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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

うる☆オクラ11

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匿名ユーザー

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「長曾我部元親、礼儀を弁えぬ男よ。奥州の竜、非は全てあの男にあるが、
詫びを入れさせるゆえこの場は収めよ」

悪夢のような声。
背後から現れたのは緑色の狩衣、ガタイのいい伊達の部下に紛れてわかんなかった小柄な姿。
肩口でばっさりと切りそろえられた、浅い色合いの髪。
兜も付けていない、ましろな氷の面。

「――非礼を詫びよ、ウェンディ長曾我部」
 その瞬間、凍り付いていた声が喉から迸った。
「ぎゃーああああああっ!!こ、こっちにまで出たぁぁぁぁぁぁっ」
 ふん、と毛利は鼻先で嘲笑した。
「つくづくと馬鹿な男よ。食料庫のオクラの中に紛れ、ずっと傍らに居ったわ」
「なんだとうっ!」
 毛利元就、怖ろしい子……震える元親を一瞥し、
怒りが霧散したらしい独眼竜が目を閉じて額を抑えた。
「……既に顔見知りのようだが、こちらは中国の国主、毛利元就殿。
少し前から内密でこちらに来られている」
 取りなすように、片倉が今更過ぎる紹介をした。
しかしそんな事はどうでも良い。
「何い、海賊の船に密航だぁ?良い度胸だが、……北端に着いた時には居なかったな?」
 そこまで同行していれば、少し前からここに到着することなど出来はしない。
「ふん。この方向音痴の鬼め。無駄な航路を幾度気づかれぬよう修正してやったと思う。
大体目的の地というものはないのか貴様。
前田領の方へ行ったかと思えばまた南、琉球まで行くかと思えば方向を転じ小田原へ。
いい加減に飽いて、伊達領で乗り捨ててやったわ」
 赤い侍が愕然としながら何という長旅とつぶやき、デコっぱげ片倉が納得がいったように頷く。
「なるほど、それだけの長旅なら幾度も寄港するな。
途中で親書を出す暇は十分にあったという訳か」
「無論。我が知略を持てばこやつらの警備など笊よ」
 つんと顎を逸らしたが、毛利の背丈は長い防具がない今、誰よりも小さかった。
ちっとも偉そうに見えない。
 そして独眼竜が追い打ちをかけた。
「元親。オレは青い海を行く船は嫌いじゃない。……だが、アンタの船には乗りたくないな」
 ひっそりと傷つく元親の耳に、一生ついて行きますぜアニキー、と、
遠い場所から声援が送られてきた。
独眼竜達も聞こえたのか、少し笑った。
方向音痴長曾我部元親、部下からの慕われようと団結の堅さは戦国で一、二を争う。

「ha……もういい、戻るぞ小十郎。毛利も、ろくに出迎えもせず、済まなかったな」
「構わぬ。元はと言えば長曾我部が軽挙妄動に出たのが原因、
奥州の竜が詫びる筋ではない。処罰はあれに与えるがよかろう」
 人の船にタダ乗りしたくせに、非情に偉そうに毛利が言い放った。
「そうだな。代わりと言っちゃ何だが、今日はpartyだ。おい幸村、着飾れ」
「面倒にござる」
 すこし置いてけぼりな気分で、しかし毛利に近づくのは気が進まず、
元親は距離を開けて馬を進める。
「いーから着飾れ、元親にあそこまで言われて黙ってられるか!」
 毛利がふん、と二人の会話を鼻で笑う。
「女は道具にあらず、己の虚栄心を満足させる為に使われたのでは、
真田も哀れというものよ。日本一の兵の名が泣くわ」
 部下を棄て駒呼ばわりした人間とも思えない。
「確かに!毛利殿の言われること、誠にもっとも!某は道具にあらずでござる」
 伊達はやたらと嫌味な毛利の言葉に腹を立てることもなく、
軽く手を伸ばして幸村の頭をぐりぐりと掻き混ぜた。
「ばぁか、そんなモンじゃねえよ。おい幸村、たまにでも
アンタが綺麗に飾った姿を見んのが嬉しいんだよ、それじゃ不服か?」
「む、期待に応えるは妻の務めやもしれませぬ。
喜ばれるのであればこの幸村、全力にて精進いたそう!」
それをうけ独眼竜が笑う。
「Good!やっぱアンタ、最高の女だ!」
「なんのまだまだ!精進あるのみ!」

そして元親はひっそりと心の涙を流した。
伊達政宗、あんたこんなバカじゃなかった。
いや、バカだったがこういう方向のバカじゃなかった。
俺の知ってる伊達政宗、暴走する奥州バカ筆頭はもう居ない。
喪った友を悼む涙、だった。


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