維新の嵐 (PC-9801 & steam) 攻略情報
ゲームの目的は1876年12月31日までに、薩摩、佐賀、長州、土佐、芸州、彦根、桑名、尾張、福井、水戸、会津、長岡、仙台の各藩の藩論をキャラクター要人の思想に染め上げる事であり、原則的は藩主や家老を説得して回ることになる。その上で佐幕なら天皇(京都8)、尊皇なら将軍(江戸10)、公議なら両方に面会すればゲームクリアとなる。ただし佐幕プレイ時の長州および尊皇プレイ時の会津は武力制圧が必須である(このため、原則として有力な藩の藩主を心服させ、軍を動かせるようにする必要がある)。そのほか、尊王と公議思想は軍を用いて江戸城を陥落させても可。
佐幕/尊皇プレイによる武力征伐にはおおよそ、長州or会津、土佐、鹿児島に加えもう1藩雄藩の藩政を握れば兵力は足りる(戦闘手動操作&熟練していればもう少々少なくてもよい。更に後述するセコ技もあるが、かえって面倒である。)。もちろん多ければ多い方がより安全なので、暇が有れば他の雄藩藩主も心服させよう。
なおまともにプレイしていては本当にEnterキーが壊れるので、キー連射ソフト、ジョイスティックにキーをアサインするソフト、壊れてもいい安物維新の嵐専用キーボードなどを用意しよう。
・・・一説によれば1876年12月30日を迎えると日本が諸外国の植民地になってゲームオーバーになる・・・らしい。
有力な藩主など身分の高い要人はこちらのレベルが高くないとまともに面会すらできない。このためキャラクター要人は説得を積み重ね身分や「レベル」をあげる必要がある(取り敢えず面会できるようになるなら、目安はレベル21程度。面会には目安として相手のレベル-10レベルが必要。ただし後述するが、攻撃力がレベルにも依存するためこの程度のレベルでは色々と苦戦する)。説得においては国体思想を変えるのが最終的な目的なのであるが、この時プレイヤー側とCPU側の国外思想が懸け離れているといきなり斬りかかられる事がある(信頼説得でも。差が小さいなら結構安全ではあるが、プレイヤー側の国外思想を50強に保つのは凄く面倒)。このため事前の準備として、まず国外思想についての説得が必要な事がある。この場合は斬りかかられる事は無い。また藩によっては藩主を説得するだけでは藩論が変わらない事もあり、平藩士まで説得して回らない事もある。
いずれにしてもキャラクター要人一人では非常に時間がかかるため、序盤に有力な仲間を揃え彼らを鍛え上げ、中盤から説得を手伝わせよう。なお中盤以降でレベル1~5の仲間を得ても戦力にならないため、レベル16くらいの家老や30くらいの雄藩藩主クラス以外の追加は不要。ただし雑魚要人でも日本の各所に配置して同志説得で聞き込みを行い、各藩藩主の動向を探らせる事くらいはできる。
ちなみにキャラクター要人が死亡または国体思想転向させられた場合、ユーザー要人がいるなら主人公を変更してゲームを継続することができる。
どの国内思想でも、江戸城を陥落させてのクリアも可能である。
多数派である開国にするのが楽である。そもそも攘夷を維持しようとすると、江戸に多く有る蘭学学者宅が使いにくい。
どうしても攘夷プレイをしたい場合は、仲間が開国主義者になったら自分自身または他の仲間で洗脳し直すのが手っ取り早い。
また、初期の段階では攘夷主義者に論戦を仕掛け、故意に敗北することでも調整可能。
キャラクター要人は体力200は絶対。その上で魅力は180以上としたい(後述するが多少はあげられるため、200とするのももったいない)。武力・学力については、多少武力に多めに振るのがお勧め。学力用の学問所の方が回りやすく、学力は比較的上げやすいためだ。ただし学力は152欲しいが、武力は「有れば安心」程度の意味しかないので、100を越えていればあまり困らないだろう。
心服させ仲間にする要人(ユーザー要人)は体力150、魅力102(多少はあげられるので95程度までは許容してもよい)、以上の要人だけでよい(他にもいたらいたで偵察くらいには使えるが、操作もめんどくさいので・・・)。
