元就様はぎゅっと目を閉じ、拳を握って、僕たちの視線を必死で受け止めている。
僕たちの視線は元就様の、
形の良い乳房と、細くくびれた腰と、控えめな茂みと、すらりとした太腿と、丸い尻と…
どこからどう見ても、魅力的な若い女性の体に釘付けになっていた。
ゴクリ、と唾を飲み込む音がそこらじゅうから聞こえて、
異様なざわめきとなって部屋を充たしていく。
「これが、…」
か細い声が、元就様の赤い唇から零れた。
小ぶりな美乳が大きく動き、元就様が胸いっぱいに息を吸い込んだのがわかる。
元就様はきつく閉じていた目を開き、
僕たちを見渡して、今度は覚悟を決めたような大きな声ではっきりと
「これが本当の我だ。我はずっとそなたらに嘘をついていた。我は女なのだ!」
と言った。
それからくるりと振り向いて、ザビー様に向かって跪いた。
小さな足の踵の上に載った尻たぶの間から除く肉の色に、
僕たち毛利家家臣団はあからさまに色めき立つ。
「ザビーさま、どうぞお許しください!
この戦乱の世の中で、毛利の家を守る為には、
家長たる我が他国に弱みを見せる訳にはいかなかったのです。
我が毛利家の一族は長命に恵まれず、我が父母も、それに兄も兄の子も
我が子供の頃に相次いで死にました。
毛利の家を継ぐ者は我しかいなかったのです。我は女である訳にはいかなかったのです。
ですから我は、兄の死以来ずっと、男として暮らして来ました。
…我が秘密を守る為に家臣を粛清したこともあります。すべて、毛利の家の為でした…」
高松城で暮らしていた頃から、元就様が他人が傍に寄るのを好まず
身近なお世話をする為に仕えている小姓にさえ、着替えの手伝いすらさせなかった理由を
僕は今はじめて理解した。
ザビー×サンデー(女)3
僕たちの視線は元就様の、
形の良い乳房と、細くくびれた腰と、控えめな茂みと、すらりとした太腿と、丸い尻と…
どこからどう見ても、魅力的な若い女性の体に釘付けになっていた。
ゴクリ、と唾を飲み込む音がそこらじゅうから聞こえて、
異様なざわめきとなって部屋を充たしていく。
「これが、…」
か細い声が、元就様の赤い唇から零れた。
小ぶりな美乳が大きく動き、元就様が胸いっぱいに息を吸い込んだのがわかる。
元就様はきつく閉じていた目を開き、
僕たちを見渡して、今度は覚悟を決めたような大きな声ではっきりと
「これが本当の我だ。我はずっとそなたらに嘘をついていた。我は女なのだ!」
と言った。
それからくるりと振り向いて、ザビー様に向かって跪いた。
小さな足の踵の上に載った尻たぶの間から除く肉の色に、
僕たち毛利家家臣団はあからさまに色めき立つ。
「ザビーさま、どうぞお許しください!
この戦乱の世の中で、毛利の家を守る為には、
家長たる我が他国に弱みを見せる訳にはいかなかったのです。
我が毛利家の一族は長命に恵まれず、我が父母も、それに兄も兄の子も
我が子供の頃に相次いで死にました。
毛利の家を継ぐ者は我しかいなかったのです。我は女である訳にはいかなかったのです。
ですから我は、兄の死以来ずっと、男として暮らして来ました。
…我が秘密を守る為に家臣を粛清したこともあります。すべて、毛利の家の為でした…」
高松城で暮らしていた頃から、元就様が他人が傍に寄るのを好まず
身近なお世話をする為に仕えている小姓にさえ、着替えの手伝いすらさせなかった理由を
僕は今はじめて理解した。
ザビー×サンデー(女)3