グロス・ドイッチュラント2の覚え書きです。徐々に。 原則、キャンペーン(1939/9月開始)

登場将軍

将軍の数が多いと新しい将軍が出て来ない。また、忠誠度の低い将軍が辞任する。 このため、ザコ将軍が死亡または辞任してもあまり気にする必要は無い。新しく優秀な将軍に入れ替わると思えばいい。

ロンメル・クルーゲなど優秀だが忠誠の低い将軍は是非元帥にしよう。

機甲師団用に、序盤はヘプナー、中盤はグデーリアン・ロンメルを確保。 他は作戦(落後しにくい)・戦意(後退しにくい)の高い将軍が基本的に優秀だ。 この二つだけは高いが他に能が無い、などと言う将軍はいないので、まずこの二つを見よう。

将軍の助言は、まず性格(隠しパラメタ)が「従順」なら特に何も無い。 でない場合、作戦と戦意で言うことが変わるとのこと(GS掲示板より)。 また発言の優先度は元帥→通常将軍。かつ、IDが若い順である。

  • 1939年10月 バイクス
  • 1939年12月 ブッシュ
  • 1940年1月 ヘプナー
  • 1940年2月 ファルケンホルスト
  • 1940年3月 クライスト
  • 1940年7月 グデーリアン
  • 1941年3月4週 ホト
  • 1941年4月2週 ロンメル

内政

予算

外交12、諜報7でしばらくいく。友好中立国を参戦させたら外交は絞る。資源的にできるだけ早く参戦させると有利である。

科学兵器

普通はレーダーだけでいい。海戦兵器は普通にプレイすればイギリス終了までに間に合わないから。ロケットなんてはるか未来。

陸軍開発

III号戦車Gは対ユーゴ・ギリシャ戦またはスウェーデン戦に、Jは対ソ戦(1941年6月を想定)にIV号戦車F/Gはギリで対ソ戦に、VI号(ティーガー)は割と普通に対ソ戦に間に合う。ここらが優先候補。

長期戦やりたいなら軽戦車でヘッツァー狙いもあるが基本いらない。ベスペ(ヴェスペ)自走榴弾砲は便利だが対ソ戦に間に合うとは期待出来ない。

III号は軽視しまくっていい。シャーシも作らなくていい。

IV号戦車H型のあと80ポイント(2ヶ月かからない)でフンメル自走砲(射程2)が開発されるのでこちらも視野に。

V号戦車(パンター)は初期の故障率がえぐいので基本いらない。G型まで開発してやっとティーガーと同程度の故障率になる。踏破力はいい、ティーガーよりちょっと安い、と言う魅力はあるが、登場の遅さに加えて、大戦略などと違いティーガーより若干弱いのがとどめに。

銃砲系は軽視していても対ソに中型対戦車砲が間に合う。重点開発すれば大型も間に合うが、戦車の方がいいだろう。

IV号戦車(ティーガー)は燃料消費と鉄がえぐいが(とは言えパンターと変わらない)対戦車に対部隊にと便利。肉壁。

空軍開発

メッサーシュミットはBf109Fが、遠距離侵攻戦闘機として使える。短期決戦のつもりならこの後は捨てていいが、Me410ホルニッセは戦闘爆撃機として有力であるし、長期戦を戦うつもりなら更に先も有効な戦闘機が多い。

フォッケウルフはまずは対ソ戦までにDo17カウツ夜間戦闘機を。Fw190Aは高高度能力がない以外はバランスがよいが、登場はBf109Fより後になるし、必要十分ながらも航続で劣る。更にアルミを2倍食う。対ソ戦に間に合えば主力にしてもいい(重点開発していれば大体間に合うはず)。

ハインケルは序盤が使えなさすぎて、わざと長期戦を戦う時以外はあまり・・・。

ユンカースはJu87R(航続510、爆装500kg)があればいい。これは普通に対ソ戦に間に合う。Ju88A-4もあれば便利だが既存のA-1でも十分(航続500と883の違い。)*1。Ju87Rの2倍の爆装が可能だが、お値段は3倍かそれ以上なのでコスパはよくない。対ソ戦に入ってからJu-87Dが開発されるが、航続の低下がやや気になる*2