体力は一番重要で、初期値から向上の余地がない。これが少ないと説得どころか移動すらままならないこともある。
次いでは魅力である。強敵の威圧に対抗するためにも非常に重要なパラメタであり、かつ上げにくい。
個人戦闘発生時に逃げずに不意打ちされずにかつ「御自分で戦う」を選ぶと(その後同志がしゃしゃり出てきてもOK)上昇する他(+1~+3?)、飯屋(10両、+1~5?)または遊郭(20両、+1~5?)でランダムに向上する。なお藩主の場合、城の大奥→和歌で(茶でも良いが確率が低いようだ)、これも頑張ればランダムではあるが20やそこらはあげられる、はず。雑魚藩主でも理論上は200まであげられるが、その頃にはもうゲームは終わっているだろう。102をラインにしよう。
武力と学力は多少時間はかかるが江戸で鍛えれば無限にあげられる。また、指示しておけば140~145程度までは自動で簡単にあがる(藩主要人は武力はどうにもあがりにくい)。双方102あれば問題無くプレイできるが、特に学力は152まであげるのが無難だろう。江戸で指示を与えれば江戸で特訓してくれる可能性が高いが(藩主は自分の城にこもる)、希に大遠征を行う場合がある。その時は諦めよう。
学力特訓後に国外思想がプレイヤーの望まない事になっている場合があるが、開国派にしたいだけなら江戸で儒学学者に通い詰めればいい。仲間同士で洗脳しあったり、攘夷派要人に国外の論戦を仕掛け、故意に負けてもよい。
以下お勧め要人。外出頻度は要人次第なので、比較的捕まえやすいかな?と言う人材をリストアップしている。薩摩・長州・土佐の要人は数が多くかつ優秀だが、外出が多いのであまりあてにならない。どうしても欲しいなら、斥候要人を忍ばせ、滞在を確認したら主人公が船で速攻で乗り付けよう。
なお武力(藩主は不可)・学力は指示による委任で150弱までは割と簡単に上がるので、リストアップされていない要人でも、体力160・魅力102(多少は育つのでもう少々低くてもよい)を越えていればどんどん仲間にしよう。特記無き場合は魅力152以上だが、魅力100以上の要人にはその旨記してある。なお浪人・任侠親分などは威圧が弱いため、無理に追いかけなくてもよいかもしれない。反面、雄藩藩主は「体力は多いが魅力が低い」者が多い。だが他のパラメタをあげた上で相応の金を持たせておけば、そのレベルの高さと威圧の強力さから、ある程度の即戦力となり、主として雄藩藩主説得の場面では体力削りに活躍が見込める。そもそも低レベル要人は体力削りの説得すら拒否されるので雄藩を落とす時には役に立たないのだ。
新撰組はs2/s3。尊皇主人公で口説くのはかなり面倒。 中川宮朝彦親王、三条実美は身分も高く鉄板。任侠親分は身分が低い以前にステータスが良くないので、特訓に時間がかかるのが難点。S2以降は新撰組の面々が、S3なら薩摩藩の面々が滞在している。
このゲームは船の利用に30両、篭の利用に10両、説得コマンド「賄賂」に医者や食事にと金がかかるので、金策は必須である。特に何もせずとも得られる収入は毎月30両ほどと、同志を説得した時に得られる少々の持参金、及び説得時に賄賂を喰らった時だけなのだ(よって江戸修行中はそれなりに懐も潤うが)。
「相場」を見て特産品相場がおおよそ20以上であれば、できるだけ早くこれの売買で金策しよう。
お勧め購入箇所は淡路の洲本。ここの村では相場に関わらず特産品を11~12両(表示は13両だが値切れる)で購入可能。これを大坂の町に運んで売れば(*1)大もうけである。
初期の持ち金によるが、999両+αまで大体1ヶ月程度はかかる。とは言え1年もあればクリア出来るこのゲーム、賄賂を用いないなら(魅力が高い要人なら)999両まで持ち金を増やせばあとはほぼ不自由しない。もうちょっとだけ交易して持ち金999両・特産品手持ち30両くらいにしておけばいざと言う時に積極的に賄賂でゴリ押せる。特産品が30個あれば、商人で換金すれば即座に+300両以上にはなるからだ。
