購入の際の注意点

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**注意その1 ズーム式双眼鏡はダメ!! 巷にあふれるズーム式双眼鏡・・・中には100倍ズーム双眼鏡なんてのもあります。これだけ聞けば一つの双眼鏡でいろいろな倍率が楽しめて良さそうに見えますが、以下のような重大な欠点があります。 &bold(){1,視野が狭い} ズーム式は構造的に見掛視界が狭くなります、有名な表現では「井戸の底から覗いているような」と言いますが、広視界の双眼鏡と比べると月とスッポンです。 &bold(){2,視野が暗い} 倍率を上げるとそのぶん視野が暗くなります。暗い視界では何も見えません。日中の屋外でも瞳径は最低2mm、夕方や屋内で使用するなら最低3mmは必要でしょう。 &bold(){3,倍率が高すぎる} 倍率が高いって良いことじゃないの?と思うかも知れませんが、これは大きな間違いです。一般的に、手持ちが可能な倍率は12倍と言われています。これより倍率が高いと、手ブレが酷くてまともに使用することが出来ません。 また高倍率双眼鏡は光軸平行度の調整が非常に難しく、まともなメーカーがやろうとするとかなりのコストが掛かります。それを低価格帯でやるのですから、ハッキリ言ってまともな調整なんてできるはずもなく、光軸平行度がしっかりと追い込まれているズーム式双眼鏡は殆どありません。光軸平行度の狂った双眼鏡を使っていると目を悪くする危険性もあるため、もし買ってしまっても違和感を感じればすぐさま使用を中断することをおすすめします。 **注意その2 変わったコーティングの双眼鏡に注意!! 双眼鏡のレンズにはコーティングが施してあります。一般的に、コーティングとは光透過率を高めるためにあります。ところが、真っ赤な反射光のルビーコート(赤外線カットコーティング)やUVカットコートなどは、特定波長を反射または吸収するため、色再現性や視野の明るさに悪影響を及ぼします。ルビーコートは特に悪質なので注意しましょう。 しかしながら、コーワのKRコートなど、光透過性を損なわずに優秀な特性を持ったコーティングも存在するので、コーティングの性質などをよく見極めて買うことが大切です。 **注意その3 フリーフォーカス双眼鏡に注意!! ピント調節が必要ない双眼鏡・・・名称はオートフォーカス、パーマフォーカス、マルチフォーカスにフリーフォーカスと様々です。 これの原理は、ピントを「無限遠の少し手前」で固定して、双眼鏡ではなく目の方でピント調節をさせる仕組みです。当然視力の弱い人には使えませんし、近くのものを見たい時にはピントが合いません。また、ピント調節を常に肉眼で行うので目が疲れてしまい、長時間使うと頭痛やめまいといったような症状が出ることもあります。 フリーフォーカス機能に限らず、「高級機にもない便利な機能」を持った商品は大抵が地雷です。もしそんな魔法のような便利な機能があるのならば、真っ先に高級機に取り入れられるはずですよね。 **注意その4 大げさな宣伝文句に注意! オークションやネットショッピング等ではよく「超高性能」とか「スーパーワイド視界」とか「暗視双眼鏡」とか「ロシア軍双眼鏡」とか・・・ とにかくおかしなセールストークで名の知れないメーカーの双眼鏡を売ろうとしているのを見ますが、99%が地雷です。 特に「高性能」を謳った商品は、前述の様な変なコーティングやズーム式に多いです。 そもそも双眼鏡に限らず、本当に高性能な商品は「高性能!」と銘打って販売しません。 オークションは地雷原なので、購入の際には注意が必要です。 **注意その5 希望小売価格は大嘘!! よく、&bold(){「90%OFF 超お買い得」}などといった言葉を目にしますが、これは95%地雷です。希望小売価格を敢えて高めに設定して、実売価格との値引き率で「お買い得感」を煽る昔からある悪徳商法の一種です。現にそのような商品で&u(){希望小売価格をそのまま実売価格として販売しているお店なんて絶対にありません。} 割引率が7割を超えるの商品で、このサイトに載ってない商品はまず疑ったほうが良いです。 ***財布と双眼鏡と腕時計は割引率の高い商品に注意!!! **注意その6 人気ランキングは信じてはいけない! ネットショッピングサイトやアマゾンで「双眼鏡 人気ランキング」などがあるが、ハッキリ言って粗悪品のオンパレード。実際に手にとって比較できたなら誰も買わないだろう、というような商品が人気上位になっていることもしばしば。 実際に手にとって見れないのをいいことに、素人騙しの文句(高性能・赤外線反射コート採用の高級仕様・スーパーズームなど)を用いて売上を伸ばし人気ランキングの上位を独占しており、世界に誇る光学機器産業を持つ日本としては嘆かわしい現状です。 人気ランキングなどは信用せずに、是非とも当サイトもしくは[[双眼鏡に詳しい個人サイト様,メーカーサイト様>>便利なリンク]]にて情報収集した後にご検討下さい。
