明石全登

【元ネタ】戦国時代
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】明石全登
【性別】男性
【身長・体重】171cm・68kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C+ 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 教会の秘跡には対応しない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
軍師の忠言:C
 軍師系サーヴァントに与えられるスキル。
 状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることができる。
 Cランクであれば不測の事態がなければ60%の確率で的中する。

軍師の指揮:A
 軍師系サーヴァントに与えられるスキル。自己を含めた軍としての力を最大限に引き出す。
 Aランクであれば、軍全体が百戦錬磨の精鋭に等しい力を持つ。

戦闘続行:A
 生還能力。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

信仰の加護:A
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

【宝具】
『花十字の御旗(マーティーズ・フラッグ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0~30 最大捕捉:300人
 大阪の陣に置いて掲げた十字架の旗が宝具化したもの。
 セイバーと信仰を同じくする者の士気を大幅に上昇させる。
 また、水野勝成隊と伊達政宗隊の同士討ちを発生させた逸話から、敵勢の統率力を低下させ、同士討ちを発生させる効果もある。

【Weapon】
『一期一振』
 短刀の名手であった藤四郎吉光が唯一作ったという伝説を持つ(事実とは異なる)太刀。
 元は秀吉の刀で、大阪の陣の際、秀頼から拝領したという。

【解説】
 戦国時代の武将、大名。宇喜多家に仕え、関ヶ原の戦いでは宇喜多秀家の軍師を務めた。
 宇喜多家が取り潰された後は大阪城に入城し、大阪牢人五人衆の一人として奮戦した。
 熱烈なキリシタンであったことでも知られる。

 父明石行雄と共に宇喜多家に仕えた。
 宇喜多家の政治的内紛がお家騒動(宇喜多騒動)に発展し、優秀な家臣団や一門衆の多くが宇喜多家を退去する事になると
 彼らに代わって宇喜多家中を一手に取り仕切ることとなり、天下人、豊臣秀吉からも知行を受けて十万石取りの大名となった。

 関ヶ原の戦いに際して宇喜多家は石田三成方の西軍につき、全登は。
 伏見城の攻略や杭瀬川の戦いで功績を挙げ、関ヶ原本戦でも敵の先鋒・福島正則を一度は退却に追い込む奮戦ぶりを見せたが、
 戦いは小早川秀秋の裏切りを切っ掛けに東軍方の勝利に終わる。
 全登は、敗戦を悟って斬り死にせんとする秀家を諌めて逃がし、自身は殿軍を務めた。
 宇喜多家が没落した後の消息は不明瞭だが、同じキリシタンであり旧交もあった黒田家に匿ってもらっていたという説が有力である。

 徳川家と豊臣家の対立が深まり大坂の陣が勃発すると、信仰上の理由(徳川家はキリスト教を禁止する方針を示していた)から豊臣方につく。
 冬の陣では後藤又兵衛と真田信繁の諍いを仲裁する一方、
 戦いでは砦を留守にしている間に蜂須賀至鎮に陥落させられるという失態を演じている。

 夏の陣ではまず道明寺の戦いに参戦し、敵方の水野勝成・伊達政宗部隊を混乱させ同士討ちさせる活躍を見せた。
 天王寺・岡山の戦いでは300の決死隊を率いて家康本陣への突入を図っていたが、毛利勝永隊が逸ったことで作戦は瓦解。
 友軍の壊滅を知った全登は、徳川方の包囲網からの離脱を図り突撃を敢行した。

 以後の消息は定かではない。この戦いで討ち死にしたとも、包囲網を突破して九州に落ち延びたともされる。
 突拍子もないものでは南蛮に逃亡した、などという説もあるが信憑性は薄い。

 徳川家康は全登の武名とキリシタンへの影響力を恐れ、大阪夏の陣後の落ち武者狩りの中でも特に「明石狩り」に注力したが、
 全登が発見されることはなかった。
 島原の乱の後に生存説が浮上した為、三代将軍家光の命で再び「明石狩り」が行われたが、その時も見つかることは無かったという。

【蛇足】
 ドリフターズに漂流者側で出られそう。
最終更新:2016年11月17日 17:37