夜間戦闘機系は気分でいいだろう。フォッケウルフ系がよいとは思うが、どれも時期的に相応の性能があるはずだ。

海上作戦

大型艦を出さないと敵が大型艦を出してこない点、大型艦がいないと制海権が得られない点、海上を通過した先での部隊新設・解散には制海権が70%必要で、大型艦をどうしても出さなければならない点に注意。マルタ島のせいで北アフリカ戦線は補給が面倒である。

勝つだけなら2箇所のドックでU2型潜水艦を100隻以上作ればイギリス本土艦隊は簡単に壊滅する。これはGD1と変わらないね。一応ドックを1回だけ拡張すると、余裕を持って建造できるはず。イギリス屈服後はU2型は全部解体しよう。面倒だけど。

イギリスを倒した後は、敵はソ連だけだ。陸軍の生産で鉄が足りなくなったら、弱そうな艦から適当に解体していく。 レニングラードの隣・クロンシュタットを占領したらもう敵の海軍はいないので、巡洋艦数隻を残して全て解体してしまっていい。いくらか残すのは、フィンランド・イギリス・北アフリカあたりの制海権が必要になる可能性があるからである。この点の遺憾が無くなればもちろん全部解体してしまっていい。

お勧め兵器まとめ(序盤)

航空機

  • Bf109F4 火力はやや弱いが航続距離的に必須。速攻なら。アルミ1。
  • Fw190A1 アルミ2、航続やや短い、ただし火力はやや高い。こっち待ちでもいいがBf109F4でもいい(後述)。
  • Ju87R 500kg爆弾を抱えて遠距離爆撃。しかも安くて固い。
  • Do17 カウツ 長期戦を戦うなら必要な夜間戦闘機。イギリスを脱落させると対ソ戦緒戦の戦略爆撃阻止くらいしか出番が無いが。
    + 性能比較

    Fw190A1はアルミが2と、Bf109F4の2倍必要である。工数は同じ。 余りがちな鉄と異なりアルミは結構重要である(戦闘機は爆撃機ほど数が必要ないのでそこまでではない)。 また、航続距離は短いが火力の高いBf109E3を迎撃専門として使う手も考えられる。 総合的に考えてみよう。 まず迎撃性能について。敵爆撃機はソ連のPe-2を想定する。速度11、防御8である。

    • Bf109E3 捕捉率55% 撃墜退率75% = 阻止率41.25%
    • Bf109F4 捕捉率70% 撃墜退率65% = 阻止率45.5%
    • Fw190A1 捕捉率65% 撃墜退率75% = 阻止率48.75% 計算の都合上、Pe-2に対してはBf109E3とFw190A1の火力は同等となる。 200機対200機で迎撃した場合、1%の差は2機でしかないため、アルミを2倍消費するFw190A1は単純にはあまり魅力が無い。また、火力に優れたかに見えたBf109E3はBf109F4に勝る点がなかった。 だがしかし、迎撃機は各方面に400機ずつ、合計1000機そこらでいいため(迎撃にあがれる機体は敵攻撃隊に対して何%で設定されるため、必要以上の数が居てもしょうがない、敵機の1.5倍程度で十分なのだ。また、単発機は1部隊につき1ターン300機しか整備できないし、空港の拡張の999が限度でかつ数ヶ月かかる。ゲームシステムは少数精鋭を推奨している。)、アルミ消費量ベースでみるとそれほどの差ではないのである。 さらに侵攻用の護衛戦闘機としては、爆撃部隊の数だけあれば事足りるため、数百機程度で十分だ。 このため、ちょっと運用が面倒でありかつ若干新鋭機の開発が遅れてしまうが、侵攻用にBf109F4,迎撃用にFw190A1なども手であろう。バルバロッサの時期の主力爆撃機であろうJu87Rが航続距離510kmであるのに対して、両戦闘機は383km対333kmとなっているため、Fw190A1では不便を感じそうだ。

    なお1941年中に後続距離500kmのFw190Gが、1942年に入って暫くするとFw190Fが登場する。侵攻用戦闘機としては理想的だが、迎撃力はどうだろうか(もっともこの時期はとっくにソ連航空兵力を殲滅しているであろうから、あまり重要ではないのだが・・・なんなら爆撃機だけ999機で飛ばした方がいいかもしれないほどである)。

