賀陽燐羽

登録日:2025/05/12 Mon 05:39:22
更新日:2025/05/13 Tue 12:47:06NEW!
所要時間:約 16 分で読めます







できない約束など… するものではないわ。




賀陽(かや)燐羽(りんは)は、学園アイドルマスターの登場人物。
声:浅見香月



概要

初星学園に通う高等部1年生の女子生徒。
既にプロとして活動するアイドルたちが集う3組に所属していたが、活動の様子は全く見られないまま、いつの間にか黒井崇男率いる961プロダクションに引き抜かれており、それに伴いライバル校である極月学園へと転校している。
かつては初星学園中等部でNo.1と謳われたアイドルユニット『SyngUp!』のリーダーだったが、他のメンバーとの喧嘩別れの果てに解散した。

ゲーム内では当初は直接登場せず、手毬のコミュの中で名前や僅かな台詞、次いで初星コミュやサポートコミュにて回想や「グッズのうちわでファンを叩いて問題になった」「雷を止められる」といった噂などの情報が断片的に明かされており、
それらに見合うような、キツめな口調と鋭い目つき、目の下のクマといった容姿が特徴である(ちなみに目立ちにくいが、首筋にホクロがある)。
そして、第2章にあたるN.I.A編にて本格的な登場を果たす。




人間関係及び各シナリオでの動向

スタンスの関係もあってか同じライバルアイドルである白草四音や蒼井撫子と比べるとN.I.A編での登場率自体は少なく、現状では関わりのないアイドルの方が多いが、ストーリーでの扱いは非常に大きい。


  • 賀陽(けい)
実姉であり、初星学園のかつての「一番星(プリマステラ)」だったアイドル。
手毬、ひいてはSyngUp!のかつての目標でもあり、小学生の頃は「自慢のお姉ちゃん」だった。

しかし、その後の彼女の何らかの行動によって、その関係は大きく変わってしまった様子。
おそらくそれが燐羽にとっては「約束を破った」形で、中等部時代の燐羽が「ぐれた」ことや、約束にこだわる言動につながっているものと思われる。
現在はどういう状態なのか全く不明。少なくともアイドルを引退したのは確定的*2で、花海姉妹を羨む言動からしても、少なくとも現在は姉妹仲が破綻している状態なのだろう。


燻っていた燐羽を961プロへと引き抜いた張本人。
彼のことは事が済んだ後でも「黒井さん」と呼んでおり、特に悪感情は無いものと思われる。実際、一連の出来事においては感謝こそすれ不満を抱く理由はない。ただ、961流の悪辣な手口を好ましく感じるとは思えないが。
黒井からはどう思われているかは現時点では未だ不明だが、直に出向いて引き抜きをかけ、しかも961側からすれば微妙に旨味が乏しい、燐羽の意思を尊重した約束をしていることからすれば、相当高く買っているのは確かだろう。
十王社長自身も黒井社長と繋がってると示唆されてるため、一連の出来事自体が「十王社長が黒井社長に託した」という形なのではという考察もある。
で扱いに大きな差がありすぎじゃないですかね黒ちゃん




その目! あたくしたちを心底! コケにしていらっしゃいますわ〜!

961プロの2軍3軍ふぜいが……言葉遣いに気を付けなさい。
炎上した原因を、まだわかっていないの?

……ひぅぅ。

ファンに見せられないような言動、二度としないで。これ以上――

足を引っ張ったら、殺すから。


一応の同級生。しかし彼女たちの失態(手毬とのレスバ負け)を皮肉って嘲笑うなど仲が良いとは言えない。
燐羽の本来の性格から考えて、彼女たちの事は素で嫌っていてもおかしくは無い。
上記の台詞や態度も、よくよく見れば挑発や妨害工作に勤しむ二人の態度を至って真面目に叱責しているものである。




燐羽は燐羽だから。
あれはあれで……すごく、カッコいいし。
憧れのアイドルだよ、いまも。


元SyngUp!のメンバー。
当初は絶縁していた事もあり素直になれず口では燐羽や美鈴への恨めしさを呟いていたが、それは全く本心ではなく、内心では変わらず想っている。
SyngUp!時代から燐羽がアイドルとしての手本・目標・憧れであり、そのクールぶったキャラも燐羽を手本にしたものである。燐羽は気づいていなかったようだが。
燐羽も手毬のことをわがまま盛りの娘妹分のように扱う言動が目立つ。

特にN.I.A編では燐羽への想いが深く描かれており、また燐羽も方向は違えど手毬と同じ「素直になれない捻くれ者」である事が判明していく。




  • 秦谷美鈴

賀陽燐羽が……どんな子、ですか? そうですね、りんちゃんは――……
誰よりも義理堅くて、ナイーヴで……とっても優しい女の子です。


元SyngUp!のメンバー。口論となった手毬と燐羽とは異なり、SyngUp!の解散には消極的だった。
ただ手毬とは逆に度を越したのんびり屋かつ傲慢な性格という事もあり彼女の振る舞いにも頭を痛めていてもおかしくは無い
手毬同様に燐羽の事は大切に想っており、移籍の話を聞いた際は大きなショックを受けていた。
燐羽は美鈴のアイドルとしての実力を高く評価しており、N.I.A編終盤では「勝つにはリハビリしないと」と発言するほど。
ちなみに手毬への方針は美鈴が「子煩悩なママ」なら燐羽は「教育ママ」である






  • 十王星南


余談


  • 極月学園側のアイドルたちはそれぞれが本作のトレーナーたちと声優が共通しているが、燐羽のみ単独役でキャスティングされている。
    • そのことに加えてSyngUp!周りの関係性の深さや、以前の他ブランドでもライバルポジションからプロデュース可能になったアイドルが存在する前提から、今後の展開次第ではプロデュースできるのではないかと予想する声は多い。仮にプロデュースが可能になった際SyngUp!の展開が深堀りされるのは間違いないだろう。

  • 元々プレイヤー側の事務所(に相当する場所)に所属していたが、諸事情で961プロへ移籍したアイドルは『THE IDOLM@STER SP』での星井美希以来となる。
    ただ、移籍理由がクッソしょーもなかった美希と異なり燐羽はかなり真っ当な理由な辺り、スタッフ内でも反面教師にしているものと思われる

  • 素の自分を隠している点や義理堅く面倒見の良い性格問題児に対しての保護者など黛冬優子とは共通点も多い。





できない追記修正など… するものではないわ。



この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 学園アイドルマスター
  • 学マス
  • 初星学園
  • 極月学園
  • 961プロ
  • SyngUp!
  • 元アイドル
  • 義理堅い
  • 姉との不和
  • 約束
  • キス魔
  • アイマスの紫
  • 浅見香月
  • 保護者
  • りんちゃん
  • 雷神
  • 燐羽様
最終更新:2025年05月13日 12:47

*1 QUARTETでのライブは手毬曰く「散々なステージ」「私が憧れた賀陽燐羽はあんなものじゃない」との事。

*2 手毬NIA編で「(手毬の)憧れのアイドルが引退したら(私に)鞍替えした」という発言があり、継だと言ってはいないがそうでないとは考え難い

*3 ちなみにこちらでは佑芽の対戦相手として選ばれた理由が「撫子の順位が落ちたからその穴埋め」である事が仄めかされている。