感謝してちょうだい、水ぶちまけたから犯されて泣いても分かんないかもでしょ。
なんか元々泣いてたけどね?
「お目覚めですかお姫様?お食事の時間ですよ、っと」
目覚めた独眼竜はやっぱり一言も洩らさない。
「なぁにー、急に明るいトコ来て目が眩む?もうあんなトコ行きたくないって縋ってくれないのかなあ?」
まあ薬なんだけどさ、そう信じてるならそのままにしときます。その方がいいでしょ。教えたげる義理もないしさ。
やっぱり反応は無し。こういうの突き崩せるの、いいよねえ。
いや、嫌な仕事だけどね?けど忍びにも一分のいい思い、なんてな。
まあ何だ、ちょっとは栄養摂らないとこの人も保たないしね、と固めた蜂の巣蜜を口の中に放り込んだ。
うっすい粥をすこーしだけ摂ってるんじゃあ追いつかないしねえ。
次いで湯冷ましを自分の口に含んで、口づけた。
頑として開かない唇、冷ややかな視線、うんまあそうだろうねえ。
舌先で無理矢理唇をこじ開けて、食いしばられた歯の間に白湯を流し込む。
「さーて俺様も時間ないからね、これでおしまい。ん?食事って言うかこれじゃおやつだねえ、ごめんねー」
語りながら襟首ひっ掴んで薄汚れた衣装を肩から落とす。
ぷる、と揺れる胸がほんとたわわな感じでたまんない。あーもー着衣のままヤっちゃおうかなあ。
視線だけで人殺せそうな目でこっち見てるけど、さんざん無視されまくった仕返しに放っておく。
だってあんた、俺のこと一度も見なかったでしょ。
焦点合わなかったでしょ、認識してる癖にね。
今更見てどうすんのさ。
姫様を蹴って腹這いにさせて、手枷ごと頭の後ろに持って行くと、自然とのけぞった首筋の線がやっぱ目をひく。
極細の糸で腕をばたつかないよう固定してから、でっかい胸をわしづかみにしてみた。ふにゃ、と指が沈む。
ぷりぷりした感触が手の中におさまんない。でも冷えてる。
そうだね、ろくなモン食べてないからねえ、体温下がってるんだねえ。でも大丈夫、すぐ暖かくなるよ。
「うわー柔い重い。胸の筋肉も落ちちゃったんじゃない?
ねえ姫様、こんな胸でさあ、刀振り回すの邪魔じゃなかったぁ?」
蹴り飛ばした瞬間だけ苦痛が整った面によぎって、でも何の抵抗もない。
あらまあ何されるか解ってるんでしょー、無抵抗のマグロじゃちょっとつまんないなあ。
でもま、お仕事お仕事ゼイタクは言いませんよ?俺様って優秀な忍びだし。
「……答えてよ」
爪を立てても独眼竜は無言だ。
そうだね、痛いのなんか我慢できるんだったねえ、そりゃラクだ。我慢できなくたって変わらないけどね。
うんと酷く抱いてあげる。
それとも、うんと気持ちよくした方が屈辱?
襟首を掴んで、いい加減糸が弱ってきていた衣を引き裂いた。
俺様気位も誇りもないからねー、どっちが辛いかわかんないよ。
解るのは伊達の長々と続いた高貴なお血筋、奥州探題のあんたが
どこの誰ともしれない下郎の種なんかを孕んじゃったら取り返しが付かないよね、ってことだけ。
冷え切った真っ白な背中。所々散った疱瘡の跡は、結構薄い。知らなきゃ分かんない程度。
目が潰れるくらいの疱瘡だったって言うから、あばた面になってなくても、体は結構凄いことになってんじゃないかと思ってた。
だって、これ以上ないくらい肌見せない格好だしさぁ。浮いた話一つないしさあ。
「腰あげなよ、動物みたいにさ。尻振ってねだりなよ、そうしたら優しくしてあげるからさ」
腰ひもを解きながら優しく語りかける。聞いちゃ居ないね。
でもびしょぬれの頭が僅かに動いて、こっちを窺った。
なんか元々泣いてたけどね?
