両端に男根の亀頭を模った双頭の張り型を、それぞれの膣口に咥えたまま、
ふたりは背を向けたままの状態で、互いの尻を打ち付け合っていた。
紙燭の仄かな灯だけの宵闇の中、情欲に溺れる雌と化した、二匹の美しい淫
獣達の喜悦の声が、部屋の空気を怪しく満たす。
普段から恋人との情事によって、器具を使った行為に慣れている元親は勿論
の事、あまりそちらの方面は経験のなかった政宗も、いつしか自らその手の
道具を極秘に取り寄せるなど、恋人とでは得られぬ背徳の快楽に興じるよう
になっていったのである。
張り型の先端と、陰茎部に付けられた無数の球体が、政宗たちの膣道や内壁
を、これでもかと刺激し続ける。
「あっ、あっ、あんっ!イィっ、イィよおぉぉ!」
元々、膣口で快楽を得易い元親は、夢中になって腰を振り乱した。
「ま…待っ、元親っ…そんなに激しく動いたら、あ、当たっ…!」
元親の動きによって、反対側の亀頭部が、政宗の陰核や子宮口に絶妙な疼痛
を快感を与えてくる。
やがて、膣口への刺激だけでは物足りなくなったのか、いつしか元親は、己
の白い指を、奥ゆかしく収縮を繰り返していた尻穴へと導いていた。
中指を潜り込ませた後で、すんなりと人差し指も後孔へ挿入すると、愛する
男の名を、声にならない声で呼び続ける。
そんな元親に煽られるようにして、政宗もまた自分の指で、先程器具によ
って肥大した陰核を、摘み始めていた。
ふたりは背を向けたままの状態で、互いの尻を打ち付け合っていた。
紙燭の仄かな灯だけの宵闇の中、情欲に溺れる雌と化した、二匹の美しい淫
獣達の喜悦の声が、部屋の空気を怪しく満たす。
普段から恋人との情事によって、器具を使った行為に慣れている元親は勿論
の事、あまりそちらの方面は経験のなかった政宗も、いつしか自らその手の
道具を極秘に取り寄せるなど、恋人とでは得られぬ背徳の快楽に興じるよう
になっていったのである。
張り型の先端と、陰茎部に付けられた無数の球体が、政宗たちの膣道や内壁
を、これでもかと刺激し続ける。
「あっ、あっ、あんっ!イィっ、イィよおぉぉ!」
元々、膣口で快楽を得易い元親は、夢中になって腰を振り乱した。
「ま…待っ、元親っ…そんなに激しく動いたら、あ、当たっ…!」
元親の動きによって、反対側の亀頭部が、政宗の陰核や子宮口に絶妙な疼痛
を快感を与えてくる。
やがて、膣口への刺激だけでは物足りなくなったのか、いつしか元親は、己
の白い指を、奥ゆかしく収縮を繰り返していた尻穴へと導いていた。
中指を潜り込ませた後で、すんなりと人差し指も後孔へ挿入すると、愛する
男の名を、声にならない声で呼び続ける。
そんな元親に煽られるようにして、政宗もまた自分の指で、先程器具によ
って肥大した陰核を、摘み始めていた。
恋人との情事の際に、彼の陰茎をしゃぶりながら、下のふたつの口を、張り
型と糸に通した真珠の束で弄られるのが、気持ち良くてたまらない、と、酒
の席で耳にした事のある政宗だったが、こうして心友が快楽に溺れ切った様
を傍で見ていると、まるで自分が彼女を犯しているような、そして彼女が自
分を犯しているような気分になってきていた。
同性同士だからこそ、快楽のツボを緻密に探り当てる事が出来、異性とでは
味わえない悦びに、溜まった欲求を発散する事が出来る。
でも。
(ホントは…誰よりも、アイツに抱いて欲しいのに…)
(会いてぇよ…今すぐにでも……)
幾ら慰めあった所で、愛する男(ヒト)がいなくては、本当の意味では満た
されない。
心の何処かでは虚しい、と判っている筈なのに、止められない自分が情けな
い。
「…?」
政宗がそんな想いを脳裏に描いていると、不意に元親の下半身が、動きを止
める。
「……んだよ。変な所で止めんなよ。萎えるだろ?」
少々きつい口調で続きを促すと、ややあって元親は、律動を再開させた。
何だか、自分の胸の内を見透かされたような気がして、政宗は半ばそれらの
煩わしさを振り払うように、腰と指を動かし続けた。
元親に悪いとは思いつつも、政宗は心中で、己の愛しい男に呼びかける。
型と糸に通した真珠の束で弄られるのが、気持ち良くてたまらない、と、酒
の席で耳にした事のある政宗だったが、こうして心友が快楽に溺れ切った様
を傍で見ていると、まるで自分が彼女を犯しているような、そして彼女が自
分を犯しているような気分になってきていた。
同性同士だからこそ、快楽のツボを緻密に探り当てる事が出来、異性とでは
味わえない悦びに、溜まった欲求を発散する事が出来る。
でも。
(ホントは…誰よりも、アイツに抱いて欲しいのに…)
(会いてぇよ…今すぐにでも……)
幾ら慰めあった所で、愛する男(ヒト)がいなくては、本当の意味では満た
されない。
心の何処かでは虚しい、と判っている筈なのに、止められない自分が情けな
い。
「…?」
政宗がそんな想いを脳裏に描いていると、不意に元親の下半身が、動きを止
める。
「……んだよ。変な所で止めんなよ。萎えるだろ?」
少々きつい口調で続きを促すと、ややあって元親は、律動を再開させた。
何だか、自分の胸の内を見透かされたような気がして、政宗は半ばそれらの
煩わしさを振り払うように、腰と指を動かし続けた。
元親に悪いとは思いつつも、政宗は心中で、己の愛しい男に呼びかける。
(幸村…幸村ぁ……)
「──政宗殿」
「──政宗殿」
刹那。
頭上から降ってきた声に、政宗は弾かれたように顔を上げた。
そこにいたのは、夜目でも見間違えるはずのない、愛しき男の笑顔。
頭上から降ってきた声に、政宗は弾かれたように顔を上げた。
そこにいたのは、夜目でも見間違えるはずのない、愛しき男の笑顔。