主力部隊として有力藩主と論戦する可能性のある要人が(初期レベルが高い・主人公である・など)魅力152未満の要人は説得で「賄賂」を使いがちなのでもう少々多めに特産品を持たせてもよい。一戦を通して「賄賂」を用いると200両(特産品にして6~10)くらい吹っ飛んだりするのだ。まあ60あれば流石に足りなくはならないだろう。
なおユーザー要人や海援隊は洲本で金が0になるまで特産品を買っても構わないが(前者は移動指示で無理矢理大坂に移動させられるし、後者は船代が無料)、プレイヤー要人は最大値-3までの購入にとどめ、淡路島から脱出する船代の30両を残して置くこと。もっとも淡路島をうろちょろしている通行人を難解か同志に誘えばすぐに30両くらいになるので、うっかりしてもハマるわけではない。
江戸まで出てからだと洲本までの船代が30両(江戸から堺まで船に乗ってから委任の場合。キャラクター要人だと60両、大坂に売りに行くにも30両。元手が大きいか相場が高い、或いは海援隊である、などの好条件でない限りあまり儲からない)かかるので、少々厳しくなる。やむを得ず先に江戸に籠もる場合は、通行人を同志に引き入れて少しでも旅費を賄おう。
なお、藩主要人は初期の持ち金が多いため、原則として金策は必要無い。だが魅力の低い藩主が多いため、いざと言う時の賄賂用として金策しておくと、クリアは多少遅くなるが安心ではある。
他にはセーブ&ロードを用いて任侠の丁半博打なんて手もあるが、ゲーム内時間は短くて済むがプレイ時間はアホほど長くなる。ちなみに勝ちすぎると勝ち逃げは許さない!と襲いかかられる。
金策が完了したら、江戸で特訓をしよう。学校の密度が高く効率的に立ち寄れる上に、勝海舟、小栗忠順、山岡鉄舟と言った有能な人材も得られる。都会なので同志となる通行人も多い。
まずは何はなくとも剣道を極めよう。剣道場には1日4回入る事ができ(1回に付き+2~+4、一日で最大+16)、数日で最大の100に達するので最大値にまで育てない理由が無い。
学者宅・藩校は数日経過するか他の学校で2回学んでからでないと「またあなたですか」と言って追い返されるため、町中を行脚しよう。ちなみに学問所は1回につき+1~2向上する。魅力が102または152に微妙に足りない要人は金策の上で(恐らく同志説得で金は余っているはず)料亭に通おう(確率で魅力+1~5)。運が良ければ?誰かに斬りかかられて、要人が対応することで魅力が上がる。佐幕プレイなら神社に入る事で個人戦を誘発できる。
ルートは1(儒学・藩校)-5(兵学・国学)-9(蘭学)-13(蘭学)-14-15-16-12(蘭学×2)-8(砲術・国学)-7(兵学・儒学)-3-2(兵学・国学)から1へのループがおすすめ。蘭学4、武力4と、必要に応じて他の学校もある。このため武力より学力の方が上げやすい。また、武力・学力より同志数を優先していきたい。
武力(藩主以外)・学力は運が良ければ指示による委任で140程度まではすぐあがる。その後に江戸で仕上げればよい。だが運が悪いと長崎だの高知だの大阪だのの施設で特訓しようとするので、移動時間がかかり、もの凄いロスになる事もある。よってある程度以上のパラメタがあるなら、手動で江戸巡りをした方が無難である。なお藩主はほぼほぼ自分の城で特訓を行うので、移動時間のロスは計算できる。
佐幕以外のプレイの場合は神社にも立ち寄っていこう(ランダムで同志が増える場合がある。佐幕の場合は逆に襲われてしまうが、魅力を上げたいなら手)。また通行人、特に町人・志士を狙って、どんどん説得して同志を増やそう。レベル1の要人説得よりレベルもあがる。女と町人は希に持ち金の半分を盗む。女には近づかない事。説得を拒否する町人は何か悪巧みをしているので速やかに離れる事。
通行人を説得するたびに小金が手に入るので、この時期は金が所持限界の999を突破しがち。金が貯まる度に飯屋で飯を食えば低確率で魅力が少しあがるので、駄目元でどんどん飯を食うべし。
学問所で上がる思想は以下の通り。砲学は思想に影響しない。
国内 | 国外 | |