「お目覚めですかお姫様?お食事の時間ですよ、っと」
目覚めた独眼竜はやっぱり一言も洩らさない。
「なぁにー、急に明るいトコ来て目が眩む?もうあんなトコ行きたくないって縋ってくれないのかなあ?」
まあ薬なんだけどさ、そう信じてるならそのままにしときます。その方がいいでしょ。教えたげる義理もないしさ。
やっぱり反応は無し。こういうの突き崩せるの、いいよねえ。
いや、嫌な仕事だけどね?けど忍びにも一分のいい思い、なんてな。
まあ何だ、ちょっとは栄養摂らないとこの人も保たないしね、と固めた蜂の巣蜜を口の中に放り込んだ。
うっすい粥をすこーしだけ摂ってるんじゃあ追いつかないしねえ。
次いで湯冷ましを自分の口に含んで、口づけた。
頑として開かない唇、冷ややかな視線、うんまあそうだろうねえ。
舌先で無理矢理唇をこじ開けて、食いしばられた歯の間に白湯を流し込む。
「さーて俺様も時間ないからね、これでおしまい。ん?食事って言うかこれじゃおやつだねえ、ごめんねー」
語りながら襟首ひっ掴んで薄汚れた衣装を肩から落とす。
ぷる、と揺れる胸がほんとたわわな感じでたまんない。あーもー着衣のままヤっちゃおうかなあ。
視線だけで人殺せそうな目でこっち見てるけど、さんざん無視されまくった仕返しに放っておく。
だってあんた、俺のこと一度も見なかったでしょ。
焦点合わなかったでしょ、認識してる癖にね。
今更見てどうすんのさ。
姫様を蹴って腹這いにさせて、手枷ごと頭の後ろに持って行くと、自然とのけぞった首筋の線がやっぱ目をひく。
極細の糸で腕をばたつかないよう固定してから、でっかい胸をわしづかみにしてみた。ふにゃ、と指が沈む。
ぷりぷりした感触が手の中におさまんない。でも冷えてる。
そうだね、ろくなモン食べてないからねえ、体温下がってるんだねえ。でも大丈夫、すぐ暖かくなるよ。
「うわー柔い重い。胸の筋肉も落ちちゃったんじゃない?
ねえ姫様、こんな胸でさあ、刀振り回すの邪魔じゃなかったぁ?」
蹴り飛ばした瞬間だけ苦痛が整った面によぎって、でも何の抵抗もない。
あらまあ何されるか解ってるんでしょー、無抵抗のマグロじゃちょっとつまんないなあ。
でもま、お仕事お仕事ゼイタクは言いませんよ?俺様って優秀な忍びだし。
「……答えてよ」
爪を立てても独眼竜は無言だ。
そうだね、痛いのなんか我慢できるんだったねえ、そりゃラクだ。我慢できなくたって変わらないけどね。
うんと酷く抱いてあげる。
それとも、うんと気持ちよくした方が屈辱?
襟首を掴んで、いい加減糸が弱ってきていた衣を引き裂いた。
俺様気位も誇りもないからねー、どっちが辛いかわかんないよ。
解るのは伊達の長々と続いた高貴なお血筋、奥州探題のあんたが
どこの誰ともしれない下郎の種なんかを孕んじゃったら取り返しが付かないよね、ってことだけ。
冷え切った真っ白な背中。所々散った疱瘡の跡は、結構薄い。知らなきゃ分かんない程度。
目が潰れるくらいの疱瘡だったって言うから、あばた面になってなくても、体は結構凄いことになってんじゃないかと思ってた。
だって、これ以上ないくらい肌見せない格好だしさぁ。浮いた話一つないしさあ。
「腰あげなよ、動物みたいにさ。尻振ってねだりなよ、そうしたら優しくしてあげるからさ」
腰ひもを解きながら優しく語りかける。聞いちゃ居ないね。
でもびしょぬれの頭が僅かに動いて、こっちを窺った。
蔑む目だった。
いい度胸だね、でも状況解ってないの?