【元ネタ】アブラハムの宗教
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】セス
【性別】男性
【身長・体重】165cm・52kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師ないしは王として、自らの陣地に“神殿”を築き上げる。
神殿は魔術師の工房を大きく上回る性能を持つ。
柱の絶好の設置場所にもなる。
道具作成:B
魔術によって道具を作成する技能。
カバラに基づくアイテムの制作、占星術のための器具の開発。
宝具の柱から技術をダウンロードしている間は
セス個人の能力を大幅に超えた技量を発揮する。
【固有スキル】
占星術:A+
占いの術の一つで、星の運行と序列から未来を予知しようとする魔術。
これは後に預言者以前の
アブラハムへ受け継がれた。
神授の叡智:B
カバラの秘奥の所持。
アダムから正統後継者として伝授された究極知の一端。
神性:E
神の似姿たるアダムに瓜二つ。
父の霊性を継いでいるが、神霊適性としてはあまり機能していない。
……稀にセスは神の顕現、救世主として扱われる。
セト神との混淆もある。
【宝具】
『二ツ柱は破滅を見る(ピラー・オブ・セス)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:20~40 最大捕捉:300人
セスの柱の出力を攻撃に最大適用した状態。
二本の柱それぞれの周囲の空間を火による破壊、水による破壊が行われた時空間に繋げ、
大破局の暴威の一部を召喚する。
極稀に、片方の柱がオーバーフローで破損してしまうことがある。
修理は道具作成で可能。
『二ツ柱は文明を記す(ピラー・オブ・セス)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
セスの柱が本来の目的通りの能力を発揮した状態。
つまり柱に保存された技術の再運用。
柱からアダムの時代の“限りなく根源に近い技術系”を引き出し、それを行使する。
道具作成のランクをEXにする。
……柱に使用された言葉を理解しうるものは、バベル以後にはいないとされる。
その目的にもかかわらず、後世の人間がこれを利用することはなかった。
【Weapon】
『セスの柱』
アダムの予言に基づき、セトの子らが発明を大破局から守るために作り上げた二本の柱。
その正体は局所干渉型タイムマシン。
“時間への干渉”を可能にする星間エーテル駆動のアストラルエンジンを搭載しており、
星辰の影響力を地球上に直接作用させることで、時空間に歪みを創出する。
魔力消費が大きい上にかなりでかいので設置場所を選ぶ。
【解説】
アダムの息子。
アベルの死後にアダムが130歳の時に得た。
名付け親の母に曰く、彼はアベルの代わりに神に授けられられたという。
彼はアダムによく似ていた。
カインの系譜に対してセトの系譜は義人を輩出した。
セト。またはセツ、セス。
『アダムとイヴの生涯』のセトは長男カインを差し置いた秘技の正統後継者である。
『ユダヤ古代誌』によればセトの子らは星読みの技術を発明した。
ヨセフスはアダムが「世界が一度火によって破壊されること、別に洪水でも破壊されること」を予言し
セトの子らが発明(おそらくは占星術のことだが、この鯖では技術全般とした)を刻んだ
煉瓦と石の二本の柱を作ったと伝え、石の柱の所在を述べるが、
ナグマハディ文書の一つ『アダム黙示録』はアダムがセトに教えたという内容で、
しかもその中にはノアの洪水と神の火による破壊が書かれている。
これはセト派の教本の一つであった。
セトはグノーシスにおいてキリストの原型的・神的人間的位置づけを施されている。
特にエジプトのグノーシスはセトとアガトダイモンを同一視したが、
アガトダイモンはヘルメスと並んでピラミッドの建設者とされることがある。
またヨセフスはセトとセソストリスを混同したのではないかという説を受けてか、
ヨセフスの言う「柱」とは「金字塔」の誤訳であり
セトの子らが建てたのはピラミッドだったという主張もある。
事実、ヨセフスが柱が建てられた場所というセイリスsiriadはシリウスを崇める土地の意であり
おそらくそれはエジプトであった。
聖十字架の由来伝承はもてあましたので不採用。
最終更新:2016年10月05日 12:06