追加行動
ここで紹介するのは、特殊な効果を伴った行動や、行動そのものを強化するルールです。
それぞれどんなタイミングで宣言できるか、間違えないように使用してください。バトルシーン以外のシーンでも使用できます。
消費能力値のない追加行動
他人をかばう
(使用可能タイミング:常時)
…攻撃をさえぎり、他人をかばいます。
インサイド内で展開する攻撃判定に割って入り、自分自身を攻撃の対象として扱わせ、≪受け≫技能で防御する事ができます。
ただし「範囲攻撃」はかばう事ができず、宣言した場合は、その攻撃に巻き込まれます。
伏せる
(使用可能タイミング:常時)
…自ら「転倒」することで攻撃をそらします。
通常の避け判定に+4d6できます。判定に成功しても失敗しても、判定後、そのキャラクターは「転倒」が与えられます。
「転倒」状態では宣言できません。
跳ぶ
(使用可能タイミング:メジャーアクション)
…勢いをつけてジャンプし、障害物を飛び越えます。また、この追加行動は「移動」として扱います。
(助走込みの跳躍であり「歩く」「軽く走る」と併用できない)
『速』m範囲内にある場所を指定し、そのシーンは行動終了となります。
次のシーンの開始時(イニシアチブ時)に移動を解決します。
このシーンは「移動」ができませんが、インサイドに攻撃判定を行う際、「+1d6」のダメージ修正を得ることができます。
また、跳躍の高さは「『速』÷3」mとし、3m以上の高さを跳ぶことで、普通の人間サイズのものを飛び越せます。
(≪巨大化≫や≪大狼変化≫に対しては、それを超える高さが必要)
防御に集中
(使用可能タイミング:イニシアチブ)
…相手の攻撃に備え、行動せずに守りに専念します。
全ての防御判定に+2d6の修正を得ます。
『消費能力値』を消費する追加行動
『体力値』などを使用コストとして消費する追加行動です。
モア
(使用可能タイミング:イニシアチブ)
…そのシーンの間「重傷」「大怪我」「苦痛」「骨折」「失明」「転倒」によるマイナスの修正を無効にする。
『体力値』の減少は残る。
使用コストは『体力値』5P。
コンセントレーション
(使用可能タイミング:常時)
…判定1つに「+1d6」の修正を与える。
そのキャラクターの持つ「最大の技能レベル」回まで、重複して使用できます。
(例:≪空手≫3レベルを持っていれば3回まで)
使用コストは『体力値』3P。ただし、重複してする場合は2Pずつ上昇。
(+1d6なら3P、+2d6なら3+5P、+3d6なら3+5+7P……)
クイック
(使用可能タイミング:イニシアチブ)
…すばやく戦闘準備を行う追加行動です。
イニシアチブに、1タイム分の技能を使用できます。
ただし、この技能は自分と味方以外を対象にとれず、判定を行うこともできません。
(例:≪
精霊使役【武器付与】【防具付与】≫や≪身体強化≫≪
リーダーシップ≫など、いわゆるバッファ系技能のみ使用可能)
使用コストは『体力値』2P。
最終更新:2009年05月23日 08:34