【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】真田信之
【性別】男性
【身長・体重】185cm・84kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。交渉時の判定にもボーナス。
人品才略を兼ね備えた人物で、
徳川家康にも高く評価された。
また舅の
本多忠勝にもその器量を見込まれており、信之と一緒に主君(家康)と一戦交えることも辞さない、という発言を残している。
吝嗇家:B
質素倹約を旨とする忍耐強さ。
魔力の消費コストを2/3とする。
内助の功:A
配偶者の手助けにより、不利な状況を改善するチャンスを得る。
このスキルのランクと効果は夫婦の仲に左右される。
【宝具】
『獅子と勇士(ともにいっせんつかまつる)』
ランク:A 種別:召喚宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
信之が戦功・領地を擲って家康に父弟の助命を嘆願した際、
心動かされた舅の本多忠勝が「聞き入れくださらなければ信之と共に殿と一戦仕る」と啖呵を切った逸話が宝具となったもの。
蓄えた魔力を全て放出して英霊の座に干渉。判定に成功した場合、英霊・本多忠勝が召喚される。
判定の成功率は放出した魔力量の多寡に応じて決定される。
ちなみに、信之には「信濃の獅子」、本多忠勝には「古今独歩の勇士」という評がある。
【Weapon】
『十文字槍』
宝蔵院胤栄が考案したと伝わる槍。
穂先の下部に左右の枝刃を持ち、突き、斬り、払いと多様な攻撃手段を持つ。
その穂が十文字の形状を取ることから十文字槍と呼ばれる。
なお、信之は戦の際には常に先陣を切る勇将でもあったという。
【解説】
戦国・江戸時代の武将・大名。表裏比興と評された名将・
真田昌幸の長男。「日本一の兵」で知られる
真田信繁(幸村)の兄。
はじめ信幸と名付けられ、父が仕えていた武田家の人質として育つ。
武田家が滅亡すると父と共に織田家に臣従。
しかし織田家の棟梁・信長が嫡男・信忠と共に本能寺の変で横死したため、武田家の遺領を巡る天正壬午の乱が勃発する。
信幸は父と共にこの混乱を乗り切るべく、次々に主家を変え、上杉家や北条家と戦った。
中でも特筆すべきは、僅か800の手勢で北条家の兵5000人が詰める手子丸城を一日で奪還したことである。
信幸は北の丸の警戒が薄いことを見抜いて工作部隊を派遣。北条勢を同士討ちさせ、その混乱の最中に自軍を率いて突入し、落城させたという。
徳川家との戦い(いわゆる第一次上田合戦)でも兵300を率いて敵を誘引するという功績を挙げて真田家の勝利に貢献。
父・昌幸の活躍もあって真田家を組みし難しと見た徳川家は、家中随一の名将・本多忠勝の娘を信幸に娶せた。
これは和睦と同時に、信幸の才能を高く評価し自陣に引き入れるためのものでもあったという。
天下人・豊臣秀吉が倒れ、
石田三成が結成した西軍と徳川家康率いる東軍が天下を争う形勢となると
父・昌幸や弟・信繁と袂を分かち、父との決別を現すために信之と名を改めて東軍についた。
これにより大幅な加増を受けるが、信幸はその功績と領地を全て擲って父弟の助命を嘆願したという。
この形振り構わぬ嘆願に舅の本多忠勝の説得も加わり、昌幸・信繁は死罪を免ぜられて紀伊国九度山に配流、蟄居することとなった。
なお、信之は父弟に仕送りを欠かさなかったと伝わる。
大坂の陣には病欠したが、息子二人を代理として向かわせている。
弟の信繁は大阪城に入城して豊臣方として戦ったが、この甥を気遣い、真田の家紋でもある六文銭の旗を用いなかった。
徳川幕府体制下でもお家取り潰しの危機をくぐり抜けて真田の家名を保ち、「信濃の獅子」と評された。
93歳という長命を得たため、晩年は戦国時代を知る数少ない将として、幕府内でも一目置かれていたという。
真田丸一話面白かったんで今後への期待を込めて作成。
最終更新:2016年10月08日 21:51