぴゅ!」
「ゆへへへへ!!!」
「ゆひゃひゃひゃ」×たくさん
「ゆ……」

「ばっきゃじゃにゃいの!れいみゅはあんきょのうしゃんなんだにぇ!」
「ゆぷぷ、きゃわいしょうに、めーりんきゃらばきゃがうちゅったんだにぇ!」
「ばーきゃばーきゃ!」
「めーりんといっちょにちんでにぇ!!ゆっきゅりしにゃいでにぇ!」

めーりんを助けようと向かった一匹のれいみゅに対して敵意をあらわにする他のれいみゅ達。
しかしそれでも、涙を流しながらでもめーりんの下に向かうれいみゅ。

「ぺーりょ、ぺーりょ。めーりん、ゆっきゅりよきゅなっちぇね!」
「おーきみょいきみょい」
「ゆぷぷ!きゅずがきゅずをなみぇてりゅよ!おにあ……ゆ?れいみゅ、きょーろきょろちていりゅよ?」
「ゆわーい!!きょろーきょーろはたのちいね!」×たくさん

れいみゅがモニターを舐めていると、静かな機械音とともにめーりんが映っているモニター付近以外の床が傾いた。
いつの間にか、れいむが映っていたもニーター側には大きな穴ができており、転がりながらそこに吸い込まれていく圧倒的多数のれいみゅ達。

ただ一匹残った、めーりんを心配したれいみゅはしばらく唖然としてから、はっと消えていった仲間達の様子を見ようとするが
これまたいつの間にかできていた見えない壁に阻まれて、それはかなわなかった。


「おちびちゃん……」
「ゆ!?おきゃあしゃん!いちゅそきょに!?」
背後を振り向いたれいみゅの目に映ったのはめーりんと、その隣にいる先ほどのれいむだった。

「おきゃあしゃん!ほきゃのきょたちは!?」
「おちびちゃんは、やさしいこなんだね。おちびちゃん、こっちにきてね」
「じゃお」
「ゆ……、おきゃあしゃん、めーりん、まっちぇ!」

モニターに映るは録画画像である、会話は成立しない。れいみゅの問いに答えずに小さくなってゆくれいむとめーりん。
すると、モニターの下の扉が開いた。恐る恐る扉の奥に入っていくれいみゅ。


「ゆわー!ゆきゃがうごいちぇるよ!しゅごいしゅごい!」
扉の先は小型のエレベーターになっており、れいみゅをまた別のところに運んでゆく。
「ゆ、とまっちゃよ!ゆ、まちゃとびらしゃんぎゃあるにぇ。ゆっきゅりでりゅよ!」
目的地に到着したエレベーターは再び扉を開けて、れいみゅに出ることを促す。


「にゃー!こんどはれいみゅがきちゃよー!」
「ゆ!にゃかにゃかときゃいはなれいみゅね!」
「むきゅ!れいみゅ、ゆっきゅりちていっちぇね!」
扉を出たらそこは小部屋であり、出てきたれいみゅを迎えたのは、赤ちぇん、赤ありしゅ、赤ぱちゅりーであった。

「ゆ!ゆっくりしていっちぇね!れいみゅはれいみゅだよ!」
「「「ゆっくりしていっちぇね!」」」
挨拶を終えた4匹は、それぞれこれまで自分の身に起きたことを話しあうが、驚くべきことにごく短いゆん生ながら、皆同じ体験、
すなわち、生まれたと思ったら親はおらず、同じ種の赤ゆだけが集められた部屋に転がってきて、他の赤ゆ達に馬鹿にされながらも、
怪我をしためーりんの下に行ったところ、他の赤ゆは皆転がって行ってしまい、エレベーターに乗ったらこの部屋に来たとのことである。


「あらあら、よんひきもくるなんて、きょうはすばらしいひね!」
「「「「ゆ?」」」」
4匹が話に夢中になっている間に、いつの間にか成体のゆっくりが部屋の中に入ってきていた。
たくましいアホ毛と翼を有するゆっくり、ゆっくりしんきだ。


