戦国BASARA/エロパロ保管庫

タウ・スコルピィは色に出でにけり4

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
あの後、武蔵はどこかへ去ってしまった。四国への果し状を書くのだろうと大方の予想は付いている。
あとはこの島を去るのみとなり、今度こそ元親は南蛮風の上着を羽織らせ、腰にも布を巻いてやる。
上着の止め具をかけてやりながら、元就の白い乳房についた赤い痣を撫でた。
どれだけの力で、どんな思いで触れられていたか。男にはわからない。
「すまねぇな。痛かったろ」
「戦の内は女であることを忘れようと努力していた。女であることを弱点にしたくなかったのだが…」
女を意識し、胸を隠せば隙ができる。体の出来の時点から男に劣りたくはなかったのだ。策が狂うから。
だが、見下ろした自分の肌にはくっきりと手形が残っている。それに、部下の手前、とどめの“発”も躊躇していた。
「忘れる必要はねぇだろ? 毛利元就は自分に悩むような奴じゃなかったぜ」
「…やはり、駒を強化すべきか。根本的な問題としてあの女に対する免疫を付けねばならぬ。伏兵として置いた意味がない。
我もあの時、逆に女を盾に弱いふりをすればよい可能性も僅かだがあった。あの野蛮な男め。忌々しい…」
「…お前結構根に持つん…」
皆まで言わせず、手を元親の耳へ滑らせ引き寄せる。
「我に代わって恨みつらみをぶつける場を設けたのだ。少しは感謝したらどうだ」
本当によく出来た妻だと、耳朶がイカレかける程耳を引っ張られながら元親は思った。



おわり。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
ウィキ募集バナー