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PGM ヘカートII
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asaahingaeaw
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全長 | 1380mm、1140mm(ストック折りたたみ時) |
銃身長 | 700mm |
口径 | 12.7mm |
装弾数 | 7発 |
作動方式 | ボルトアクション方式 |
重量 | 13.8kg(スコープ非着装) |
設計年 | 1994年~1995年 |
使用弾薬 | 12.7x99mm NATO弾 |
製造国 | 🇫🇷仏国 |
PGM ヘカートIIはフランスのPGMプレシジョン社が開発、製造している狙撃銃である。同社の展開するウルティマ・ラティオシリーズでは最大の12.7mm弾薬を使用する。ヘカートとはギリシア神話の女神ヘカテーの事。NATO標準の重機関銃弾薬である.50BMG(12.7×99mm)を使用するボルトアクション対物ライフルで、約1,800m以上での射撃を想定して設計されている。2000年代前半までは、他のウルティマ・ラティオシリーズと共に、ベルギーのFN社ブランドで販売されていたが、現在はPGMプレシジョンの自社ブランドから販売されている。ヘカートIIは他のPGM製ライフルと同様の金属製スケルトン構造を採用し、スケールアップが施されている。射撃精度を高めるため、前方に二脚、後方に一脚を装備し、これらは両方とも調整が可能である。銃床も調整式で、射手の体型に合わせることができる。放熱と重量軽減のため、銃身表面に螺旋状の溝を掘るフルーティングが施されている。また、射撃の反動を7.62x51mm NATO弾用小銃程度に軽減するために、高効率のマズルブレーキを装着している。標準的な照準器として、10倍の望遠性能を持つSCROME LTE J10 F1照準眼鏡が制式化されている。