「ゆっくりしていってね、おちびちゃん!しんきはしんきよ!」
「「「「ゆっくちちていっちぇね!!」」」」

「ひょ……ひょっとちて、みゃみゃはありしゅのおきゃーしゃんにゃの!?ゆー!みゃみゃがおきゃーしゃんなんて、ときゃいはだわ!」
しんきにおちびちゃんと言われて、他3匹よりもはしゃぎ出す赤ありしゅ。
ありす種はカスタードの繋がりに関係なく、しんき種をママと慕う習性があるとされる。
また、しんき種もありす種と一般的に仲がいいとされるが、それ以上にしんき種は赤ゆ、子ゆの面倒見がよく、またどの種の赤ゆでも別け隔てなく愛することが知られている。

「ざんねんながら、しんきがおちびちゃんたちをうんだわけじゃないわ。でもこれからはしんきが、ほんとうにおちびちゃんたちのおかあさんになるわ!」
「「「「ゆう?」」」」

いまいち、しんきの言っていることが理解しきれない赤ゆ達。
とりあえずついてきてね、と言うしんきに連れられてまた別の部屋にやって来た。
そこはこれまでの殺風景な場所とは違い、天井はガラス張りでお日様が眩しく、また部屋の中にはいくつかゆっくり用の玩具が並んでいた。

「ゆー!あたらしいいもうとだね!」
「わかるよー!みんなとってもかしこそうなんだね!」
「まりさはまりさだよ!ゆっくりよろしくね!」
そして赤ゆ達を歓迎する、子ゆっくり達がいた。中には赤ゆから子ゆになったばかりのゆっくりもいたが、完全に赤ゆ言葉は抜けていた。


「おちびちゃんたち!おなかすいたでしょ!まずはこれをたべてね!」
そういうとしんきは、ゆっくりふーどそれなりー味を噛み始めて、れいみゅ達に差し出した。

「むきゅ、ゆっきゅりいちゃぢゃきます」
「むーしゃむーしゃ……しあわちぇー!!!」
「わかりゅよー!!ごはんしゃんはとっちぇもおいちいよー!!」
「みゃみゃ!ありがちょー!」
ゆん生初めての食事に涙を流しながら食べる赤ゆ達。

しんきはしばらくその様を笑顔で見つめ、食後のうんうんの世話を始めた。

「ゆー!しゅっきりー!」
「むきゅ、れいみゅ、おきゃーさんにいわないと」
「ゆっくりりきゃいしちゃよ!しんきおきゃーさんありがちょー!」
「ゆふふ、どういたしまして」

しんきに対して素直にお礼を言うれいみゅ達。


その後、食後の運動を軽くする間も相変わらず、しんきは笑顔だったが、そろそろ疲れたかなという時、突然しんきの顔が真剣になり、れいみゅ達に話し始めた。

「さて、おちびちゃんたち。いまから、とてもだいじなことをいうから、よくきいてね」
「「「「ゆ……」」」」
突然態度を変えたしんきに戸惑うれいみゅ達。

「とつぜんだけど、おちびちゃんたちはここがどこだとおもう?」
「ゆ?」
「ここが……どきょ?」
「むきゅ……」
「……ちぇんはわきゃらないよー!しんきおきゃあさん、ゆっきゅちおちえてねー」

素直に分からないと答えたちぇん、そして赤ゆ達にしんきは驚愕の真実を伝える。

「おちびちゃんたち……おちついてきいてね。ここは……ここはかこうじょ、というばしょなの」
「……ゆ?」
「か……きょう……じょ?」

赤ゆ達は想像だにしなかった加工所というフレーズにフリーズする。
餡子の底にある、とてつもなくゆっくりできないモノ、ゆっくりにとっての地獄。
自分がそこにいるということが何をさしているのか、ゆっくりと、非常にゆっくりとであるが理解する赤ゆ達。


「わ!わぎゃらないよー!!」
「か!かきょうじょはゆっきゅりできにゃい!!!」
「みゃみゃーー!!ありちゅたち、ちんじゃうにょ……?」
「むぎゅ、え……」

吐き出しそうな赤ぱちゅりーの口を塞ぎ、背中をぺーろぺーろすることで、赤ぱちゅりーの吐き気を止めるしんき。
「おちびちゃんたち、よくきいてね。おちびちゃんたちは、たゆんでもいたわれる、こころのやさしいゆっくりです。だから、にんげんさんから、ちゃんすがあたえられました」