    • Fw190G1 捕捉率70% 撃墜退率70% = 阻止率49.00%
    • Fw190F3 捕捉率70% 撃墜退率75% = 阻止率52.25% 一見A1に比べて火力で劣る両機であるが、むしろ勝っている事がわかった。両機は空戦仕様であれば航続距離は同じ500kmであるが、爆装時はG1は500kg爆弾で416km、F3は1000kg爆弾で333kmと異なってくる。これは好みで選べばいいだろう。

    せっかくなのでBf109G6(366kmしか飛べないのであまり魅力的ではないが)とMe410A(アルミ3だが2000kg爆装で563kmも飛べる!)についても数値を載せておこう。

    • Bf109G6 捕捉率65% 撃墜退率85% = 阻止率55.25%
    • Me410A 捕捉率65% 撃墜退率75% = 阻止率48.75% Bf109Gの迎撃性能はF4の2割強高い事がわかった。 ちなみにMe410Aは緩降下爆撃であるためJu87Rの半分の命中力しかないが、4倍の爆弾を積んでいるため結果としては2倍強い。それに対してアルミと整備力の消費は1.5倍に留まっている。このゲームは基本的に(キャンペーンでは既存艦や戦利艦を解体すればとんでもない量の鉄が手に入る)鉄と弾薬には困らないため、爆弾の無駄弾はあまり気にならない。

    これ以降の機体は登場が遅すぎるので今回は言及しない。

    この際なのでJu87RとJu87Gの火力差についても調べてみ・・・ついでにJu87D(1.8t)とHs129Bも見てみよう。

    とは言え要素が多すぎるため計算でなく実験である。城塞作戦でエディットモードを用い、オリョールの10,15航空団からクルスクの中央方面軍と55軍に攻撃をかける。ターゲットは中央方面軍*3、事前にファイタースイープを行い迎撃はないものとし、陣地は8000、陣地レベル1.5*4。各999機で比較する。

    なお防御力の差については敵迎撃機は大抵無視してもいいが、対空戦突破率或いは撃墜:撃退比は若干異なる*5

    機体 故障 撃墜 撃退 残数 歩兵 迫撃砲 小型対空砲 T34D T34B
    Ju87R 30(3%) 30 34 905 127+7 34+2 12 5+1 6+1 195
    Ju87D 31(3%) 22 32 914 437+7 117+2 39 18+1 22+1 641
    Ju87G 42(4%) 25 36 896 103 29 9 21 21 183
    Hs129B 56(6%) 15 31 897 75 20 7 15 16 133

    さすがに1.8t爆装のJu87Dは強い。航続140kmだがな。

    Ju87Gは航続が510kmから400kmに低下しているが、さすがタンクキラーである。一般的にソ連軍の戦車は480両が定数であるためこれは相当である。対地掃射は指揮官の特性に関わらず、指揮官が存在さえすれば1.2倍されるため、使い勝手もよいだろう。

    Hs129Bは防御力が15と高く損失(撃墜)こそ少ないものの、登場遅い、航続223km、双発で整備性悪しと、振るわない。だが思ったよりも攻撃力はあり、かつアルミが1である点(Ju87R/Dは2、Gは3)は有利なポイントだ。それでも後期のシナリオでない限りそもそも登場していないのでどうしようも・・・。なおMe262辺りも同等の掃射火力(24)を持っているため、より存在意義が謎になるのである。

    ちなみにこの3996機にルーデルまで付けても(陣地が8000ある、念のため)、1個軍を半壊させる程度である*6。航空部隊で殲滅、とはなかなかいかない。しかしながら続く陸戦において攻撃側の不利な修正を埋めたり、退却しなかった敵を速やかに退却させ得る程度の効果はある。機数を揃えるのはさほど難しくないが、1部隊の900機を整備するのに3ターンかそれ以上(戦闘機含む)かかってしまうのがネックである。せめて開戦時には好天を選びたい。

