登美能那賀須泥毘古命

「神を超えさらに強くなれ。そして、創れ。望む世界を!!!」

【名前】 登美能那賀須泥毘古命
【読み方】 とみのながすねひこのみこと
【種族】 大太解体魔人・右足ノ鬼
【字名】 地震起こし跋出す足(大太の右足)
【登場巻】 第7巻~

【人物】

国土神・右足の化身。
四肢がすべて足の形をしている仮面をつけた巨人の姿と、人間の姿の二つを持ち、こちらは便宜上人間としての姿を記述する。

頭部(主に髪型)が足を模した男性で、怪異を封印する力を持つ。
この「王」としての那賀須泥毘古は、最初は妖怪としての姿だったが勾玉を飛ばして田村・福太郎に憑依し、怪異と化したお仙のストーカーを倒した後彼女の怪異ランクをアップさせた。

その後肉体を得て福太郎と会話し、大太中央にまつわる秘密を明かした後、クロノス=クロノスと化したバロネス・オルツィによって千足の存在が発生する原初へと時間を巻き戻されためこの姿を保つのにも限界が生じ、福太郎に別れを告げたあとバロネスに強烈な蹴りを叩き込み満足げに再封印された。

他の大太と違い、人々が意識的に大太を必要とすることはなく人間が大太の想像を超えて進歩していき、理想を築き上げていくことを望んでいる。
ちなみに笠森・仙味野・娯楽を妖怪化させたのは彼だが、大太の自由にならぬよう自由意思を持たせてあるため大太の僕下にはならない。
怪異化させた理由は本人いわく「封印されて動けず暇だった」とのこと。
それ故に福太郎に憑依して動けるようになったのが嬉しかったらしく、「窓の開け締めさえ楽しい」ようだ。

トミノナガスネヒコノミコトは日本神話に登場する。
神武東征の場面に登場し、大和地方で東征に抵抗した豪族の長であるとされる。
何故彼が足に纏わるパーツに選ばれたのかは定かではないが、調べる限り何度も朝廷に対し抵抗し、戦い続けた人物だったようで、
天津神の末裔を名乗る神武天皇に対して直接物申すこともあったようだ。
膝をつくことを良しとせずとにかく立って戦い続けたということから足に選ばれたのだろうか。

ちなみに天の羽羽矢を使っているが、彼の所有物というわけではなく、饒速日命という長髄彦の上司というか主君が所持していたもの。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2020年09月19日 02:38