アストラル生命体とは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される宇宙レメディー・コネクテッド・ユニバース(RCU)に登場する生物群である。
- 登場作品
- 『Control』
- 『Alan Wake Ⅱ』
【はじめに】
アストラル・プレーンとは、一般的には人間の感情を司る「アストラル体」が存在する空間……オカルト的に言うと霊的世界のことを指す。
しかしRCUにおけるアストラル・プレーンは余剰次元とされており、精神世界と並行世界の両方に同時に実在するメタ構造の宇宙とされている。
しかしRCUにおけるアストラル・プレーンは余剰次元とされており、精神世界と並行世界の両方に同時に実在するメタ構造の宇宙とされている。
アストラル・プレーン内部は真っ白な空間と黒いブロック状の岩、そして遥か頭上に浮かぶ黒い逆さのピラミッドで構成されている。
パワーオブジェクトと呼ばれる、超常的実用性を有するアイテムに触れた人間のアストラル体が転送され、そこでアストラル・プレーンチャレンジと呼ばれる試練を乗り越えることで、そのアイテムの力が触れた人間に結合され、アイテムの超常的な力を超能力として扱える「超常的ユーティリタリアン」(*1)となる。
【概要】
作中ではヒスにより腐敗したディランに先導されたヒスによりアストラル・プレーンが侵略されたが、ボード自体は無傷だった。
▼ボード
「理事会」の意。
アストラル・プレーンの遥か頭上に浮かぶ黒い逆ピラミッドの姿で認識される。
この黒いピラミッドはボードの本体ではなく人間と会話するためのスピーカーの様なものであり、ボードの正体は共鳴体ベースの集合意識体である。
この黒いピラミッドはボードの本体ではなく人間と会話するためのスピーカーの様なものであり、ボードの正体は共鳴体ベースの集合意識体である。
「共鳴」とは科学の範囲外にある振動、周波数、波形、フィールドのことであり、現実を変貌させる力となる。
アストラル・プレーン及び政府の機密機関である連邦操作局(FBC)の本部オールデスト・ハウスの家主の様なものであり、パワーオブジェクトの力を管理したり局長の選別をしたりする。
また、他のアストラル生命体をアストラル・プレーンと現実世界の両方に自由に召喚する能力も持つ。
また、他のアストラル生命体をアストラル・プレーンと現実世界の両方に自由に召喚する能力も持つ。
オールデスト・ハウスのエグゼクティブ・セクターには現実世界に現れたボードの黒いピラミッドの一部が存在しており、接触することで局長はアストラル・ビルディングと呼ばれる能力の強化や指令を受けとることになる。
人間にとって友好的であるかに見えるが、ボードに「局長」に任命された者は元の人格に関係なく異常なまでに権力に執着するようになる。
また、アストラル・プレーンと現実世界の導管の役割を担う「ネイル」と呼ばれる構造物がヒスに汚染された際、それを爆破してヒスとアストラル・プレーンの現実への流入の二つを同時に始末しようとしたFBCのオペレーションリーダー、ヘレン・マーシャルを殺害している。
新局長ジェシー・フェイデンはあらゆる敵対的な共鳴を浄化できる超常現象生命体「ポラリス」を宿しているためか先代局長のように権力欲に溺れない。
そのためボードは「おべっか」で彼女をコントロールしようとする節が見られる。
そのためボードは「おべっか」で彼女をコントロールしようとする節が見られる。
なお、FBCのシンボルはボードの黒いピラミッドである。
《◎》フォーマー
「前任者」の意。
黒いピラミッドと同じくらいに巨大な一つ目の蛇のような姿をしており、巨大なカマ状の腕を四本持つ。
元々はボードの一員だったが意見の相違から追放され、薄暗いアストラル・プレーンに閉じ込められている。
