そもそも、低層階級の職員にはアクセスを許すべきではなかったのだ。
──リン・サルバドール
リン・サルバドールとは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される世界観「RCU(レメディー・コネクテッド・ユニバース)」の登場キャラクター。
- 外見モデル
- ミッコ・ラウタラハティ
- 声
- 不明
- 登場作品
概要
口髭を蓄えたハゲ頭で小太りの白人男性。
アメリカ政府の機密機関「FBC(連邦操作局)」のセキュリティリーダーにして幹部で構成された「管理チーム」のメンバー。
アメリカ政府の機密機関「FBC(連邦操作局)」のセキュリティリーダーにして幹部で構成された「管理チーム」のメンバー。
生前の容姿はIDカードの証明写真で確認できる。
部下のサイモン・アリッシから信頼されていたことから有能な人物であったことが伺える。
来歴
本編以前
2019年より数年前、収容セクターに出現した時計に満ちた並行世界のスレッショルド「スレッショルド9-D」にレンジャーを派遣したが犠牲者が多数出たため、スレッショルドをシェルターで封じ、トレンチ局長の依頼によりレポートに纏めた。
一方、アリッシに対してはアーティ(生命体A-001)に関する自身が知る限りの情報を話し、アーティに関する質問には「任せておけ」とだけ答えるように指示していた。
また、アーティの如何なる業務も邪魔してはならないことも指示しており、彼について深く知っていた可能性がある。
また、アーティの如何なる業務も邪魔してはならないことも指示しており、彼について深く知っていた可能性がある。
2019年4月、パワーオブジェクト「Songmasterのジュークボックス(OOP10-KE)」の不適切な使用により二名のエージェントが亡くなったため、収容場所をエグゼクティブセクターに移した。
また、ヒスによって洗脳されたトレンチと、ヘドロンによって洗脳されたダーリングの代理戦争じみた対立に気付いており、アリッシにはなるべく首を突っ込まないよう釘を刺していた。
Control
2019年10月29日、トレンチによりオールデスト・ハウス内部がヒスにより侵略される変貌世界事象が引き起こされ、サルバドールもその対応に追われた。
収容セクターにて体制を立て直そうとしていたところ、ヒスを自ら受け入れたP6率いるヒス生物の群れに襲撃され、ヒスにより腐敗させられた上にカードキーを奪われた。
その後、パノプティコンにてヒスにより腐敗し、逃走したパワーオブジェクト「ベニコフテレビ(OOP7-KE)」を追跡していた新局長ジェシー・フェイデンの前に立ちはだかり、死闘を繰り広げた末に倒された。
ヒスにより腐敗したサルバドール
ヒスにより腐敗させられたサルバドールは、「ヒス・ワープ」と呼ばれる形態に変異した。
全ての体毛が抜け落ち、皮膚は死体のように青白くなり、部分的に赤く発光している。
全ての体毛が抜け落ち、皮膚は死体のように青白くなり、部分的に赤く発光している。
上半身は殆ど裸になっており、ボロボロになったシャツの残骸が左腕に残っている。
代わりにコンクリート片が付いた異形鉄筋を上半身に巻き付けてボディーアーマーのように纏っている。
代わりにコンクリート片が付いた異形鉄筋を上半身に巻き付けてボディーアーマーのように纏っている。
常に地面から少し浮遊しており、全ての攻撃、防御を念動力のみで行う。
攻撃は念動力で引き寄せた物体を高速で射出し、防御は周囲の物体を引き寄せて「シールド」を形成して行う。
また、「シールド」として引き寄せた物体を一気に全て前方に発射する攻撃手段も持つ。
また、「シールド」として引き寄せた物体を一気に全て前方に発射する攻撃手段も持つ。
ただしシールド形成と攻撃は同時には行えない。
ヒスにより腐敗したサルバドールとのボス戦
「パノプティコン」4階でサルバドールと対峙することになる。
この時点でジェシーは「空中浮遊」能力がアンロックされていないため、強化具合によってはかなりの難敵となる。
この時点でジェシーは「空中浮遊」能力がアンロックされていないため、強化具合によってはかなりの難敵となる。
サルバドール自体は基本的に遠距離攻撃しかしないため、物陰に隠れながら物体を射出する「投擲」能力の応酬で地道にダメージを与えていくことになるが、ボス戦中は雑魚敵のヒス警備員、ヒスレンジャー、ヒス破壊エキスパートが無限湧きするため、非常に厄介。
ヒスレンジャーとヒス警備員はアサルトライフルやサブマシンガン、ショットガンを装備し、ヒス破壊エキスパートはホーミングするライフルグレネードを装備している。
攻撃範囲も威力も凄まじいヒス破壊エキスパートの無限湧きはサルバドール本人よりも厄介であり、難所となる。
攻撃範囲も威力も凄まじいヒス破壊エキスパートの無限湧きはサルバドール本人よりも厄介であり、難所となる。
余談
- サルバドールは、アルベルト・トマッシ(RCU)、P6と並んで『Control』のストーリー上で必ず対峙するボスである。
- サルバドールは、「管理チーム」の二人目の犠牲者である。
- モデルのミッコ・ラウタラハティは『Alan Wake』シリーズや『Quantum Break』の脚本に関与していた。