しんきは他の三匹もなだめながらそういった。

「れ……れいみゅたち、ゆっきゅりできりゅの」
「ええ、でもそのためには、じぶんだけでない、にんげんさんといっしょに、ゆっくりできるゆっくりにならないといけません」
「にんげんしゃんといっしょに?」
「ええ、そのためにはおちびちゃんたちは、これからたくさんのことを、おべんきょうしないといけません」


しんきはそう言って、赤ゆ達にこれからのことについて話し始めた。
自分たちは飼いゆっくりになって、人間さんとゆっくりできるようになるため、多くのことを勉強しなければいけないこと。
まずは金バッジを修得するための勉強をするが、金バッジはゴールでなく、あくまで通過点にすぎないこと。

多くのことを一度に教えてもが殆どの赤ゆは覚えられないので、しんきはその二点のみに絞って話した。


鳶が鷹を生む、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる、という言葉がある。
加工所を主体とした調査では、どれだけ悪い餡統でも、どれだけ劣悪な環境でも、十数万から数十万に一の確率で、
金バッジ相当の優秀なゆっくりが誕生するというデータがかなり以前から得られていた。

これは通常の環境であれば殆ど無視してもいい確率であるが、ここは加工所、それこそ膨大な数のゆっくりが日々産まれては死ぬ。

加工所のラインで生み出された赤ゆの粗利益など一匹あたり数銭といったところであるが、金バッジとなるとこれが数万円になる。
そのため、なんとか膨大な赤ゆの中から、飼いゆっくりになれる資質を持った赤ゆを抽出しようとして、できあがったシステムが、
傷ついためーりんをモニターに映しだした時の、反応でふるいをかける手法である。
このシステム、問題もあるのだがコストパフォーマンスの良さから、多くの加工所で採用されているという。

抽出された赤ゆ達は、専門の指導をされた保母ゆっくりと先輩ゆっくりのもと、飼いゆっくりとなるべく勉強に励み、
子ゆっくりと亜成体ゆっくりの中間ほどで試験を行い、合格すれば飼いゆっくりとしての道が拓ける。
不合格の場合は……本来辿るべきだったゆん生に戻るだけである。


ここ第8生産工場では、最上階だけ日当たりのよく、気温も空調で完全管理された環境で、唯一そこだけがゆっくりがゆっくりできる場所である。
分厚い防音壁を隔てたその下は全て、ゆっくりにとっての地獄でしかない。
工場内殆どコンピュータで管理され、人間の姿は一日三回ある定期巡回の時にしか確認できない。
あたりに響き渡るはゆっくりの悲鳴と無機質な機械音だけである。
悲鳴の主は、れいむ種、まりさ種、ありす種、ぱちゅりー種、みょん種、ちぇん種つまりは通常種のゆっくり達である。


それはさておき、加工所で一般消費用ゆっくりとして生まれるという、完全に詰みと思われる条件で、
180度異なる飼いゆっくりへの道が曲がりなりにも用意されているのは、ある意味良心的と言えるであろう。その動機が100%、利益を追求したものであってもだ。

このシステムは特に穏健派の愛護団体から高く評価されているという。そして加工所としても声高らかにアピールしている。
私たちは確かに、日々多くのゆっくりの命を奪っています。しかし全てのゆっくりに目を通し、人間のパートナーとなり得るゆっくりを救う活動も怠っていません!……と。


「みんな、しっかりきいてね!おもちゃさんであそんだあとは、しっかりとかたづけないとだめだよ!」
「「「「ゆっきゅりりきゃいしちゃよ!!!!」」」」
「あらあら、まりさったらすっかりおねえちゃんねぇ……ままはうれしいわ」


同時刻、れいみゅ達と同時期に生まれた赤ゆの99.8%は、何かしらの製品に姿を変えていた。





第8生産工場に隣接するのは第2特殊生産工場。
中を見ると装置や外装など第8生産工場と変わらない。
大きく変わるのは、建物の大きさ、人通りがやや多いことと、そして装置に取り付けられているゆっくりの種類である。

「ざなえのおじびちゃんがあああ!!!」
「やめるんだ……にんげんさん……もう、らんをころ……して……」
「じゃ……お……」
「ごべんねえ……おばなばだげに……づれでいげなげで……ごべんねえ……」
「ゆ!あたいのおちびちゃん、どこいったの?……ゆ!あたい!にんっしんした!やったね!かぞくがふえるよ!」


