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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

こいひとよ8

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匿名ユーザー

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「見ーちゃった」
縁側を歩いていると、頭上から声がかかった。
顔を上げると、屋根から人が降りてくる。真田の忍びで名前は佐助だったな、と思い出す。
赤い毛は暗闇の中でもよく目立つ。
「ダメダメじゃん。尼さんに手ぇ出すなんて」
「手……」
はっきり言われ、小十郎は絶句する。
そういえばそういうものなのかもしれない。
佐助は笑いながら小十郎を見上げてくる。意外と小さい。戦場で見たときや上田で見たときは、
とても大きく思えたのだが。
「どうしよっかなー。奥方に言いつけてもいーい?」
「できるのか?」
手を腰にやる。佐助は音もなく後方に飛び退く。速い。
人を斬るのは一体何年ぶりになるだろう。自衛のために刀を握ることすらなくなった。
衰えないよう鍛錬を積んでいるが、戦場を駆けていないため勘は鈍っている。
「ここでやるの? やめた方がよくなーい?」
「お前次第だ」
「それで、脅してるつもり?」
佐助は笑う。道化のように貼りついた笑み。明るい色の目は少しも笑っていない。
刀を抜き、突き刺すように構える。佐助が動く。首が、刃の近くに来た。
――何を、する。
「殺せるの? 寺で、大切な人がいるところで」
脅されている。小十郎は佐助を見る。紙に描いて顔に貼りつけたような、空々しい笑み。
冷酷なのか茶化しているのか判断のつかない光を宿した目。忍びの目だ。
「できないでしょ? 別にさ、あんたとやり合いたくて姿見せた訳じゃないんだし、
刀しまってよ。話もできやしない」
「何が目的だ。金か」
「ああ、それいいね。俺薄給でさぁ」
刀をしまうと、佐助は手を出してくる。懐から財布を取り出し、中を見る。
一介の農民よりは裕福な生活だが、だからといってこれを渡せば、今月は立ち行かなくなる。
佐助はへらっと笑って手をしまう。
「じょーだーん。俺、カツアゲするほど困ってないし」
「……タダで、黙ってくれるのか。忍びが」
「あ、信用してないなぁ。ちょっとからかってみただけなのにぃ」
佐助は両手を頭に添えた。どこまでが本心でどこまでが冗談なのかまったく分からない。
「じゃ、俺もいいこと教えてあげる」
佐助の手が小十郎の手を取った。無造作に自分の胸に押し付けてくる。
温く丸いものが手に当たった。なんでこんなところに餅を入れてるんだこいつ。
「なんだ、餅か?」
「ひっどー」
ぐいぐいと押し付けられる。丸いものはすぐに潰れるが、ぐにぐにと指に絡み付いてくる。
知っている感触だ。柔らかくて温かくて、男には絶対にありえない豊かな。
正体を悟り、小十郎は顔を青くした。佐助がしてやったり、と笑った。
目の前の顔や名前と、手の中の感触が一致しない。
「これ、旦那も知らないんだからね。俺ってば、主人も騙してるんだからね。それを
あんたにだけ教えてあげようって思ったのに。女の子の胸触って、餅呼ばわりってひどくない?」
「おま……え、あ?」
深夜、寺の廊下で女の胸に手を当てている、という訳の分からない状況に、小十郎の言語中枢は破壊された。
手をどけようにもぴくりとも動かない。言語中枢のみならず、運動神経も麻痺している。
「俺のこと、みんなには黙っててよ? その代わり、あんたとうちの奥方のこと、黙っておくから」
「……そういうことか」
胸の感触が手から離れた。佐助は首を伸ばし、笑う。
忍びの笑みとは違う。どこかで見たことのある笑みだ。
「気に入ってるんだよ? あんたのこと。俺のこと言ってもいいかな、って思うくらい。
……もっと、見る?」
赤い舌が唇を舐める。この笑みを知っている。
背に伸ばされる白い腕。強い脂粉の匂い。赤や桃や橙の灯り。あちこちで漏れ聞こえる嬌声。
熟れすぎて腐るのを待つばかりの、饐えたような甘い匂い。
遊郭、という言葉を思い出す。何故思い出したのだろう。
手が首にかかった。太い血管を的確になぞる。自然と息を詰め、体を強張らせる。
「ま、今いきなり、っていうのはバチ当たりそうだけど。気が向いたら、呼んでよ。
……飢えてる、んでしょ?」
目が細められる。赤い舌がちらちらと見え隠れする。手は相変わらず血の管を探る。
顔が近づく。濃く匂いを嗅ぐ。草いきれ。人の匂いではない辺りが忍びらしい。
どくん、と早鐘を打つ。血が巡る。脳が痺れる。このまま殺されてもいいかもしれない。
この女なら、小十郎を苦しめずに殺す。
こいひとよ9

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