国学 | 尊皇 | 攘夷 |
儒学 | 佐幕 | 攘夷 |
藩校 | 公議 | 開国 |
蘭学 | 開国 | |
海軍 | 開国 |
全体的には開国派が優勢であるし江戸に多く有る蘭学学問所が使いやすいので、開国に寄せていくのがいい。ただし操作可能要人同士で説得させ思想を修正できるため、国体思想が変わらない程度であれば思想にそぐわない学問所を利用しても良い。たまに通りすがりの要人や武士に説得されてしまうことがあるので、国体思想は70キープを心がけよう。
特訓の切り上げ時は、レベル5以上(この程度あれば弱小藩の藩主と戦える。その後は適当な藩主を狙って経験値稼ぎをする)、武力・学力が100以上(学力は102または152必須だが他は目安。)、同志は最低50、できたら100以上。
同志については藩政を握る予定なら、同志が藩士→重臣で+30、重臣→家老で+100される・・のだが、同志数が多いとバグで200を越えてしまう。こうなると山崩れなどで同志が200以下になるまで減らさないと説得時に脅迫攻撃が使えなくなる。このため重臣時点では同志が100を越えないようにしておくのが無難。なおCPU藩主の気まぐれで昇進した場合にはこのバグは発生せず、きっちり同志数200以内に収まる。
各パラメタは140程度まで達して居るのであれば、もう少し頑張って152は越えさせておこう。魅力も飯屋を使って、95程度なら102を、145程度なら152を狙ってもよい(金策必須だが、通行人からも徴収できるため意外と試行できる)。
プレイヤー要人もオール152あれば十分にクリアできるが、同志数と相談しよう。プレイヤー要人はレベルが高くなりがちなため、パラメタは多少妥協してもよい。
プレイヤー要人は、序盤シナリオなら江戸城の近くの井伊直弼の説得を目標にするといいだろう。彼に勝てるなら他の藩主にも大体勝てる。
各要人の思想は、異なった思想を持つ要人を説得すると向上する。このため順当にプレイしていれば、すぐに国内・国外ともに100に達する。
思想説得時には自分の持つ思想値までしか説得できないため、国体思想は高ければ高いほどよい。高く保っておけば論戦に多少負けても思想転向する事も無い。
仲間については仲間要人同士の説得で洗脳してもよいし(山を移動して体力を減らすなどするのも手)、都市、特に江戸または江戸近くに居れば、学校を利用してもよい。
国外思想が攘夷のキャラはこのままではプレイしにくいため、操作可能要人相互説得なり蘭学所なりでまず開国派にしてしまうのが楽。攘夷を維持しようとすると蘭学校が使えない・そもそも少数派である・など、デメリットが大きく開国プレイがお勧めである。
まず、Enter連打の気合い攻撃については「60分に2回まで」が現実的であるので、それ以上に必死に連打する必要は無い。ただし最初の気合い攻撃で先攻した結果相手を押し切れる(体力の節約になる、或いは血圧を回避できる)または自分の負けを回避できるような時は、特に頑張ろう。あんまりのんびりしていると敵は2回気合い攻撃をできるが、それに時間を取られてこちらの2回目が60分に間に合わない場合もあるため・・・・疲れない&キーボードを壊さない程度に連打した方が多くの場合で有利である。ただし他項目でも記したが、相手の体力を浪費させるために勝てるものを勝てずに60分粘るなどと言う時は、逆に連打に手心を加えなくてはいけない。
ステータスによって説得方法の「パワー」が変わる。
さてお互いの説得方法についての相性であるが、結構雑でよい。第二候補まで記す。
相手の方法 | 第一候補 | 第二候補 |
賄賂 | 本音 | 理論 |
脅迫 | 威圧 | 賄賂 |
理論 | 脅迫 | 威圧 |
威圧 | 賄賂 | 本音 |
本音 | 理論 | 脅迫 |
ここで大切なのは、賄賂を用いると持ち金が減ってしまうこと。このためこれはなかなか常用はできない。よって威圧には通常、本音を用いる。言い換えれば、本音は2つの方法についておおよそ最良の選択肢である。そして本音の攻撃力は魅力に依存するため、魅力は他のパラメータより重要度が高いのである。