各ラインに設置されているのは、さなえ、らん、めーりん、ゆうか、ちるの等といった比較的よくみる希少種である。

「このラインですか」
「じゃおおおおおお!!!!!」×たくさん
「ああ、このラインのめーりんは中華まんを”生産する”はずなんだがなぁ。10%ぐらい、唐辛子が混ざっているって報告があがってるんだ」
「うーん……温度は問題なし、精子餡は……これも問題なし……」

あるめーりんのラインに二人の加工所職員が現れた。一人は現場作業員、一人は技術担当者だろうか。
技術担当者と思われる男はめーりんの様子や機械に備え付けられた測定機器の数値を資料と照らしあわせている。

「どうだ?分かりそうか?」
「はい、栄養チューブ内の流量が少なくなっています。もとを辿るとこの大元のパイプがですね、経年劣化によって圧力損失が増しているのですね。
めーりん種中華まんタイプを製造するためには、栄養をやや過多にするのが、重要な条件の一つですから。そして栄養を送り出す圧力が変化したことにより、体内に入ってからの消化挙動が……」
「あー難しいことは俺には分かんねえよ。つまりは大元のパイプが悪いんだろ?参ったな、パイプを入れ替えている間ラインを止めないといけないのか」
「いえ、これぐらいなら出力を上げて、流量を調整するだけで対処できるでしょう」
「おー、それでいいのいかい?」
「はい、簡単に計算したのですが、こちらに示すように、出力増加による電力コストの増加はありますが、それでも急にラインを止めるコストを考慮すると、
次のメンテナンスまでは、各種条件の調整で乗り切るほうが、総合的には良いかと思います」
「なるほどねぇ、よしその通りにしてくれ。お前は少し話が長かったり逸れることを除けば、本当に頼りになるやつだよ!はっはっはっ、ありがとう!」
「いえいえ」


希少種がこれまであまり加工所で加工のターゲットにされて来なかった理由は複数あるが、その最たる要因が中身の不確定性である。
希少種というとなかなか産まれないため、生産性が悪いのではないかと思うかもしれないが、実はただ大量に産ませるだけならばごく一部の種を除いて、かなり以前から技術は確立されていた。
しかし、ペットにするにせよ加工するにせよ、課題が多すぎて研究の範疇に留まり、実用的でないとされて来た。


さて、上に述べた中身の不確定性についてもう少し詳しく説明しよう。
れいむ種やまりさ種の中身は?という質問をされたら、ゆっくりにあまり詳しくない人でも餡子と答えられるであろう。

では、さなえ種やめーりん種の中身は?答えられない人も多いのではないだろうか。
例えば、めーりん種の中身、中華まんという説もあれば唐辛子、豆板醤、ラー油という話もあり、どれが本当か分からないという話を聞いたことはないだろうか。
実はこれ、全部正解である。

めーりん種の中身は上のどのタイプでも誕生し、どの中身であるかは実際に見てみるまで分からない……とされて来た。
これが中身の不確定性と言われる所以である。
そのため、産まれた赤ゆをまとめて加工しては色々な中身が混ざってしまうし、かといって一匹一匹の中身を確認するのではコストが見合わない。
以上が希少種の生産加工はこれまで見送られてきた主な理由である。他の要因としては希少種優遇をモットーとする愛護団体の反発なども挙げられる。


だが技術の発展は日進月歩である。数多くの研究者の努力と数多くのゆっくりの犠牲により、かつての不可能は可能へと裏返っていった。
完全にランダムと思われていた希少種の中身だが、母体となるゆっくりの育ち方や、周囲の環境に依存していることが明らかになったのだ。

そこからは地道な実験の連続であった。
母体ゆっくりの育成方法、生産ラインに乗せてからの気温、湿度、栄養および精子餡の注入速度と頻度などなど、あらゆる種とあらゆる中身のタイプで系統的に調査が行われた。
そしてまずはらん種が、間もなくさなえ種が、少し時間をおいてめーりん種とゆうか種が、ごく最近になってからちるの種が量産化に成功したのである。


