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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

忠勝×かすが2

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家康の居城に忍び入ったかすがを待っていたのは、驚きと疑惑だった。
「これは……?」
思わず口に出した言葉がいやによく響く。
かすがはキュッと口を結び、辺りを素早く見渡した。
冷たい空気に混じっているのは鉄臭い油のにおいだ。それが、はるか下方から階段をつたって
流れてくる。
――地下室、か。
かすがは視線をあちこちに動かしながら、猫よりも静かに足を踏み出した。
ここに至るまでの道のりは平穏そのものだった。城下町も道行く人も、城の門番も城の
内部も拍子抜けするほどの明るい表情でかすがを驚かせた。
三河に不穏な動きあり。なんだ偽情報を掴まされたか、と思った矢先に地下へと続く扉を
発見したのだった。
疑り深く足元の暗闇を睨みながら、かすがは慎重に足を進めた。
通路の横幅は人ひとりが通行するのがやっとの広さしかない。それがぐねぐねと蛇行する
ように曲がっていて、ひどく見晴らしが悪かった。人の気配がないのが幸いだった。
しばらく経って、ようやく地下の構造が分かってきた。
例えるなら、ここは巨大な蟻の巣だった。
下へ下へと無数に広がる地下道と、等間隔に点在する鉄の扉。重量感のある扉を極力静かに
開けてみると、ちょっとした空間が広がっている。鉄くずを無造作に積み上げた部屋や
平たい布団が敷かれた畳部屋、食事を摂った形跡の残る部屋もあった。
明確な生活臭があるにも関わらず、依然人の気配だけはしなかった。
かすがは撤退した方がいいと分かっていながら、なおも階段を下り続けた。
鉄臭い悪臭がどんどん濃くなってきたからだ。
危険な、嫌なにおいに近づくということ――それは取りも直さず、三河へ潜入した目的を
達成できるという予感に他ならない。

無謀なことをした、とかすががハッキリ悟ったのは、その直後のことだった。
目の前には、すり鉢のような形状になっている大部屋が広がっている。これまでの道のりが
蟻の巣なら、ここはさながら蟻地獄の巣だった。
「ここは……?」
部屋に踏み込んだかすがの背後で、扉が不気味な音を立てながら閉まる。
――しまった!!
叫んで後ろを振り向く前に、全身を電撃が駆け抜けた。
「う、あああ――ッ!!」
閃光が暗闇を斬り裂く。
鋭い痛みが全身を這い回っては、眼前でチカチカと光が跳ねた。
体の自由が利かない。
かすがは前のめりに倒れていくのを感じながら、前方へ視線を投げた。
部屋の中央に巨大な人影が見えた。
稲妻に照らされた彼の装甲が、剣呑な光でかすがの目を嬲る。
「本多、忠勝……!」
最後の抵抗のように声を絞り出す。
かすがの意識は、暗く重く濁っていった。

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