アルベルト・トマッシとは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される世界観「RCU(レメディー・コネクテッド・ユニバース)」に登場するキャラクター。
- 演者
- 不明
- 登場作品
概要
口髭を蓄えた、黒髪で青い瞳の白人男性。
生前の容姿は通信部署の壁に貼られたポスターにより確認できる。
生前の容姿は通信部署の壁に貼られたポスターにより確認できる。
アメリカ政府の機密機関「FBC(連邦操作局)」の通信部署リーダーにしてザカライア・トレンチ局長をサポートするため幹部によって構成された「管理チーム」のメンバー。
来歴
本編以前
通信部署のリーダーとなったトマッシは、ハバナAWEやウィローAWEといった変貌世界事象を、メディアを操作することでカバーストーリーである誤情報を広めることに成功していた。
トマッシはキャスパー・ダーリング博士が開発し無償で配っていた「HRA(ヘドロン共鳴体増幅器)」を拒み、装着していなかった。
2019年10月29日、トレンチ局長により未知の並行世界のスレッショルドが開かれ、内部から「ヒス」が出現する変貌世界事象が発生。
「HRA」を身につけていなかったトマッシは瞬く間にヒスにより腐敗した生物となった。
「HRA」を身につけていなかったトマッシは瞬く間にヒスにより腐敗した生物となった。
Control
インターコムを使い、構内放送でヒスの呪文(アラン・ウェイク作のダダイズムの詩)を流し、後に通信部署にて新局長のジェシー・フェイデンと対峙したが、死闘の末に撤退した。
その後、収容セクターにて発見され「スターリングAWE部門」エリアにて再びジェシーと対峙するも、今度こそ倒された。
ヒスにより腐敗したトマッシ
ヒスにより腐敗したトマッシは、「特殊ヒス」と呼ばれる形態に変異した。
全ての体毛を失い、肌は死体のように青白くなり、部分的に赤く発光している。
痩身で、上半身はほぼ裸で、ボロ布と化したジャケットを羽織っている。
全ての体毛を失い、肌は死体のように青白くなり、部分的に赤く発光している。
痩身で、上半身はほぼ裸で、ボロ布と化したジャケットを羽織っている。
常に空中浮遊し、周辺の物体を念動力で引き寄せ、高速で射出したり体当たりを繰り出して敵対者を排除しようとする。
また、敵の攻撃に対しては短距離の超高速移動(ショートワープ)で回避するが、連続では回避できない弱点を持つ。
敵の物理的ダメージを遮断できるヒスシールドと呼ばれる赤いバリアを身体に纏うことが出来るが、これは物理的ダメージが蓄積すると破壊されてしまう。
ヒスにより腐敗したトマッシとのボス戦
一戦目
「通信部署」での戦い。
体力は少なくヒスシールドも纏っていないが、この時点のジェシーはステータス強化がアンロックされておらず、更に物体を念動力で飛ばす「投擲」しか超能力を持っていないため、かなりの難所となる。
体力は少なくヒスシールドも纏っていないが、この時点のジェシーはステータス強化がアンロックされておらず、更に物体を念動力で飛ばす「投擲」しか超能力を持っていないため、かなりの難所となる。
トマッシ本人だけなら物陰に隠れながら地道にダメージを与えていくことは難しくないが、トマッシとのボス戦中は雑魚のヒス警備員、ヒスレンジャー、ヒス破壊エキスパートが無限湧きする。
ヒスレンジャーとヒス警備員はアサルトライフルやサブマシンガン、ショットガンで銃撃してくるのみだが、ヒス破壊エキスパートは自動追尾するライフルグレネードを装備しているため非常に厄介。
体力が尽きると撤退する。
二戦目
「スターリングAWE部門」での戦い。
ゲーム終盤なため、ジェシーの超能力が全てアンロックされていること前提の強さとなっている。
ゲーム終盤なため、ジェシーの超能力が全てアンロックされていること前提の強さとなっている。
今回はヒスシールドを纏っており、体力も非常に多い。
また、無限湧きする雑魚がヒスボマー、ヒスレンジャー、ヒス変形にパワーアップしている。
また、無限湧きする雑魚がヒスボマー、ヒスレンジャー、ヒス変形にパワーアップしている。
ヒスボマーは自爆攻撃を仕掛け、ヒス変形は姿を消して死角から奇襲を仕掛けてくるため非常に厄介。
総じて作中最強のボスの候補である。
体力が尽きると消滅する。
余談
- トマッシは、P6、リン・サルバドール(RCU)と並ぶ『Control』のストーリー上で必ず対峙するボスである。
- トマッシはエミル・ハートマンと並ぶ複数回対峙するボスである。
- トマッシは「管理チーム」の最初の犠牲者となった。