    陸戦兵器

    • 迫撃砲 基本。コスパがよく最強。燃料を1消費する。補助に対戦車砲を入れて置こう。
    • ベスペ II号シャーシ。II号戦車は役立たずなので対ソ戦の最中に開発されたら改良を検討。射程2の自走榴弾砲かつ機甲かつ踏破力高い。燃料消費1。軽戦車ベースのため2000ユニットいても無補給で5ターンほど連戦できるのは強い。開発が遅めなのが難点。機甲ユニットは敵の遠距離攻撃を受け付けないため、敵砲兵に一方的に勝てる。戦車などには無力なのは砲兵と同じ。
    • III号戦車G 対ソ戦(1941年6月を想定)までには既存のものを改造したい。燃料消費2。IV号に比べてそれほど安くないのであまりいらない。
    • IV号戦車F/G バランスの良さで対ソ戦の主力。燃料消費2。キャンペーン1はF、キャンペーン2はGを待つ。間に合わなさそうなら開戦を遅らせた方がいいかも。一世代前とはかなり性能が違うのだ。
    • フンメル IV号シャーシ、ベスペより登場が早いより強力な自走榴弾砲。燃料消費2が難点か。
    • ティーガーI 対ソ戦でサブに。燃料消費3。作りすぎると鉄が尽きるが戦艦を解体しよう。意外と故障しない。
    • ティーガーII 意外と対ソ戦に入って暫くするとできたりする。燃料消費3。
    • 38t戦車 機甲部隊を作成する時に数合わせに。燃料消費1。
    • 重砲 1だけ混ぜておくと、敵が早期に退却してくれて落伍損害軽減となる*7。残り1のユニットは落伍を起こさないのがポイント。
    • IV号10cm自走砲 キャンペーン2で登場。うまくすれば41年秋頃に登場する射程2機甲ユニット。遠距離射撃での攻撃力はベスペと変わらず各種のコストが高い困ったちゃんだが、登場が圧倒的に早いため、削りに活躍する*8。ベスペ・フンメルが出てきたら世代交代のつもりで。

    艦艇

    • U2 どの潜水艦も攻撃力はほぼ一緒。なら、こいつの量産でいい。数倍の建艦期間・鉄を使う他の潜水艦が、数倍強いと言うことはないのだから。また、規模が2しかないため、爆雷を喰らって沈没しても、失う鉄は200で済む。

    資源採掘・加工

    実際は表記の99~98%程度になる。

    鉄鉱石 スウェーデンに侵攻すれば40500 -> 20250鉄 スペイン貿易で+6000 -> 3000鉄 製鉄所は大体4500程度でいい。なおイタリア占領で+2000。 なお対ソ戦開始後割とすぐに2000+6000+7000程度得られるため、多少増やしておいてもいいが、工場拡張のたびに鉄が500必要なので微妙(空挺で工場ごとゲットする手もあるがそれはそれで歩兵と輸送機のコストが・・・)。 ちなみにフランス北部割譲のみで講和、イギリスとは停戦のみで講和と言う、賠償艦なし状態、もっとも?鉄が少ない進め方をしても、ソ連は余裕で殴り倒せる。

    ボーキサイト ユーゴ・ギリシャを落として6300 -> 630アルミ 精錬所は大体650規模あればいい。なおイタリア占領で+500。

    原油 32000 -> 16000燃料 (じっくり戦うなら人造石油で約+10000燃料) 製油所は大体800規模あればいい。

    セメント 12700。なおイタリア占領で+2000。

    弾薬は50%操業でも余る。減ってきても危なくなってから100%にすれば足りる。

    シャーシ工場 = 999x3 = 2997 イタリアを占領すれば更に+999

    陸戦兵器工場 = 999x7 = 6993 イタリアを占領すれば更に+999

    航空機工場 アルミが630しか取れない。このため旧型機の作り替えなどを考えても航空機工場は工数でアルミの2倍の1300程度あれば足りるため、3900程度まで増設すればいいだろう。

    ただし、新型航空機の開発待ちでしばらくアルミをため込む事もあろう。それを考えると6000程度あってもよい(その分、増築に用いる鉄にしわ寄せがいくのだが)。

    結局のところ

    序盤はBf109E、大型対空砲、4号戦車、U2型潜水艦、を作りまくる。 対ソ戦前からは、Bf109F/Fw190A、Ju87R、ベスペ、ティーガーも。

    外交

    ハンガリー・ブルガリアはアルミ確保のために毎ターン懐柔してできるだけ早く参戦させる。ルーマニアももちろん早い方がいい。 フィンランドは必須ではないが、味方に引き込んでおけば対ソ戦初手でレニングラードを999x6回爆撃からの1ターン占領が可能。楽に勝ちたいならどうぞ。 これで外交ポイントは8消費。残り2で念のためアメリカを懐柔しつつ、トルコからセメントを輸入し工場増築に励もう。最優先は陸戦工場である。ソ連懐柔はギリギリになってからで構わない。