「ゆぇぇん、おきゃあしゃんはどきょでしゅかあああ!!!」
「じゃおおおおおおおおおんんん!」
「にゃかにゃかいいばしょね!きょきょをゆうきゃのおはなばたけにしゅるわ!……どうちておはなしゃんないにょおおおおお!」
「どうちて、みんにゃらんなにょおお!!らんはきしょうちゅじゃなきゃったのおおおおお!」
「あちゃい!たくしゃん!たのちい!」

ここで生産された希少種の赤ゆ達の運命は、他の加工所で生産された通常種の赤ゆ達の辿る道と何ら変わらない。


「まったく、さなえはゆっくりしてないねぇ」
「あーうーめざわりなんだよ、どこかにいってね!」
「どうちてしょんなきょちゅいうんでしゅかあーーー!!!かにゃこしゃま!しゅわこしゃまああああ!」

「らんしゃまー!ちゃんはこのみょんといっしょに、ゆっくりするんだねー!わかれよー!」
「ま、まちゅんだ、ちぇーーん!!らんをおいていきゃないでーーー!」

ゆっくりのかけらも無い映像を見せつけられ


「おはなしゃん……やめて……どうちてゆうきゃのきゃらだに……はえてきゅるの……。いちゃいよぉ……ゆうきゃ、おはなしゃんといっちょに……ゆっきゅり……しちゃいの……に……」

「ゆわああ!しゅごいよ!あのちりゅのがあいしゅくりーむしゃんに、へんちんしちゃった!」
「あいしゅくりーむしゃんにへんちんできりゅなんて、あちゃいったらちゃいきょうね!」
「ちりゅのも、あいしゅくりーむしゃんに、へんちんしゅりゅよ!」

感情を持たない機械に黙々と加工され


「じゃ……お……」
「え、まだ生きているの!?」
「ええ、めーりん中華まんはギリギリ死なない温度でじっくり蒸らすことで、他では味わえないコクと旨みを引き出すことができるんです。是非そのままご賞味ください」
「じゃおーん……」
「……ごめんね!」パク
「!!!!……ぉ……」
「……!すごいですね!ここまで美味しくなっているなんて!」
「ええ、そうでしょう。我々もこの中華まん開発に長い時間をかけており、その結果出来上がったものですので。
ただなかなか、やはりめーりんは希少種ということもあって世間に認識して頂けなくて」
「いえいえ、確かにこれだけ美味なものを世間に知らせないのは、グルメジャーナリストして放っておけません!すぐに記事にさせて頂きます」
「ありがとうございます!さぁ次の食品をどうぞ。こちら生きたままのゆうかで育てた、野菜の盛り合わせでございます。植物と仲の良いゆうか種を苗床に使うことで他にはない……」

人間達に都合のよい商品に形を変えていくだけである。



そして、この第2特殊生産工場の一角にある実験室では、また他種の希少種達が日々嘆いていた。
実験室といっても小さめの体育館並の広さであり、ここで行われるのは基礎的な研究ではなく、量産化一歩手前のスケールアップ試験である。

「やめて……えーりん……これじゃあしんじゃう……あかちゃんなんて……うめない」
「おじょうさまああああ!せめていちどおあいしたかったですうう!!」
「こんなことなら、めだたないままでよかったのにいいいいい!」


現在重点的に量産化の研究が行われているのは、えーりん種、さくや種、みのりこ種である。
何故この三種なのかというと、それぞれ中身がアロエ、プリン、さつまいもと比較的有用なためである。


特にえーりん種はアロエゼリー、アロエヨーグルト等どの亜種もアロエ成分が含まれており、昨今の健康ブームに合致しそうなゆっくりと言えるだろう。
基礎研究結果では、まだ詳細な条件は解明されていないが、化粧品や医薬品としての効能が期待できる亜種が発見されており、加工所の期待は大変高い。
えーりん種は希少種の中の希少種とされ、量産はまず無理だろうと一昔前までは言われていたが、
上記の理由から加工所は優先的に人と金を割き、とうとう量産化の一歩手前までこぎつけたのである。

「おっかしいなあ。ラボではこの条件で95%はアロエヨーグルトができてたはずなんだけどなあ」
「やはり研究室と現場では違うってことだ。ほら、また条件を考えなおそう」
「にんげんさんやめてね……ひめさまにあいたい……うどんげ……てぃ……」