さて何故第二候補まで示してあるかと言うと、一部パラメタが極端なキャラクターの場合、第一候補より第二候補の方が強力である場合があるのである。
賄賂は常用はできないものの、各種の状況により威圧に対して十分な攻撃力を得られないため切り札として使う(体力節約になり1日3回4回と説得できる事も。辻説法で藩主をどうしても逃がしたくない時などに)、相手の本音を誘う(と言うより相手の威圧を外す。レベル差やこちらの魅力の低さなどにより敵威圧水色に対し我本音紫で押し勝てない場合。こちらのレベルが低い時の雄藩藩主説得で使う)、初手の気力ラッシュで押し切り体力を節約し1日4回説得を狙う、血圧回避で速攻をかける、などと言った使い所がある。普段は節約しつつ、負けられない時にはしっかり使っていこう。
こちらのレベルが低すぎる時や魅力が152未満の場合、相手の威圧にこちらの本音をぶつけるのはあまりいい手ではない。威圧には身分が影響するため、特に雄藩の藩主は強力である。また所詮は紫玉であり攻撃力が低いので、本音では連戦不可なほど体力を消耗するか、或いは負けてしまいかねない。よって相手の変更回数が0で威圧に固定される事態は可能なら回避したい。このため相手の変更回数を見ながら、必要なら少しの間だけ賄賂を用いるなどして、この状態を避けよう。特にこちらのレベルが低い=変更回数が多い、場合は行いやすい。
方法変更回数は、レベルの高い方が少なくなる(最大で3回対10回)。このため高レベルなのにパラメータが低い場合、かなり不利になる。戦いやすさで言うなら、相手よりほんの少しレベルが低いのがベストである。なら相手よりほんの少しレベルが高い場合(または互角)はどうするか?
変更回数について、1回は、気合い攻撃時に赤玉を叩き込むために温存しておくのがコツである。多少色で不利でも、ゲージが五分五分ないしは四分六の負けくらいであれば、変更する必要はない。緑対緑などは大抵はそのままがいいし、紫対水色で負けている時も基本的にはそのままだ。こちらが赤をぶつけると相手に赤をぶつけ返され、最後には赤対黄色で延々と殴られる事になりかねない。これが最悪のパターンなのである。序盤は様子見。最悪、気合い攻撃だけで勝つつもりでもよいのだ。
なお初動から赤対黄色の不利時は、ゲージまでも不利なら1回は変更してみてもいいかもしれない。この際有利になる変更でなく、紫対水色の不利にする程度で様子を見てみるのもよいだろう。
さて、体力が切れると攻撃速度が極端に低下するわけだが、同時に、気合い攻撃中に体力が切れてしまった場合、気合い攻撃が中断されると言う効果も発生する。この事態はできるだけ回避したい。体力が切れそうな時には気合いゲージギリギリでしばらく連打を止め、体力が完全に尽きてから全力の気合い攻撃を叩き込む方が良いだろう。特に体力低下時に仕掛けられた(主に武士などによる)負け戦で、相手の体力切れまで粘れる場合がある小技だ。
また楽勝の論戦において、威圧に賄賂(赤)を合わされた時には甘んじてそのまま受け続けるのも手。結構馬鹿にならない金額を吸収できる。ただし仲間にする予定の要人相手にはやめておこう。
移動中にも説得が行えるとプレイ上有利である。よってマップ移動とヘックス移動で移動時間に差がない、またはほぼ無いなら、ヘックス移動を用いたい。
説得の旅は最低2人、出来れば4人くらいのチームで動かしたい。これには以下の利点がある。
詳しくは不明だが、どうにも外出しやすい要人と言うものがいるらしい。道ばたで見かける要人はそれであると見ていいだろう。これを放置しておくとそこら中で要人を説得されて思想統一の妨げになるため、移動ついでに説得しておくといいだろう。多少なりとも経験値も入る。特にどこかの家老を見つけたら是非狙って行きたい。平の藩士より藩論に多大な影響を及ぼすため、少しでも思想説得をしておけば後で楽になる。論が変わるほど徹底する必要もなく、多少洗脳しておくだけでも大分ちがう。