    ハンガリー・ルーマニアはリセ前提最速なら1940年3月中に同盟に引き込める。フィンランド・ブルガリアはその3ヶ月後くらい。

    フランスを屠った後はセメントは大体足りる頃だろう。スウェーデンとスペインから鉄鉱石を輸入しよう。対価は燃料がベスト、次いでセメント(工場増築に支障ない程度に ) 。アルミは渡すな!

    部隊運用

    本国で編成してから前線に移動するのは悪手である。陸軍空軍ともに予め小規模の部隊を用意しておけばいい。燃料・弾薬をある程度持たせておけば、遅くとも2ターンで完全充足部隊が前線にできあがるのだ*9。最前線の一歩後ろにも、この様な補給前提の部隊を随行させておけばスムーズだ。パリの先やモスクワの果てなどの警備兵力あたりは、後続の歩兵2000の部隊から分割して作ればいいのだ。

    もし随行を失念していても大した問題ではない。最前線部隊から分割していくらでも現地で部隊を作れる。分割に1ターン、分割した分の補給に1ターンのロスがあるが、本国から改めて送り出すより数倍早い。

    また、燃料消費に注意。歩兵メインの部隊ではあまり気にする事も無いが、機甲部隊は消費燃料が5000を上回ると連続攻撃ができない(携行燃料の上限が9999であるため)。それを上回ると1回攻撃するたびに燃料補給が必要だし(しかも燃料補給量は毎ターン4000に制限されている)、10000を上回ると攻撃することすらできない!まあ、基本的には4000程度以下にしておこう。キャンペーン2ではそうこう言っていられず、8000弱のガチムチ部隊を作る必要もあるかもしれない。

    詳しくは説明書を読んで欲しいがおおよそ燃料消費は 軽戦車1、3,4号戦車2、5,6号戦車は3で計算しよう。 このルールがあるため、4号戦車F/H型最強説(後期なら38t系ヘッツァーも)が出てくるのだ。

    対ソ戦での一例としては IV号FまたはG x 1000 (燃料2000) ティーガーI x 333 (燃料999) 38t x 1000 (燃料1000) と言う燃料4000部隊がわりとよい。38tはIV号FまたはG/ティーガーIの開発まちの間に作っておけるのでスムーズである。 また、IV号戦車に替えてIII号突撃砲Aを採用すると、これもティーガーまちの間に作り置きができるので、ティーガー開発開始後1ヶ月くらいで十分な戦力が揃う(数ターンティーガーを作るだけでいいのだから)。 開戦後に消耗したIII凸枠に随時IV号を補充していく感じだろうか。

    なお実際には開戦時に燃料は9999までためこめる上に戦闘で部隊が消耗するため、4000をやや越えるくらいの燃料消費にしておくのがいいだろう。

    対ポーランド戦

    付属のアドバイスのままで大体よろしい。 小兵力で包囲して対フランス戦に注力したければそれでもいい。 得られるのは油田だけなので急ぐ必要がない。 フランス国境は2部隊で守れるため、2拠点から合計2部隊を引き抜ける。これをポーランドに回してもよい。 レープ将軍も引き抜いてしまおう。

    対フランス戦

    まずはBf109Eの大量生産。すると敵は夜間爆撃しか行えなくなる。大型対空砲を生産して凌ぐ。敵編隊は大体200機程度なので、400門あればいい、それ以上は無駄。 特に陸戦工場のあるエッセン・ボンはがっちり守ろう。これらが爆撃されると対空砲の生産に支障が出て悪循環に陥る。 戦闘機はドルトムントとボンに集めると迎撃効率がいい。

    戦線後方の防空部隊が攻撃されたなら、敵のスパイがいるので摘発。

    大型対空砲は高高度爆撃・夜間爆撃に対応できるが、コスパはすごく悪い。小型対空砲の2倍の値段で1.5倍の性能しかないのだ。 このため、前線の飛行場は小型対空砲で守るべきだ。また、大型対空砲を守るために小型対空砲を同時に配備するのもあり。この場合陣地も作って被害を抑える手もある。

