【元ネタ】
アーサー王伝説
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ガエリエ(
ガヘリス)
【性別】男性
【身長・体重】179cm・75kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:D-
通常時は狂化の恩恵を受けず、その代わり正常な思考力を保つ、ように見える。
実際は常に精神の“箍が外れた”状態にあり、理由さえあればいつでも暴走する。
暴走中は筋力と敏捷が向上し、自制判定はターン終了時まで行う事ができない。
【保有スキル】
円卓の刻印:-
彼自身の道徳、騎士の規範、主の意思、
全てが一致した戦いにおいて任意の能力を強化する。
――是は、人道に背かぬ戦いである。
頑健:EX
花冠の加護による、万全な肉体への固定化現象。
耐久力を向上させ、攻撃を受けた際の被ダメージを減少させる。
自動治癒と対毒スキルの能力を含む複合スキル。
【宝具】
『薔薇冠譚詩曲(クロヌ・グロワール)』
ランク:B 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
妖精島の女王に贈られた薔薇の花冠。
季節・環境を問わず瑞々しく咲き続ける『恒常』の特性を持つ。
花を一輪枯らす毎に“時間に止まる”事を可能とするが、
全てが枯れ果てた時この宝具と頑健スキルは放棄される。
【Weapon】
『無銘・長剣』
タルキン市を脅かしていた人喰い巨人を討ち取った剣。
【解説】
円卓の騎士の一人、
ゴーヴァン(ガウェイン)兄弟の三男であるガエリエ卿。
「フランスの本」→ マロリー版 過程での、ある意味最大の被害者。
兄弟で最も魅力的な人物とされる。口数少なく勇敢で迅速、左腕より長い右腕を持ち、
日中に力を増す特性を持つゴーヴァンを負かし得る六人の騎士、その一人であった。
自己の抑制において兄弟随一だったが、一度激すれば誰よりも手に負えなかった。
母を兄弟中で最も深く愛しており、後にそれ故の動揺が彼を母殺しに走らせた。
そして母殺しを追放したくとも、円卓に刻まれた彼の名を消す事は誰もできなかった。
「騎士となったガエリエのみが『乙女の岩』に囚われたゴーヴァンらを救出できる」
「まず王がガエリエを叙勲し、ガエリエが兄アグラヴァンと弟
ゲレスらを叙勲すべし」
「ガエリエはただ二人だけを除き徳と武勇において円卓で最も偉大な騎士になろう」
マーリン、十五年間一言も話さなかった狂人、妖精島の女王がそれぞれこう予言し、
王の手でなくば叙勲を受けぬと強弁した次兄の件を除いてその全てが実現された。
妖精島の女王はガエリエに魔法の薔薇で作られた花冠を贈っていたのだが、
彼が困難な探求へと旅立つ際、宮廷の人々が男女問わず別れに泣いたため、
花冠は慰めにと宮廷の乙女達へ贈られた。この振る舞いに皆は歓喜した。
ガエリエの華々しい冒険譚とこの時の喜びを謳う「薔薇のバラード」が作られ、
後に
トリスタンが素晴らしい曲をつけ、ブリテンに長く歌い続けられる事となる。
……と語られた二百数十年後、兄弟の末弟を盛大に持ち上げた某作家により
良い所の大部分を末弟に吸われ、代わりに末弟の悪い話を押し付けられ、
元々三男が悪かったエピソードはより悪化した“
ガヘリス”となってしまう。
元は参加していなかった
ラモラック殺しでもどうした訳か共犯にされていた。無情。
最終更新:2017年08月13日 07:30