「おおお…お館様の子種がぁぁっ!感激でござるぅぅ」
『いやアンタもうそれ三回目』と言う突っ込みが何処からか聞こえてくる様な
気がしないでもないが、三度目の射精である。
「こんなものでは無いぞ!!」
「何と!?流石はお館様!!」
「次は『動かざる事山の如し』 幸村、お主の出番じゃあ」
「お任せくだされお館様!この幸村、全力を尽くしましょうぞ!!」
秘部の中で脈打つ男根を抜き出す事無く、背に回された両の腕で幸村の
身体はグイと引き上げられ、その勢いのまま今度は信玄の上半身が寝茣蓙に
吸い寄せられる。
「わしは一切動かん故、お主がどうにかせねばならんぞ」
「解り申したお館様っ」
目下にある汗ばんだ厚い胸板に掌を二つ重ね、それを支えに幸村はゆっくり
腰を上下に揺らす。
ズルリと秘部から男根が姿を現すが、幸村は器用に亀頭が抜け出る直前で
腰を一気に下へと落とす。瞬間、秘部の最奥に衝撃が走り、身体全体が
ビクリと撓った。
中を侵食する異物の大きさに加え、騎乗位の性質で体重の効果が付加され、
その衝撃は今までとはまた違った趣がある。
「う、あ…あぁぁっ」
ここに来て、初めて女っぽく聞こえるかもしれない(『らしい』ではないのが
悲しいところだ)悲鳴が部屋に響くが特別二人が様子を変える事はない。
「腕をあげたのう、幸村よ」
「お館様の、ご指導の賜物で、ありますっ…はうっ」
少し艶のある声を口から漏らしながらも、下半身のヌチュ、という卑猥な音を
止める気配は全く見せない。恐るべき体力である。
「お館様、幸村はいかがなものでありましょうか…ううっ」
「良くぞここまで成長した。しかしこれで満足するでないぞ。道はまだまだ
遠く果てしない」
「お館様の、仰る通りでござりまするぅぅ、ああっ…」
暫く、最奥からの衝撃、脈打つ粘膜とそれを食らう粘膜が擦れ合う刺激、
自分を見つめる熱い眼差しに逞しい肉体、それら全てが絶妙に絡み合い、
幸村に新たな絶頂を迎えさせようとしている。
「ぉお館、さぶぁあ…、幸村はもう我慢出来ませぬぅぅっ!」
「うむ、わしもじゃあぁぁ!」
共鳴する様に叫び、一瞬動きが止まる。
止まると同時、
「うけとれぇぇい!」
「うあっ、あ、あああぁぁっ!!」
ブルリ、と大きく身体が振るえ、幸村の身体がユラリと落ちる。
落ちた身体の中では新たな精が注ぎ込まれ、淫靡な熱をもたらして来る。
「…おや、くぁた、さまぁぁ…」
「ゆき、む、るあぁ…」
だが、四度目の絶頂を迎えた二人は最後にそう呟くと、余韻に浸る事無く
まるでこれまでの事が無かったかのように眠りに堕ちた。
それもその筈、この時点で既に時刻は午前四時。眠気の無い方がおかしいと
言う物で。
結局この日、甲斐の国に静寂が訪れたのは明け方近くだった。
微妙なタイムラグの原因は、寝言でさえも叫びあう熱血師弟であったのは
もちろん言うまでも無い。
『いやアンタもうそれ三回目』と言う突っ込みが何処からか聞こえてくる様な
気がしないでもないが、三度目の射精である。
「こんなものでは無いぞ!!」
「何と!?流石はお館様!!」
「次は『動かざる事山の如し』 幸村、お主の出番じゃあ」
「お任せくだされお館様!この幸村、全力を尽くしましょうぞ!!」
秘部の中で脈打つ男根を抜き出す事無く、背に回された両の腕で幸村の
身体はグイと引き上げられ、その勢いのまま今度は信玄の上半身が寝茣蓙に
吸い寄せられる。
「わしは一切動かん故、お主がどうにかせねばならんぞ」
「解り申したお館様っ」
目下にある汗ばんだ厚い胸板に掌を二つ重ね、それを支えに幸村はゆっくり
腰を上下に揺らす。
ズルリと秘部から男根が姿を現すが、幸村は器用に亀頭が抜け出る直前で
腰を一気に下へと落とす。瞬間、秘部の最奥に衝撃が走り、身体全体が
ビクリと撓った。
中を侵食する異物の大きさに加え、騎乗位の性質で体重の効果が付加され、
その衝撃は今までとはまた違った趣がある。
「う、あ…あぁぁっ」
ここに来て、初めて女っぽく聞こえるかもしれない(『らしい』ではないのが
悲しいところだ)悲鳴が部屋に響くが特別二人が様子を変える事はない。
「腕をあげたのう、幸村よ」
「お館様の、ご指導の賜物で、ありますっ…はうっ」
少し艶のある声を口から漏らしながらも、下半身のヌチュ、という卑猥な音を
止める気配は全く見せない。恐るべき体力である。
「お館様、幸村はいかがなものでありましょうか…ううっ」
「良くぞここまで成長した。しかしこれで満足するでないぞ。道はまだまだ
遠く果てしない」
「お館様の、仰る通りでござりまするぅぅ、ああっ…」
暫く、最奥からの衝撃、脈打つ粘膜とそれを食らう粘膜が擦れ合う刺激、
自分を見つめる熱い眼差しに逞しい肉体、それら全てが絶妙に絡み合い、
幸村に新たな絶頂を迎えさせようとしている。
「ぉお館、さぶぁあ…、幸村はもう我慢出来ませぬぅぅっ!」
「うむ、わしもじゃあぁぁ!」
共鳴する様に叫び、一瞬動きが止まる。
止まると同時、
「うけとれぇぇい!」
「うあっ、あ、あああぁぁっ!!」
ブルリ、と大きく身体が振るえ、幸村の身体がユラリと落ちる。
落ちた身体の中では新たな精が注ぎ込まれ、淫靡な熱をもたらして来る。
「…おや、くぁた、さまぁぁ…」
「ゆき、む、るあぁ…」
だが、四度目の絶頂を迎えた二人は最後にそう呟くと、余韻に浸る事無く
まるでこれまでの事が無かったかのように眠りに堕ちた。
それもその筈、この時点で既に時刻は午前四時。眠気の無い方がおかしいと
言う物で。
結局この日、甲斐の国に静寂が訪れたのは明け方近くだった。
微妙なタイムラグの原因は、寝言でさえも叫びあう熱血師弟であったのは
もちろん言うまでも無い。
こうして常識の通用しない国、甲斐の夜は明けてゆく。
朝になれば、また騒がしい一日が始まるだろう。
朝になれば、また騒がしい一日が始まるだろう。
もし何かの拍子に甲斐の国を旅する様な事があるなら、是非とも夜の
安眠対策には気をつけていただきたいと願うばかりである。
安眠対策には気をつけていただきたいと願うばかりである。




