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Cadencii version 3.1.5
最終更新:
boare
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リリースノート
リリース日
2010/6/20
注意事項
このリリースはCadencii version 3.2に向けた実験的なもので、安定版ではありません。未確認の不具合が多数含まれている可能性がありますので、実際の作業に使用することはお勧めしません。
このバージョンでは、Cadencii 2.1.4以前向けに作成したスクリプトおよびパレットツールが動作しなくなる場合があります。動かなくなったスクリプトなどのメンテナンスはサポート掲示板のスクリプト開発支援&投稿用スレッドで受け付けます。
Cadenciiを起動するには、version 2.0以降の.NET Framework Runtimeが必要です。Windows Vistaより新しいOSの場合、OSに.NET Frameworkが予めインストールされているので、改めてインストールする必要はありません。入手先は以下の通りです。
- .NET Framework Runtime:.NET Framework Developer Center: ダウンロード
Straight x UTAUの機能を利用するには、Visual C++ ライブラリDLLが必要です。入手先は以下の通りです。
- Visual C++ ライブラリDLL:Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (x86)
最新バージョンのmonoを用いることで、monoが対応する各種プラットフォーム上でCadenciiを起動することが出来ます。ただし、この場合VOCALOID / VOCALOID2 VSTiを使用する各機能およびサウンド関連の機能は使用できません。monoの入手先は下記の通りです。
ダウンロード
Cadencii_v3.1.5.zip (2.3MB)
新機能および仕様等の変更
- 起動ごとにパレットツールとスクリプトをコンパイルするのを止め、キャッシュに保持しておくようにした
- デフォルトの音声合成システムを設定できるようにした
- 初回の起動時に、自動的に画面の表示言語を設定するようにした(日本語なら日本語の画面に)
- 分節に分ける必要のある英単語の処理を追加した
- デフォルトの「英単語→発音記号列」の辞書を充実させた
- UTAU音源を読み込むとき,charater.txtがない場合はフォルダ名を音源名として利用するようにした
- ビブラートのプリセットを、VOCALOID Editor互換にするか、オリジナル設定にするかを選べるようにした
- 設定ダイアログを閉じた後の処理を軽量化した
- ピアノロール上でピッチベンドを編集する機能を実装
- マウスの軌跡をトレースする部分のパフォーマンスを改善(処理時間の従来比200分の1)
不具合の修正
- 歌詞にコンマが含まれるVSQを正しく読み込めないのを修正
- プリメジャーの範囲内にのみにコントロールカーブを書いた場合、プリメジャー以降のコントロールカーブの値がVSQに正しく出力されないのを修正。
ソースコードの入手方法
3.1系統のソースコードはSourceForge.JPのCadenciiのSVNリポジトリにあります。SVNリポジトリのチェックアウトは、次を参考に行ってください。
svn checkout -r 1070 http://svn.sourceforge.jp/svnroot/cadencii/Cadencii/trunk ./
上記のコマンドは、このバージョンのソースコードをチェックアウトする場合のものです。