戦国BASARA/エロパロ保管庫

信長×濃姫 5

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bsr_e

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む、と唸る声が聞こえて、濃姫は信長の顔を窺った。
見れば濃姫の装束を脱がそうとしているのだが、見慣れぬ上に扱い慣れぬ、いつもとは違う
服のために、どうしたものかと思案している様子である。
それがまた、濃姫の胸を焦がした。
なんというか――年若い頃の夜のもどかしさを思い出し、興奮とも違う奇妙な熱い感情が
込み上げてきたのだ。
「お待ちを」
信長が短気を起こして、まつから拝借している装束を引きちぎっても困る。
彼の手に手を重ねて、自分で脱ぐと濃姫は目で言う。
しかし信長はかすかに首を横に振った。
これでいい、と。
「上総介様?」
明らかに愉しんでいるときの顔だ。信長はこの状況を面白がっている。
まず腰の防具と帯が解かれた。
だがこの衣装は普通の着物と違うので、それだけでは衿を割って肌に触れることはできない。
「あ……っ」
腰のあたりから潜り込んだ手が、布と肌との狭い隙間で窮屈そうにしながら、ゆっくりと
濃姫の肌をまさぐった。
ぴったりとした装束が余計に張って苦しく、しかしそのせいで密着している信長の手のひらの
感触が心地いい。
宝物を見つけたように勢いよく伸びた手が、濃姫の乳房を握り締めた。
布の下で骨ばった手が力強く動き、柔らかな乳がぐにゃぐにゃとかたちを変えている。
「……っん、ふ」
抑えた喘ぎで信長に応えながら、濃姫は彼の首に手を伸ばして優しく撫でた。
なぜだか、いつもは畏怖すら感じる男の顔が、かつて「尾張の大うつけ」と呼ばれていた
ころの、破天荒な野生児然とした青年の顔をしているように見えたのだ。
愛しいという思いが胸を握り締める。濃姫はそれに翻弄されながら、手繰り寄せるように
信長の首を撫で続けた。
器用なもので、信長は己の甲冑をゆっくりと脱ぎ捨てつつも片手での愛撫を止めようとはしない。
渋い顔の中に焦りと余裕の表情が交互に浮かんでは、濃姫のことを睨むようにして見つめる。
思わず微笑を漏らして見返せば、信長は調子に乗るなとでも言いたそうな顔をして濃姫の
乳首をつねった。
「あああ……ッ!」
突然の襲撃に、濃姫はびくりと体を仰け反らせた。
嬌声を上げる濃姫の口を、信長の唇が塞ぐ。
さらには後ろから後頭部を押さえて逃げ場を失くしたところで、信長は口を吸いながら
胸の突起を執拗に虐めた。
「ん、く、ふぅっ……はふっ!」
指の腹で先端を撫で、転がす。優しく労わるようにさすってから、親指と人差し指でぎゅっと
潰すように捻り上げた。
口の方も容赦がない。
痛みに歪んだ濃姫の顔に髭を押しつけながら、丹念に唾液を唇にまぶしていき、口中で舌を
ねっとりと絡ませたかと思うと、唐突に口を離した。今のねんごろな口づけが嘘のように、
荒々しく歯を当てて、本当に噛みついてくる。
呼吸すら許さぬように覆い被さってくる信長の隙をついて、濃姫はひと呼吸を得難いものの
ように大事に肺腑の奥にしまい込んだ。
空気が甘露のように甘い。……いや、信長の唾液が甘いのだろうか。
どちらがそうなのか判別がつかない。
ただ、尊いものを欲深に貪り合いながら、濃姫は自覚できるほどの必死な顔をして信長の
肩を抱いた。

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