なお集団で説得に当たり相手の体力を0にすれば、相手は移動・怒り・有効な攻撃ができなくなる。ターン順がランダムであるためなかなか確実にとはいかないが、体力を減らすための集団戦法は有力である。レベルさえ足りれば(目安として18~21)、道ばたで見つけた雄藩藩主を集団で囲んでその場でわからせることすら可能だ。怒り状態にならないように、国体思想が違う内は、低レベル要人は国外思想で説得して体力を削ごう。
公議プレイの場合必ずしも軍を動かさないので、経験値稼ぎ目的以外で非雄藩の思想を変える必要はない。ただし佐幕・尊皇プレイの場合においては最終的に軍を動かす必要があるため、東北の北の方以外は思想説得しておくと、終盤で軍の移動を妨害される事が無い。
公議プレイの場合は原則として軍を動かす必要がないため、各雄藩藩主の説得は必要だが、心服させて仲間にする必要は全くない。もちろん山内容堂・毛利敬親・松平容保などの強キャラは仲間にしておくべきであるが、他の雄藩藩主についても説得したい雄藩の藩主が外出中で捕まらない時に備えて適宜仲間にしておけば武力制圧で説得に代える事ができるため、検討してもよい。戦力的に当てにならない藩主要人は、指示で「待機」させておけばいいのだ。またレベル30前後の雄藩藩主はステータスが低くとも体力さえマトモであるなら体力減らし作戦の頭数にはなるので、心服に2~3日を要したとしても恐らくそれほど邪魔にはなるまい。
藩主を心服させた場合、藩政と軍の操作が可能になる。
藩政については、必要ならプレイヤー/ユーザー要人を家老まで昇格させる。部隊については侵攻予定が無い限り、いじる必要はない。江戸城、または長州(佐幕プレイ)または会津(尊皇プレイ)を攻める際には、周りの安全を確認してから第2部隊をできるだけ多くしてから攻め込もう。この際の侵攻はおおよそ指示による委任でよい。
人事を行わない時は藩政も委任で構わない。半年から1年程度でクリア出来るゲームのため、内政を行って収入を増加させる意味はあまりないのだ。訓練と武器購入程度は行っておくに越したことはないが、正直誤差。
なお要人を重臣にすると同志が+30、家老にすると+100される。この時同志の最大数である200を突破してしまい、バグることがある。
佐幕・尊皇プレイの場合は、長州または会津藩を武力で征伐する必要がある。この場合は各雄藩の藩主をあまねく心服させた上で、第2部隊に兵を集中させ、日本全国の兵を集めて殴りかかろう。前述したが経路となり得る各藩は予め説得しておくと移動を妨害されない。
シナリオ3ではスタート直後に各藩の軍隊が活発に活動するため、雄藩だが既に戦力を消耗してしまっておおり、心服させ味方にする必要がない藩(藩論は変えておく必要があるが)、などが出てくる場合も。
ちなみに戦闘後、どちらかの部隊が損害ゼロでも、ある程度の兵が差し引かれる。が、兵が1の場合は差し引かれなく、戦闘後の損害処理では兵1の部隊は絶対に全滅しない。このため兵1の部隊で10分耐えては退却をひたすら繰り返せば、敵兵も1にまで減らせてしまう。よってほんの数藩の藩政を握れば、それだけで江戸城攻略すら可能である。ひたすら面倒・単調な上にちょっと操作ミスをすると全滅するので全くお勧めはしないが。
なお第2部隊が全滅した場合、新たな第2部隊が少数で復活するため、連続で攻撃すれば長州だろうが会津だろうが江戸城だろうが最終的には落とせるはずだ。このフェイズに入ったならプレイヤーは全国の藩主を心服させまくって、小兵力でもどんどん戦地に送り込めばよいだろう。
強そうな要人がいるが京都や江戸は広くて見つからない!・・・と言う時にはユーザー要人に指示を与えて説得させればいい。暫く待てば彼が場所を特定してくれるはずだ。ただし対象が町の外に出て次の目的地へ移動を開始してしまうと、追いかけても追いかけても目的地に到着するまで追いつけないと言うことがある。数日経っても追いつけないようなら、追いつくまでひたすら待つのもよいが、一旦指示を解除することも検討しよう。