しかし、やはりはえーりん種。一筋縄ではいかなそうである。
どうやら実験室の小型装置では、ほぼ狙った亜種を出せていたが、実際に現場で使われている装置を使って、
同じ条件で実験を行ったところ、見事に生まれる亜種がバラバラになったようだ。


「もっとおじょうさまにつくしたかった……」
「めーりん……なにをしてるの、はやくさくやをたすけ……」
「駄目だあ!また全滅してしまった」
「せめて、安定して赤ゆを生産できるようになって始めて実験ができるのになぁ」

同じくさくや種でも、実験は難航していた。いや、そもそも準備段階のはずのさくやを装置に取り付け、栄養を送る段階で大量死してしまうのである。


「二人とも元気だしてください。ほら、これでも食べてくださいよ、美味しいですよ」
「ん?なんだっけ、このゆっくり」
「うーんと、思い出した、みどりこだ!」
「みのりこですよ!二人ともそれでゆっくりの研究者ですか!」
落ち込む二人の研究員に、また別の研究員が丸焼きにされた赤みのりこを差し出した。

「うまいうまい。焼き芋ってよりスイートポテトだな、これ。お飾りは……干しぶどうの味か」
「えーと、そうだみのりこ!みのりこってつい最近こっち(量産化実験)に来たんだよな。どうだ?上手くいかないことばっかりだろ?」
「いえ、じつは……」
「「え!?」」

三人はみのりこ種の実験ラインにやって来た。みのりこ達の前には秋の紅葉や実をつけた稲穂の写真が飾られている。
「どうじでー!!!みのりごのぎぜづなのにーー!!!」
「あきさん!ゆっくりみのりこをたすけてね!!」
「みのりこのあかちゃん、ゆっくりあきをまんきつしていってねえええええ!!!」
「ゆっくち、あきりゅよ!」

「マジかよ、普通に赤ゆ生産しているじゃねえか」
「中身の偏りはどんなもんなんだ?」
「いえ、100%さつまいもですね……ていうか、基礎研究の段階からみのりこの中身は他のは見つかってないみたいです」
「なん……だと……これ、もう生産ラインに乗せられるよね」
「なんで、今まで誰も研究してこなかったんだよ」
「それが……みんな、みのりこの存在を忘れてたって言ってましたよ」
「「……」」
「わずれでね!!みのりこをすぐにわずれてね!!!!!」×たくさん



全国最大の規模を誇るこの加工所でも希少種を生産する特殊生産工場は二つしかない。
当然他の加工所でも特殊生産工場を有しているところさえ限られている。

しかし……だ。通常種の生産加工は装置とゆっくりさえあれば、たいした技術もなくできると言われている。
昨今は加工所もグローバル展開をしているが、ゆっくり産業に関して半独占状態である国内と違って、国外には手強いライバル企業も存在する。
特にアジア圏のライバル企業の成長は著しく、人件費の安さ、電力コストの安さもあり、通常種原料の製品の値段はここ数年下落に歯止めがかからない。

そのため近年の加工所は、希少種原料製品の研究開発費を大幅に増やしており、ここ数年加工所から出願される特許の殆どは希少種に関するものである。

一見厄介な、中身の不確定性だが完全に制御する方法があるのであれば話は別である。

つまりは需要に応じて柔軟に対応できるのである。
例えば、クリスマス前の数ヶ月は生クリームの需要が増えるため、ぱちゅりー種のラインが増強されるが、
その波がすぎたらまたぱちゅりー種のいたラインに別の種の通常種を置かなければならなく、入れ替えのコストは馬鹿にできるものでない。
しかし一部の例外を除いて、希少種のゆっくりは3種類以上の中身を有する亜種が存在するため、ゆっくりの入れ替え無しにその時々に求められる亜種を生産出荷できるのだ。
しかも、狙った亜種を安定して生産するためには高い技術力が必要であり、一朝一夕で真似できるものではない。
そのため、過剰な価格競争に巻き込まれる必要がなく、高い利益率をはじき出せるのだ。



現在加工所の経営陣は、将来の運営方針として通常種の生産加工は海外に移転し、国内の生産工場はより希少種にシフトするべきではないかという議論が盛んに行われている。
益々グローバル化が進むこの時勢において、加工所だって生き残りに必死なのだ。



以前書いたもの
anko4184 捕食者としての人間
anko4277 野良さなえ

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