    適当な所でベルギーに宣戦布告して突っ込む。森で攻めにくいが初期には1部隊しかいないアルデンヌをまず攻めるのが良さそうだ。フランス部隊が移動して複数に守備に付かれると損害が増える。各個撃破がやはり定跡。

    フランスとうまく講和して敵大型艦をゲットできれば対ソ時に鉄に変えられて便利ではあるが、通常はそこまでの鉄は不要。ドイツ自前の戦艦を解体すれば足りる。 ダンケルク・カレー・ノルマンディーを攻めるなら、天候的に敵がイギリス本土に撤退できない時を狙おう。そうすれば殲滅できる。

    なお、パリを陥落させた後は、ボルドーより先にツールを落とさないと講和できない。 ただし全拠点征服するつもりならどうでもいい。 マジノ線攻略は、野砲600~700だけで守ったカールスルーエに故意に攻め込ませたり(渡河修正もあるため守りやすい)、セダンやアラスをわざと攻めさせたり(敵陣地無しで戦える)、迂回してディジョンまで占領し補給線を絶ってから空爆したり、野砲少数で攻め込んで敵が突っ込んでくる所を一回だけ砲撃して退却で削ったり(脱落ダメージも多少入る)、と工夫していく。ただし特に攻略せずとも北仏+艦船接収条件は満たせるはず。 パリ含む16箇所占領+ツール(第2首都)で北仏+艦船接収での講和を確認。

    対イギリス戦

    ドーバーは固いので捨てる。 両脇のポーツマス・ハリッジに精鋭部隊を集めここから上陸する。

    制海権は・・・U2潜水艦+他潜水艦を100隻以上と共に適当な巡洋艦を出せば英本国艦隊は迎撃されズタボロにされるだろう。最初に敵戦艦にダメージを与え足を遅くし補足率をあげるのがコツだが、コントロールは難しい。

    ポーツマス・ハリッジを制圧したら、ポーツマス部隊は全力でブリストルに進撃。するとロンドンの部隊がポーツマスを攻撃するはずだ。その隙にハリッジの部隊でロンドンを取れば勝ちである。この先の講和としてはマルタ・ジブラルタルは割譲させたい気もするがどうせこの先海戦なんぞは対ソ戦で起こるだけなので、すぐに講和してしまって構わない。 艦隊を接収しようとすると北アフリカ戦線で勝つ必要があり、これはなかなか面倒であるはずだ。 もし北に攻め上るならドーバーの部隊は包囲しておくのがいいだろう。北の方の英軍は最早ザコであるので、大兵力を当てる必要は無い。ドーバー部隊と戦わなければ損害が減る。

    なおわざとマルタからイタリア本土に上陸させ、イタリアを降伏させてから講和しイタリアを接収するプレイもある。

    その後およびデンマーク・オランダ・ノルウェーの処遇

    上記各国は資源も工場も得られない。無視でよい。 海軍はU2型潜水艦を全て解体(対ソ戦用にその他の潜水艦は残して置く)。 空軍はBf109Eの生産は控えめに。Bf109Fが出てから生産だ。Do17カウツ、Ju87R、Ju88A-1をもりもり作る。他の機種は全部アルミに戻そう。 陸軍は、小国を攻めるために迫撃砲をメインに、小型対空砲、開発されれば中型対戦車砲(後には大型も)を生産する。 対ソ戦をやや遅らせるなら、戦車は作らないでいい。3号、4号、ティーガーのシャーシだけ作って置く。新型が開発され、シャーシに砲塔を乗っけたあとが開戦の時期である(別記してある通り相当数の38tも生産しておくと比較的早めに準備が整う)。

    対スウェーデン

    鉄鉱石を得る為に攻め取りたい。敵は多分ウデバラに2部隊がこもるのみ。完全装備の3部隊で落とせる(戻すのも面倒なので、勝利後は制海権を取って現地解散させよう)。人口が少なく、警備兵力はストックホルムに134分隊で済む。