藩主がどこにいるかは通行人を同志に誘うと情報が得られる(同志が200に達して居ると情報が得られないため、山か、佐幕プレイなら神社に突撃するなどして同志の数を減らそう)。何日か続けると、往路なのか帰路なのかくらいはわかる。帰路についている場合は本拠に偵察用要人を置いて、他の要人は周囲で説得または同志集めでもして待っていた方が早い場合も。
残念ながら足の速さは同じであるから、追いかけようとしてもまず無理である(たまたま経路にプレイヤー要人がいれば捕まえる事もできるかもしれないが・・・。また井伊直弼の様に大体江戸にいる、なんて藩主もたまに)。であるから基本的には待ち伏せになる。追いかける形になってしまった場合は追尾・偵察用の要人を残して、主力は他の藩の説得に向かおう。本拠または目的地に到着した時に説得すればいい(この場合は篭や船で高速移動すること)。
もし目的の藩の兵力が低い場合、武力制圧して支藩にしてしまってもよい。この場合所属要人は浪人となる。
レベル+身分が全く足りないと相手にされないが(目安として雄藩藩主の場合相手のレベル-10程度のレベルがないと面会は無理)、相手にされたとしてもレベル+身分が劣っている状態かつ国体思想が異なる状態で「国体」説得を開始すると、相手の気力バーが血圧バーになる。それが最大になると怒り出し、連続攻撃を仕掛けてくる事がある(確率。5レベルくらい上回っていても怒られる事すら・・・)。この場合結果は
一度怒り状態になってしまった場合、以降・主人公および仲間から仕掛けた説得時に切りかかられる可能性がある(時間経過もしくは相手から説得を仕掛けてきた場合に怒りフラグは解除される)。相手の血圧が上がらなくなるまで仲間達のレベルを相当に大変なので、基本的には低レベルで怒らさないようにプレイしていく必要がある。
怒りバーの上昇には体力が必要であるため、相手を体力切れに追い込めば怒られる心配はない。 よって体力を消耗させるため、最低でも二人、できたら三人の要人でまずはキレられる心配のない国外思想から説得にかかるのがよい。これで相手の体力を0またはミリ残りにしてしまおう。
相手は高レベル=攻撃回数が多いので、こちらが粘ればもりもり体力を消費する。もし勝てそうでも連打中止や話題の調整などで、できるだけ60分フルに戦うべし。敵はゲージ不利の時に「席を立つ」で逃げ出す場合があるので、こちらやや不利を維持して長引かせる事が出来ればベスト。取り敢えず相手に先に、1回目の気力攻撃を撃たせよう。その先は・・・勝つに越したことはないが、体力さえ十分に削れれば負けても問題は無い。体力切れに追い込めばたこ殴りにして経験値は取り戻せる。
体力を消耗させた上で(0にしなくてもOK、極少でよい)国体説得に入ると、相手は体力切れで怒ることも「席を立つ」での撤退すらできないので問題無く追い込めるだろう。
なお敵から説得を仕掛けてきた場合、血圧・席を立つ共に無効になる。
パラメータは低いがレベルだけは高い藩主はいいカモで、高レベルが故の息つく間もない攻撃で自らの体力がガンガン減る。優秀な味方同志に最低限面会できるだけのレベルがあれば、最後は相手の体力だけが尽きて袋叩きし放題で、レベル稼ぎに効率がいいだろう。
説得完了後は、仲間にする価値の無い雄藩藩主であるのなら、他の仲間で袋だたきにしてレベルを吸い取ってしまおう。仲間にすると(心服させるのに3日ほどかかるが)山などで体力を増やした上で雄藩藩主側から低レベルの味方に説得を仕掛けられて効率がよい。ついでに魅力献上マシーンにしてもいい(小技参照)。
個人戦闘においてはまず、十分な数の同志を用意しておくことが肝要である。通常、戦闘は同志に任せてよい。なお逃げると魅力が下がってしまう。
要人・通行人含めほぼあらゆるキャラが斬りかかってくる等する可能性がある上に(一度退けても相当継続して追いかけてくるので、運悪くゲーム序盤に藩主クラスに目を付けられると詰む事も・・・)、同志に「たまには自分で戦え」と言われてしまうことがあるので、低体力で道の上にとどまることはできるだけ避け、建物内で移動を終える事(辻説法対策にもなる)、うろうろしている武士に先制同志説得をかけるため、安全を期するなら3人以上で行動することを心がけたい。ただし同志説得が決まるかどうかは確率であるため、基本的には体力管理が大切である。