**注意その1 ズーム式双眼鏡はダメ!! 巷にあふれるズーム式[[双眼鏡]]・・・中には100倍ズーム双眼鏡なんてのもあります。これだけ聞けば一つの双眼鏡でいろいろな倍率が楽しめて良さそうに見えますが、以下のような重大な欠点があります。 &bold(){1,視野が狭い} ズーム式は構造的に見掛視界が狭くなります、有名な表現では「井戸の底から覗いているような」と言いますが、広視界の双眼鏡と比べると月とスッポンです。 &bold(){2,視野が暗い} 倍率を上げるとそのぶん視野が暗くなります。暗い視界では何も見えません。日中の屋外でも瞳径は最低2mm、夕方や屋内で使用するなら最低3mmは必要でしょう。 &bold(){3,倍率が高すぎる} 倍率が高いって良いことじゃないの?と思うかも知れませんが、これは大きな間違いです。一般的に、手持ちが可能な倍率は12倍と言われています。これより倍率が高いと、手ブレが酷くてまともに使用することが出来ません。 また高倍率双眼鏡は光軸平行度の調整が非常に難しく、まともなメーカーがやろうとするとかなりのコストが掛かります。それを低価格帯でやるのですから、ハッキリ言ってまともな調整なんてできるはずもなく、光軸平行度がしっかりと追い込まれているズーム式双眼鏡は殆どありません。光軸平行度の狂った双眼鏡を使っていると目を悪くする危険性もあるため、もし買ってしまっても違和感を感じればすぐさま使用を中断することをおすすめします。 **注意その2 変わったコーティングの双眼鏡に注意!! 双眼鏡のレンズにはコーティングが施してあります。一般的に、コーティングとは光透過率を高めるためにあります。ところが、真っ赤な反射光のルビーコート(赤外線カットコーティング)やUVカットコートなどは、特定波長を反射または吸収するため、色再現性や視野の明るさに悪影響を及ぼします。ルビーコートは特に悪質なので注意しましょう。 しかしながら、コーワのKRコートなど、光透過性を損なわずに優秀な特性を持ったコーティングも存在するので、コーティングの性質などをよく見極めて買うことが大切です。 **注意その3 フリーフォーカス双眼鏡に注意!! ピント調節が必要ない双眼鏡・・・名称はオートフォーカス、パーマフォーカス、マルチフォーカスにフリーフォーカスと様々です。 これの原理は、ピントを「無限遠の少し手前」で固定して、双眼鏡ではなく目の方でピント調節をさせる仕組みです。当然視力の弱い人には使えませんし、近くのものを見たい時にはピントが合いません。また、ピント調節を常に肉眼で行うので目が疲れてしまい、長時間使うと頭痛やめまいといったような症状が出ることもあります。 フリーフォーカス機能に限らず、「高級機にもない便利な機能」を持った商品は大抵が地雷です。もしそんな魔法のような便利な機能があるのならば、真っ先に高級機に取り入れられるはずですよね。 **注意その4 大げさな宣伝文句に注意! オークションやネットショッピング等ではよく「超高性能」とか「スーパーワイド視界」とか「暗視双眼鏡」とか「ロシア軍双眼鏡」とか・・・ とにかくおかしなセールストークで名の知れないメーカーの双眼鏡を売ろうとしているのを見ますが、99%が地雷です。 特に「高性能」を謳った商品は、前述の様な変なコーティングやズーム式に多いです。 そもそも双眼鏡に限らず、本当に高性能な商品は「高性能!」と銘打って販売しません。 オークションは地雷原なので、購入の際には注意が必要です。 **注意その5 希望小売価格は大嘘!! よく、&bold(){「90%OFF 超お買い得」}などといった言葉を目にしますが、これは95%地雷です。希望小売価格を敢えて高めに設定して、実売価格との値引き率で「お買い得感」を煽る昔からある悪徳商法の一種です。現にそのような商品で&u(){希望小売価格をそのまま実売価格として販売しているお店なんて絶対にありません。} 割引率が7割を超えるの商品で、このサイトに載ってない商品はまず疑ったほうが良いです。 ***財布と双眼鏡と腕時計は割引率の高い商品に注意!!! **注意その6 人気ランキングは信じてはいけない! ネットショッピングサイトやアマゾンで「双眼鏡 人気ランキング」などがあるが、ハッキリ言って粗悪品のオンパレード。実際に手にとって比較できたなら誰も買わないだろう、というような商品が人気上位になっていることもしばしば。 実際に手にとって見れないのをいいことに、素人騙しの文句(高性能・赤外線反射コート採用の高級仕様・スーパーズームなど)を用いて売上を伸ばし人気ランキングの上位を独占しており、世界に誇る光学機器産業を持つ日本としては嘆かわしい現状です。 人気ランキングなどは信用せずに、是非とも当サイトもしくは[[双眼鏡に詳しい個人サイト様,メーカーサイト様>>便利なリンク]]にて情報収集した後にご検討下さい。

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