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戦国BASARA/エロパロ保管庫

泡姫の恋25

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匿名ユーザー

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□ □ □

「幸村ちゃん、なーにしてんの?」
戻って来た元親と政宗と共に朝餉を終え、一行は下山の準備に入っていた。
そんな中宿前の広場にて、珍しく一人考え事に耽っている幸村に気が付いた慶次は明るく声を掛ける。
「む?これは慶次殿。お館様への土産を考えていたところでござる」
「…はは。相も変わらずだなぁ」
本当なら一緒に来たかったのだが、甲斐を留守にする訳にもいかず、幸村は今回の誘いを断ろうと思っていたのに、
奥州筆頭自慢の風呂の感想を土産に、自分達だけでも行って来いと言ってくれた信玄。
そんな彼の為に、物の土産も用意しなくてはと考えている最中だそうだ。
いつもいつでも信玄か…と相変わらずな幸村に、慶次はつまらなそうに口を尖らせる。
そんな彼女に恋の良さを説いては、いつも破廉恥だと怒られるけれど、慶次としては何としてでも、
恋の良さに気が付いて欲しい。
「あれから少しは恋に憧れたりしないの?何だったら俺と…」
あわよくば己の恋心も…なんて、彼女には既にとうの昔から恋の華が咲いている事等夢にも思わず…。
「こ、恋?!何と!!…そのように見境も無く女子に声を掛ける軟弱な心構え、お館様直伝の拳にて粛正してくれる!」
「ええッ!?ちょっと、そりゃ勘弁ってもんだ!!」
騒ぎ出した幸村と慶次を尻目に、小十郎は隅で馬丁と共に松風で来ている慶次を除く、人数分の馬の手配をしていた。
「あのさ」
「何だ」
馬丁がその場から居なくなった一瞬の間に、気配もなく空からやって来た忍びは、
今小十郎が手綱を持っている馬の背に軽やかに舞い降りる。
そんな佐助の声に耳を傾け、慣れている小十郎は静かに答えた。
「……アンタは…さ」
何処か聞き難そうに言葉を濁らせるので、催促するように何だと問い返せば、
彼女は幸村達を見るのを口実に視線を逸らし、言葉を続けた。
「女の胸…デカイのとちっさいの…どっちが好み?」
突拍子も無い質問に、一瞬言葉を失いその問を投げ掛けてきた佐助に、小十郎は視線を向ければ、
何処となく首筋まで赤くなっているのは気の所為だろうか…。
「その二択だけか」
「……」
「……」
「……」
一体何だと思いながら少しだけ指で頭を掻いて、ともかく質問の答えを返してやろうと小十郎は口を開く。
「俺は…どちらかっていうなら、掌に収まる小ぶりが好みだ」
「あっ…そ」
小十郎の答えを聞き終わった後、佐助は馬の背から身軽に跳ねて降りた。
「ちょ、ちょっとちょっと前田の風来坊!うちの旦那にちょっかい出さないでよねー!!」
「……」
幸村と慶次の方に向かって大声で叫びながら、いつものおかん状態に戻った佐助を小さく笑い、
胸の大きさを気にするなんて、可愛らしい部分も残っていたんだなと少し驚きながら、小十郎はまた作業に戻る。
「何か手伝おっか?」
「……あ?」
聞こえた声に顔を横に向ければ、幸村達の方に行ったとばかり思っていた佐助が居て、自分に向かって笑っている。
一瞬息を飲んだが、やがて込み上げてきた笑いに口元が緩み、目を細めて作業に戻った。
「客人は客人らしく大人しくしてろ…どうしてもっていうなら、そこに居りゃあいい」
「分かった」
今回の旅で初めて佐助と二人っきりになれた事を、内心喜んでいた小十郎だったのである。
泡姫の恋26

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