戦闘時の操作については、待ちの姿勢でカウンターで5キーによる突き、原則としてこれだけでよい。リーチは胴>面>突きとなっているが、攻撃速度は逆となっている(面は予め上段に、胴は下段に構えてから繰り出すと攻撃発生が早くなる模様)。このため、他の技はスカると取り返しが付かないのだが、突きについては外しても後退・受け・連続突きでのフォローが効く事があるし、相手の面・胴に対してのカウンターも期待出来るのだ。慣れれば7~8割はヒットするはず。相手が突きの届かない中途半端な距離で前後にうろうろする時は、一度思い切って後退して間合いを離して前進を誘うのが無難と思う。もし不利になったらEnterキーで逃げだそう。ちなみに面は一歩退いてから攻撃するため、敵の突きをスカして殴る事ができるが、見てから打てるものでもない。
なお相手がのそのそ近づいてくる時はリーチの長い下段攻撃「胴」も有効。動作が遅いので空振りするとフォローが大変だが・・・。
もし体力に余裕があれば(剣道100は前提)、「逃げない」「自ら戦う」と選ぶ事で、魅力が向上するので狙って行こう(希に不意打ちされる場合があるがその時は向上しない)。戦闘後の体力回復に医者でなく飯屋を用いれば、回復時にランダムで更に魅力が向上する可能性があるので多少金はかかるが一石二鳥だ。
このゲームは論戦において、勝利した側(思想に変化がなくてもOK)に経験値がプラスされると同時に敗北した側の経験値が低下する。このため通常は味方同志で殴り合っての経験値稼ぎは成立しない。ただしキャラクター要人には経験値補正がかかっているため不必要なくらいレベルが高くなる。よってキャラクター要人をプレイヤー要人に負けさせて経験値を配分する手は一応成立する。ただしレベル差によってはキャラクター要人側から説得しないと説得自体を受け付けない、レベル差が激しいとそもそも勝つ事が困難と言う二つの問題があり、あまり有効とは言えないはずだ。
それよりも大切なのは、思想が揺らぎつつあるプレイヤー/ユーザー要人の再洗脳だ。レベルが低い側から高い側にはしかけにくいので注意。また、負けさせたい側の体力を、第三者との論戦や移動(山が効果的だが危険)で減らしておくと、より勝ちやすい。
藩 | 地区 | S1 | S2 | S3 |
福井藩 | 越前 | 松平慶永 | 松平直廉 | 松平直廉 |
尾張藩 | 尾張 | 徳川義勝 | 徳川義宜 | 徳川義宜 |
桑名藩 | 桑名 | 松平春猷 | 松平定敬 | 松平定敬 |
彦根藩 | 近江 | 井伊直弼 | 井伊直憲 | 井伊直憲 |
芸州藩 | 安芸 | 浅野斎粛 | 浅野長訓 | 浅野長訓 |
土佐藩 | 土佐 | 山内容堂 | 山内豊範 | 山内豊範 |
佐賀藩 | 佐賀 | 鍋島閑叟 | 鍋島閑叟 | 鍋島直大 |
薩摩藩 | 薩摩 | 島津斉彬 | 島津忠義 | 島津忠義 |
希に同志数が200を超える事がある。藩政で身分が向上した時に発生しやすいようだ(重臣昇進で+30、家老昇進で+100。つまりいずれ家老にする予定の平藩士要人は、同志を70までに抑えておくのがよい)。ただしCPU藩主の気まぐれで昇進した時にはバグらずちゃんと200でCAPされる。
同志数が201人となると説得時の「脅迫」で弾が飛ばず、利用不可能になってしまう。山に突入するなり戦闘をふっかけるなり佐幕なら神社に突撃なりなんなりして同志数を200以下にすれば正常に戻る。
剣道値は修行を繰り返しても、恐らく初期値+50程度でCAPされており、初期値が50に満たない要人の場合は100に届かない。
*1 運が良ければ少なくとも相場+4の価格までは売れる事を確認しているが、断られてターン消費してしまうのも面倒なので定価-1販売でも相場が高ければ十分だ。