【元ネタ】ユダヤ教…?
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アスモダイ
【性別】男性
【身長・体重】182cm・76kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:A+
A+以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、魔術ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:D
騎乗の才能。
大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
……どうやら“この”アスモデウスは色欲の悪魔という属性を持たないようだ。
【保有スキル】
気配遮断:A
完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
悪魔の加護:A+
後世の宗教観でスキル名が決定されているが、正確には“破壊の天使”による祝福。
優先的に幸運を呼び寄せるが、信仰に基づく戦いでなければ発動しない。
魔境の叡智:A
人の道を踏み外し、深みより舞い戻った際に手に入れた深淵の知恵。
英雄が独自に所有するものを除いた大抵のスキルを、C~Bランクの習熟度で発揮可能。
また、召喚者であるならば、マスターにスキルを授けることもできる。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【宝具】
『切り崩し築く魔剣の虫(シャミール)』
ランク:B+ 種別:対陣宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:一つ
ソロモン王が神殿建立のために必要としたとされる、石を切り出す能力を持った虫剣。
悪魔アスメダイのみがそれを使役できたという。
物資構造に干渉し、構造体を自在に分離・再構築させることで、
原子レベルで材料を完成品に、あるいは完成品を材料に戻すことができる。
ただし、元来土木用の概念であるため、建物かそれに成りうる非生物しか宝具効果の対象にできない。
【Weapon】
『イスラエルの剣』
アンモン人の剣とは造りが違うことから、
彼が満足行くまでに、鍛冶屋はこれを三度も打ち直さなければならなかった。
【解説】
ユダヤ・キリスト教の伝統において名高い欲望の魔王アスモデウス。
旧約外典トビト記を初出として数多くの神話伝説が語られる人気の高い悪魔であるが、
多くの伝承によれば
ナアマと
アダム、
あるいはナアマと
トバルカインか
アグラトとダビデ王の子であり、
それによれば半人半魔(カンビオン)という。
魔女裁判でよく言及され、
リリスを妻ともするとも。
紀元後に成立した数多くのソロモン伝説に頻繁に登場し、
捕らえられて石切虫シャミールを貸し与えた逸話や一時的に指輪と王権を奪った伝説は特に知られる。
伝説や民間伝承では恐ろしげイメージの割にユーモラスな一面を見せるものの、
タルムードや後世の悪魔学文献などでは悪魔の王かそれに次ぐものとして酷薄に描かれる。
ゾロアスター教の憤怒の悪魔アエーシュマを前身に持ち、
シャマド(破壊)という言葉を名の起源とする説はあくまで俗語源にすぎない。
ソロモンの契約では自らを天使と人間の娘の間に生まれたと称し、一説には堕天使シャムドンとナアマの子。
悪魔学では七つの大罪の色欲やクリフォトの一つと結び付けられ、
ゲーティアによればアマイモン配下の東方の王の筆頭。
……といったアスモデウス伝説とは無関係な、
ソロモンの将軍
ベナヤに討伐された“魔人”アスモダイ。
真名と能力こそ悪魔学の影響下にあるが本性は別にあるらしく、
幕屋で殺され、神殿のために蘇ったと自らを語る。
未亡人について一家言あり、結婚を望む女性には自分より長生きしそうな男を選べとしつこく勧める。
悟ったような言動で、属性こそ中立・中庸であるが良識をよくする義人といえる性格。
その正体はおそらくダビデの将軍■■■と推測される。
最終更新:2016年06月20日 20:14