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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

上田城の虜18

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「ああ、冷たくて気持ちいいな……」
 目を閉じて呟くその表情。喉を撫でられる猫のような。
目尻に親指を這わせると、僅かにその顔が手のひらの方へ寄る。
愛おしい。
この思いをぶつけ、口説き続ければ……いつかは妻になってくれるのではなかろうか。
「うぁー!すっげー腹立つ!このアマ、阿婆擦れ、当てつけで喋るの止めない?
この時間だけだよ旦那いるの、何、後でそんなひどい目にあいたいんだ?」
 手で水鉄砲つくって佐助に命中させた。
「俺が惚れたと言っているのに佐助ェ!その暴言聞き捨てならぬ!政宗殿になにやら恨みでもあるのか!」
「馬あわないんですよ腹立つんですよ、なんで旦那が亡くなった国の国主なんかにへりくだるんですか!」
 珍しくユルさを放り棄てて佐助が苛々と抗議する。
「政宗殿は立派な方、敬意も払えぬとは我が忍びながら情けない!佐助この任務から外れろ」
「いいよコイツで。有能なんだろ、なあ下郎」
 うっすらと微笑んだその表情が凄絶で、それでも幸村は首を振った。
「っ、その、佐助は普段はその、オカンのような者でござる。今は多分腹でも減って……」
 後ろ頭に手拭いぶつけられた。だが手拭い如きで俺が止まると思うのか。
「それゆえ大目に見て下され。下郎と蔑まれるような忍びではござらぬ」
「………そーかい」
 手拭いを頭に投げつけられたままの幸村を見、鷹揚に政宗は頷いた。
「普通忍びは下郎だよ旦那、下郎中の下郎だよ」
「何を言うかオカン」
 手厳しく叱りつけ、改めて政宗に向き合う。悪口雑言を浴びせられたにもかかわらず、腹を立てた風でもなかった。
「ah―悪いね、自己紹介もされてないんでな」
「躾のなっていない忍びで申し訳ござらぬ。では政宗殿、し、しし失礼いたす」」
 顎の下に布を当てる。蒸気と汗で浮き上がった垢が、やはり簡単に落ちていく。
「そーてんしっくーさるとびさすけー。はいはい失礼しますねマサムネサマー」
 くすりと笑う口元。
「阿呆のようなしゃべり方は止せ佐助」
「あーはいはい解りましたよ、どうせ俺はオカンですよ」
「部下の気持ちくらい掌握しな、真田幸村」
 名前を呼ばれたとたん、ぎゅっと心臓を握られた心地がする。
「は!」
「はー……旦那ー……それじゃ独眼竜の部下じゃん……」
「臨時給与を出す故黙れ、失礼なことを言うな佐助」
「何俺給料上げれば掌握できると思ってる!?こんな一生懸命誠心誠意頑張ってんでしょ?」
「給料給料と普段からうるさいのが悪い。誠心誠意仕えておるならば、何故今までの叱責で反省せぬのだ」
 首筋から肩口へ。ことん、と政宗の額が幸村の肩に預けられる。暖かな額。頬に濡れた髪が張り付いている。
何か色々と滾った。
「部下が!首飛び覚悟してお諫め申し上げてるのにそれ何!何!?」
「私怨にしか思えぬ言動だ、解れば暴言を政宗殿に吐くな!このお方は国を亡くされた薄幸にして悲運の姫君、
しかしその境遇に負けぬ凛々しさをもたれた立派なお方!後ろ盾を失ったから何だというのだ。
辛い境遇におられる姫に追い打ちをかけるとは、情けないぞ佐助!」
「似合わない!すげー似合わない薄幸とか!暴走の上自国の命運を崖下に蹴り落としたアホでしょ!」
 もの凄く腹が立った。
拳を固め、
「止めな、本当のことだ」
 冷静な政宗の言葉に眉根を止せ振り返る。
「国が滅びた、その責は誰のものだ?オレだろ?違うか幸村」
 手枷で繋がれた、一糸も纏わぬ哀れな、だが美しい姿。
「しかし政宗殿……」
「アンタの忍びが言ってることに、何の間違いがある?
囚人の体を洗うは下郎の仕事、国が滅びるは国主の責、そういうものだ」
 いっそ優しいと形容したくなるような目をしていた。
「しかし、政宗殿……」
「殿も、要らない。取り返しの付かない事をやったんだ、尊敬するのは嫌味だぜ。
アンタが勝った、オレが負けた。それなのにオレは生きてる。だから繋がれてんだ、それだけだ」
 佐助が政宗を睨んでいる。
「政宗……」
 殿、と付けるのを止められて不自然に語尾が途切れる。
「Yes,それで普通だ」
 全裸のまま、膝で政宗が幸村の方へ寄る。
大きく張り出した胸がふにゃんと当たった。堪らず抱きしめた。
切ない。政宗殿がこのように己を卑下される何事があろうか。
自分はお館様と撃ちかかり、政宗殿はお一人だった。それだけだ。
もとより勝負は時の運、辱めを受けるいわれなど無いものを。
腕に力をこめると、柔いそれが胸に当たって潰れる。
腕の中に収まる体の柔さに燃えさかる。
「お慕いして……」
「thank……いや、ありがとな。だが止めておけ」
 佐助の気配、苛立つ忍びがもう一度気配をかえる。
どうしたのだ佐助、何故先ほどから毛を逆立てた猫のように猛っている。
上田城の虜19

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