    対ユーゴスラヴィア

    セメントはともかくボーキサイト800はなかなか魅力的。地形が厳しいので歩兵と軽戦車主体で攻めよう。ついでにギリシャもついてくる。

    対ギリシャ

    クレタ・アテネは、イギリスからアフリカを得ていたらアフリカ側のイタリア軍で上陸戦を仕掛けると早い。結構な確率でがらあきである。得られるものはボーキサイト500、セメント2000であるため、放置でもよいが。

    対ソ戦

    タイミングは人次第。4号F(キャンペーン2ならG)待ち、ティーガー待ち、Fw190A1待ち、ロンメルとマンシュタイン待ち、ご自由に。 その気になれば十分準備期間があるので、フィンランド通過レニングラード攻略軍などには、手厚い航空支援を付けよう。 部隊の整備力が600だからと、単発機300程度しか運用しないのは悪手である。時間はあるのだから空港を拡充して開戦初頭に999機での空襲を6連続くらいで行うべきだ。 300機で3回爆撃すると、3回対空砲火を受けてしまう。その点900機で1回爆撃なら、対空砲火を喰らう回数が単純計算で三分の一に激減し、当然被害も減少するのだ。

    なお史実通り6月開戦だとアルミの都合上、十分なFw190AとJu87RとDo17を揃えるのが難しい。この時期のアルミ生産が6000ちょっとであり、単発機なら毎週300機、毎月1200機強作れるため(Bf109は安いためその倍が見込める)、1ヶ月伸ばすだけで戦闘機300・爆撃機999の部隊が大体一つできあがるわけだ*10。 なお、Do17を全部捨てれば開戦時に十分な戦闘機と爆撃機を揃えられると思われる。ソ連から暫く戦略爆撃され放題になるが、積極的に航空撃滅線を行う・速攻で空港を潰す・ベルリンおよびそれ伊東しか狙われないのだから大型対空砲を集中・などで対応しよう。

    戦車についてはデフォルト設定で、IV号戦車F/G(どちらになるかはキャンペーン1,2次第)とティーガー1は開発はギリ間に合わないでもない、運次第。ただし生産している暇がほぼ無いのだ。目安として2週で燃料4000消費の1.5個機甲師団を充足させられる程度になる。1ヶ月で3個だな!

    総じて8月開戦なら割といい戦力で殴りかかれる。万全を期するなら10月だ。

    北方は・・・よりガチりたいならフィンランドは参戦させずに真正面から存分にぶん殴ってください。

    正面は・・・ワルシャワからは攻めにくい。渡河でもあるし、湿地でもあるし、どっちかに攻め込んだらどっちかからワルシャワが落とされるのだ。ティルジットに機甲師団を集め、ミンスク辺りまで高速で駆け抜け完全包囲、渡河にならない背後から殴りかかって殲滅しよう。なおフィンランドと補給線を通すため、ひたすらレニングラードを目指す部隊も欲しい。主力はここの辺りに集めよう。南のキエフ方面は、大包囲戦などを企まずに、3部隊で速やかに平押ししていこう。キエフ到達時とハリコフ到達時に抑えの部隊が必要になる。ワルシャワ方面が片付いたらそちらの兵力は予備に戻し、分割で押さえ用の部隊を作って対処しよう。ハリコフ到着後は南下しサポロジェを奪取し、敵のオデッサ方面の軍の退路と補給路を断つのだ。

    南は・・・地域が、つまり天気がバラバラで、なかなか航空攻撃が行えない。こちらが晴れでもあちらが雨、またはその逆。その分敵機も飛んでこないのであるが・・・しかしながら航空支援が行えないため、あまり戦力を集めても遊兵となる。北方から攻めている部隊が敵の補給路を断つまではあまり動かないのがいいだろう。そして守るだけなら同盟軍にでもできる。しかしいずれ補給線を絶って攻勢に出るときにこれでは困るのである。3軍対3軍でソ連に殴りかかったらまずもって返り討ちに遭うのだ。後方にI号戦車若干の部隊を用意しておき*11北方に余裕ができたら備蓄を介して兵力を瞬間移動するか、或いはとことん攻勢を諦め、ハリコフを通った軍で東(後ろ)から殴りかかるかしよう*12。ちなみにイタリア軍は2個くらいガチムチの機甲軍を持てるため、相手が弱いなら結構役に立つ*13。この方面は敵の補給線を絶つまでは陸軍は手を出してはいけない。多少削った所ですぐ回復されては、同盟軍の兵力が減少するだけだ*14

