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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

政宗×女幸村 後朝3

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匿名ユーザー

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手のひらに幸村の視線が刺さった。
押すことも引くことも出来ない様子で幸村が固まる。
「幸村?」
 冷や汗が流れている。
手のひらを一度ひらめかせると、幸村はうううと唸りながら肩の力を抜いた。
「その、入り込んだ虫はどうにかいたす。これは勘弁願いたく……」
「…ゆきむら?」
 笑顔のまま、政宗はもう一度要求した。
幸村は、困り切ってしょうがない顔で、手に握り込んだものを見せた。
「……なんだ?守り袋か?」
 誰でも持っているような、ごくごくありふれた守り袋。
真田の姫の持ち物とは思えないような普通さ、または幸村らし過ぎる飾り気のない守り袋に見えた。
「昨日、手合わせの折りに入り込んだのではないかと」
「普通はいらねえだろが。見せな」
 予測していたのか、その手が閉じられる。
「いっ、嫌でござる!」
 そして、先ほどの違和感――握り拳の形がおかしい――の原因に気づいた。
よほど大切な守り袋なのか、拳に力が籠もっていないのだ。
大切に、柔らかに掴んでいる。
「♪~……よっぽど良いモンが入っているみたいだなァ?」
「そ、その、あああありふれた神社の守り袋にござれば!」
幸村はなんだか紅潮して、そのくせやはり冷や汗が流れていた。
「なら見ても平気だろうが。変わった守り袋が欲しいなら一緒に見に行こうぜ?」
 う、と幸村が唸る。なぜだか少し心引かれた様子で。
出店の団子が欲しいのか。
 その隙に手首を捕らえた。
握力ならばこちらが上、引っ込めようとしても手に力がこめられなくては如何ともしがたい。
政宗はそのまま目を細めて大きく微笑み、ひょいと顔を伏せるや幸村の指に舌を這わせた。
――?蜂蜜?
「うひぃぃぃぅおっ」
 妙な声を上げて幸村の手が引っ込められる。
優しく握っていた守り袋を落として。
間髪入れずに拾い上げ、鼻先に寄せた。気のせいではない。
「蜂蜜の……香り?」
 これは昨日今日手に入れたような、新品の守り袋ではない。
「……っ」
 息を呑む気配に幸村を見ると、どうしようもないほど困り切っていて、そして真っ赤だった。
「なあ、ゆきむ……」
 水菓子こぼしたのか?確かにボケっとしてたが、本当に子供みたいだな、全く。
そう続ける前に幸村が口を割った。
「そ、その、ど……その、ほ、欲しかったので……そ、なんと言えば……」
 これだけどもる幸村も珍しい。幸村基準で破廉恥だというのか。
とりあえず、こぼしたわけではないらしい。
だが何にせよこれではらちがあかない。
「開けるぜ」
 幸村は強ばって下を向いた。追い詰められた顔で、身の置き場もなさそうに。

あまりの様子をいぶかりながら、守り袋を開ければ――
ありふれた神社の守り札が一枚。
ありふれた、しかし蜂蜜の香りを漂わせる紅葉が一枚。

「……、…」
何か喋ろうとして口を開けたが、何も声が出なかった。
どう見てもそれは、政宗が色づいた紅葉が残る枝をとってこさせ、色合いのいい物を選んで水菓子に飾ったひと葉だった。
幸村は泣きたそうな顔でひたすら縮こまっていた。
「幸村」
 呼ぶと上目遣いに視線がこちらを向く。
気迫がこもらない時には、起きていても少女に見えた。
政宗は口の端で笑い、軽く紅葉に口づけると守り袋に戻してやった。
「っ、う、ぅ――……政宗殿」
喉奥で幸村が唸っている。
「蟻に来られちゃ面倒だ。そいつは……そうだな、紙の中に梳き込もう。
……悪かったな」
守り袋を返すと、政宗は背を向けた。


政宗にしても、
どんな顔で真っ赤に固まる幸村を見ればいいのか解らなかった。
だから背を向けたまま口を開く。
「今度、城下に出かけようぜ?」
 背中に重みがかかる。胸の柔さはなく、幸村も背を向けている。
「う………お供いたす」
 歯切れ悪く、だが嬉しそうな返事が返った。


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