一部の変貌アイテムの力を管理しているようで、ヒスに汚染され逃げ出した変貌アイテムを集めていたジェシーと遭遇。
何故か非常に攻撃的で、薄暗いアストラル・プレーンに侵入したジェシーに問答無用で襲い掛かった。
何故か非常に攻撃的で、薄暗いアストラル・プレーンに侵入したジェシーに問答無用で襲い掛かった。
ボス戦ではカマ状の腕による攻撃と、一つ目から球状の発射体を射出して攻撃する。
巨体故に動きは鈍いが戦う足場が狭く、落ちたら死ぬため、難敵。
一つ目が弱点。
巨体故に動きは鈍いが戦う足場が狭く、落ちたら死ぬため、難敵。
一つ目が弱点。
最大で三回に渡り戦うが、三回目の遭遇時は友好的であり、ジェシー側から危害を加えない限りは戦わずに済む。
「ネイル」がヒスに汚染された際は、薄暗いアストラル・プレーンから脱出するチャンスと見てジェシーに新たな能力を与えて友好的な姿勢を見せ、ジェシーがネイルを修復したどさくさ紛れにオールデスト・ハウスと繋がった別の余剰次元への逃走を果たす。
◆アストラルスパイク
現実世界とアストラル・プレーンの両方に存在できるメタ構造の生命体。
小さくて黒いブロック状の物体の集合体が、絶えず変形しながら芋虫の様に這って移動する。
小さくて黒いブロック状の物体の集合体が、絶えず変形しながら芋虫の様に這って移動する。
周囲のあらゆる生物、無機物を波長で無差別に攻撃する。
その性質故に物理的攻撃が一切通用せず、収容するには超常的な力を遮断できる物質ブラックロックを用いたシェルターに閉じ込めるしかない。
その性質故に物理的攻撃が一切通用せず、収容するには超常的な力を遮断できる物質ブラックロックを用いたシェルターに閉じ込めるしかない。
パワーオブジェクトに触れてアストラル・プレーンに転送された人間が覚醒した際、条件は不明だがアストラル・プレーンから現実世界に物理的に侵入してくることがある。
アストラル・プレーンを探索するために選別されたFBCエージェントであるアストラルノート達はパワーオブジェクトに触れる前に椅子に拘束され、恐怖を紛らわせるため頭に袋を被せられるため、出現したアストラルスパイクから逃げることも出来ずに殺害されることとなった。
●アストラル・コピー
崩れやすい黒い岩石のような物質で構成された人型の生命体。
パワーオブジェクトの力と結合した超常的ユーティリタリアンが、アストラル・プレーンにて遭遇する敵対的な存在。
武器は拳もしくはアサルトライフルに似た何か。
武器は拳もしくはアサルトライフルに似た何か。
ボードがこれらのアストラル・コピーを召喚し指示を出しており、訓練用ダミーのような役割と思われる。
また、フォーマーもアストラル・コピーを召喚する能力を持つ。
また、フォーマーもアストラル・コピーを召喚する能力を持つ。
ネイルが破損しアストラル・プレーンが現実に流入してきた際には現実世界にも出現した。
●アストラル・ミミック
外見はアストラル・コピーと差はないが、武器は持たない。
「空中浮遊」、「叩きつけ」、「回避」、「投擲」といった超常的ユーティリタリアンの能力を扱える。
●ゴールデンコピー
金色のアストラル・コピー。
無敵の存在。
無敵の存在。
- ●ゴールデンコピー/NPC/変動
ゴールデンコピーのバリエーション。
超常的ユーティリタリアンの能力「洗脳」で操ったアストラル・コピーの攻撃だけは通用する特殊なボス。
超常的ユーティリタリアンの能力「洗脳」で操ったアストラル・コピーの攻撃だけは通用する特殊なボス。
【ダーク・トライアングル・コーヒー】
『Alan Wake Ⅱ』DLC『ナイトスプリングス』のエピソード「北極星」には並行世界の政府の機密機関として【ダーク・トライアングル・コーヒーが登場する。
FBCと同様に黒い逆三角のシンボルを使用しており、関連が疑われる。
FBCと同様に黒い逆三角のシンボルを使用しており、関連が疑われる。
詳しくは個別項目参照。