    敵の重爆はベルリンまで飛んでくるので、そこは注意しよう(大した損害は出ないだろうが

    セーブデータ内、将軍データ

    ルントシュテット で検索すると独軍将軍の先頭に飛ぶ。うっかり死んだ将軍は状態を2にすると翌週復帰。未登場も同様。ただし、将軍を増やしまくっても辞任祭りになるだけなので・・・。

    	char *名前; // ASCII zero よって構造体長は不定。
    	dword 所属?;
    	dword 状態_0未登場_1前線_2転出_3病死_4事故死_5戦死_6刑死_7引退or普通_8入院_9派遣_10捕虜_11転任;
    	dword 忠誠;
    	dword 作戦;
    	dword 戦意;
    	dword 装甲;
    	dword 銃撃;
    	dword 砲撃;
    	dword 経験;
    	dword 疲労;
    	char patt[25];// 内部は不明
    

    その他

    英軍の司令部は英国首都、ジブラルタル、カイロ。 米軍の司令部は英国首都、ジブラルタル。

    デバッグモード

    https://web.archive.org/web/20220804001343/https://anago.5ch.net/test/read.cgi/game/1353811333/179

    おすすめサイト

    グロス・ドイッチュラント2 シミュレーションゲーム攻略サイト http://brozgh.kakurezato.com/015.html

    基本についてよくまとまっている。私も勉強させて頂いた。

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    最終更新:2022年08月04日 14:49

*1 航空撃滅線がうまくいけば、護衛機を付けずに833km侵攻は十分に使える。

*2 420kmは護衛戦闘機となるBf109F4やFw190A1より長いためその点では問題無いのだが、護衛なしでの運用時に多少障害がある。また、開戦後少しすれば航続500kmのFw190も出てくるので・・・。ただし「140km圏内なら爆装1800」と言うパンチ力もある。999機を作るのは3,4ターンで済むっちゃ済むのだが、配備してから整備完了までまた3,4ターンかかるため、パンチ力が必要な所に投じるとは非常にやりにくい。更に140kmとは・・・例えば一例として、モスクワにはどこからも攻撃出来ない、モスクワからはどこも攻撃出来ない・・・ベルリンに隣接する6箇所のうち、4箇所は届くが2箇所はだめ・・・そんな距離なのである。

*3 歩兵2000、迫撃砲480、小型対空砲160、T34D240、T34B240、ユニット総数3120

*4 エディタで変更ができないのだ

*5 下表のJu87Rが防御力8、Hs129Bが15と7もの差があるが、完全充足の三個軍の対空砲火に晒されても、ご覧の通りである。誤差レベルともいいかねるが、他の要素の方がずっと重要だろう。

*6 戦車は爆弾に強いので、6割残る。非装甲目標は大体半減した。ユニット総数で3120→1678である

*7 退却時、敵は攻撃を受ける直前まで粘る。通常の部隊であれば隣接させないと退却しない・・・のだが、重砲を混ぜておくと部隊の射程が伸びるため、2ターン早く退却してくれる。このため落伍2回分の損害が浮くのだ

*8 ナースホルンに迫る性能をもっているため、通常の接近戦部隊に混ぜても活躍するはずだが、コスト的に無意味である。

*9 本当は燃料・弾薬は9999が上限だが、1ターンで4000、2ターンで8000補給可能で、おおよそはこれで問題が無い所から本ページでは完全充足扱いとした。もう1ターンかけて2000ずつ補給するのはかなりロスいのだ。

*10 筆者は基本的に、余裕が有れば迎撃部隊と爆撃部隊を分けず兼用させる。1根拠地に3部隊までとの制限がある点、3部隊あれば迎撃度の乱数によらず十分に迎撃が行えるであろう点、航空撃滅線後は爆撃機のみ999機飛ばしたい点などを加味している。

*11 機甲軍の方がいいかもしれないため。在庫などによる。

*12 最後まで手出しせずにモスクワを落としても普通に戦争には勝てるんだけどね。

*13 将軍が弱いので通常編成の軍ではザコ丸出し。バカみたいに戦車を並べる事で補うのだ。

*14 イタリア以外の同盟軍はほとんど兵力が補充されないのだ。